さぁ、『カクヨム』で生きて行こうか。コンテスト編

第7話 文字数。

　さてさて皆さま、文庫一冊の文字数ってどの位か知っていますか？

　カクヨムコンテストの長編が10万字以上ってありますから、まぁそれ位なのでしょうと思っていましたが、好奇心旺盛な私は調べてみたのですよ。ふ・ふ・ふ。

　文庫一冊　10万字～12万字が目安なのだそうです。

　ということはですよ、皆さま。

　出版する側としては、10万字～12万字でお話が一区切りしていると助かるわけですよね。

　売れっ子作家さんなら、長い連載の方が良いわけですが、大化けするかしないか分からない素人作品であれば、まず一冊！　が大事なわけです。

　だから、10万字～12万字にまず勝負をかける。

　起承転結を全部放り込んで、まずは一旦完結。

　続編は、その次から考える。

　どうしてこんなことを調べたのかといいますと、冲方丁さんが

「一般論として、（原稿用紙）1000枚を超えるとコスト的に出版しづらくなる」

とおっしゃっていたからです。

　原稿用紙250枚が10万字になりますので、40万字以上だとコストがかかるということですね。（売れている作品は、論外ですが……）

　ということで、長編を書くときにも文庫一冊分の文字数をイメージしながら書いてみましょう。

　文字数に縛られず自由に書きたい！　という方は、別ですよ～。

　これはあくまでも、月猫論だと思って頂ければ幸いです。

　文章教室とか行ったことがないので……。