第4話 俺は動物とスライムから信用がないのか?

 夜。なんか突発的にアイスを食べたくなった。


 けど、アイスがない。


 買いに行くか!


 俺が玄関に行くとスラさんとキツネのユリカが陣を張っていた。


「ぷるぷる!! 」「クキューン! 」


 どうやら行かせたくないらしい。


 けど、アイスは食べたい。


「ぷるぷふ……」「クキューン……」


 おいおいそんな悲しそうな声出すなよ。


「30分ぐらいで帰ってくるから。ね? 」


「「……」」


 あのー、無言で俺のことを見つめるのをやめてください。


 なんか俺が悪いことをしてるみたいに感じるから。


「……はいはい。わかったよ。買いに行かないから」


「ぷるぷる♪ 」「クキューン! 」


 俺はリビングに戻って座るとスラさんは左腿に、ユリカは右腿に頭を乗っけて立ち上がらせないようにする。


 信用ないのかな? 俺。

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