第13話神の鍛治職人・・・
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翌日朝…
陽太『朝になっても起きない…』
陽太『大丈夫だろうか?』
陽太「・・・」
陽太『どうにかしてあげたいけど、どうしたら良いんだろうか…』
陽太「あ!」
陽太「そうだ、鑑定したら分かるか!」
陽太「鑑定魔法」
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【エリス・ホォン・ラフテルト】【女】
年齢【14歳】
種族【ハーフエルフ】
レベル【18】
HP【10,750】MP【15,000】
職業【ラフテルト王国第一王女】【魔弓士】
【勇者,陽太の婚約者】
【Cランクのクラン賢勇の副団長】
【精霊使い】【銅のEランク冒険者】
スキル【上級弓術】【精霊召喚】
【中位精霊召喚】【上位精霊召喚】
【読心】【状態異常回復】
【付与魔法】【初級身体強化】
【回復魔法】【矢生成】【詠唱破棄】
【探知魔法】【5属性適正】
火 : 火の矢,爆発の矢
風 : 風の矢,インビジブル
雷 : 電撃の矢
光 : ヒール,エリアヒール,解毒魔法
無 : 身体強化,属性付与,異常状態解除
探知魔法,精霊召喚魔法
加護【精霊の加護】【生命の女神の加護】
状態【気絶】
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陽太「状態【気絶】って、ステータスに、出るんだな」
陽太「気絶って回復で治るのかな?」
陽太「やってみるか。」
陽太「ヒーリングライト」
陽太「どうだ?」
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【エリス・ホォン・ラフテルト】【女】
年齢【14歳】
種族【ハーフエルフ】
レベル【18】
HP【10,750】MP【15,000】
職業【ラフテルト王国第一王女】【魔弓士】
【勇者,陽太の婚約者】
【Cランクのクラン賢勇の副団長】
【精霊使い】【銅のEランク冒険者】
スキル【上級弓術】【精霊召喚】
【中位精霊召喚】【上位精霊召喚】
【読心】【状態異常回復】
【付与魔法】【初級身体強化】
【回復魔法】【矢生成】【詠唱破棄】
【探知魔法】【5属性適正】
火 : 火の矢,爆発の矢
風 : 風の矢,インビジブル
雷 : 電撃の矢
光 : ヒール,エリアヒール,解毒魔法
無 : 身体強化,属性付与,異常状態解除
探知魔法,精霊召喚魔法
加護【精霊の加護】【生命の女神の加護】
状態【健康】
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陽太「お!治ってる!」
陽太「回復魔法って便利だな。」
エリス「ん……」
エリス「よう…た?」
陽太「大丈夫か?」
エリスが、体を起こすと、頭を少し抑えた。
エリス「!っ…」
陽太「どうした⁉︎」
エリス「…私……!陽太!怪我は無い⁉︎モンスターピートは⁉︎被害は⁉︎どうなったの?」
陽太「ひとまず、落ち着いて。」
エリス「わっ分かった。」
陽太「まず、俺はこの通り元気だ。」
そう言って、俺は腕を回したり体を動かした。
エリス「ふふっ、変なの。」
陽太「//っ…確かに変だな、あと、モンスターピートは、ちゃんとモンスターを全部倒したよ。」
エリス「え?全部倒したってことは…」
エリス「倒したの⁉︎どっドラゴンを⁉︎」
陽太「もちろん!」
エリス「陽太ってやっぱりすごい。」
陽太「ありがとう。」
陽太「ただ被害は…」
エリス「え……そんな…」
陽太「戦闘や治療に、最善を尽くしたけど、モンスターに食べられたり、跡形もなく消えてしまった人は、救えなかった。」
エリス「・・・」
陽太「被害は…560人中、93人だ。」
エリス「そっ…か、93人もの人が…」
陽太「ごめん、俺の力が未熟なせいに。」
エリス「⁉︎そんな事は、ありません!」
エリス「陽太が、応戦に行っていなかったら、あそこにいた人たちは皆んな無事じゃなかった。」
陽太「エリス……ありがとう。」
陽太「元気が出たよ。」
エリス「それならよかったよ。」
エリス「・・・」
陽太「・・・」
エリス「・・・」
陽太『気まずい…』
エリス「この後は、どうするの?」
陽太「‼︎…この後は、ギルドに行こうと思ってるよ。」
陽太「モンスターピートで、倒したモンスターを買い取ってもらわないと。」
エリス「なら、ここにいる四人全員で行こうよ!」
陽太「⁇…ここには、俺とエリスしかいないよな?」
エリス「隠れてるんだよ。」
エリス「ミエル、ティナ2人ともそこに居るんでしょ?」
(ガタッ!)
エリスが、そう言うと扉の方にあったクローゼットの中から物音がした。
陽太「まさか…そんな所に隠れてるの?」
そう言うと、クローゼットの中からティナと、ミエルが出てきた。
(ガチャ)
ミエル「ティナ、だから言ったじゃ無いですか、クローゼットでは、なくベッドの下に隠れましょうと…」
陽太『ベッドの下に隠れようとしたんだ…』
ティナ「何でバレたんですか〜?」
陽太「確かに、何で気づいたの?」
エリス「それはね、私がハーフエルフの中でも特に探知魔法と、勘が鋭いからだね。」
陽太「それでも、分かるものなのか?」
エリス「うん。」
エリス「クローゼットの周りに、魔力の反応があったからね。」
ミエル「なるほど。」
ティナ「所で、今からギルドに行くのよね?」
陽太「そうだね。」
ティナ「それなら、ちょっと寄りたいところがあるんだけど、良いかな?」
エリス「良いけど、どこに行くの?」
ティナ「実は、アーティファクトを持ってるんですけど、だいぶ前の戦闘で壊れてしまって、修理に出してたんですけど、それが今日取りに行けるので行きたいんです。」
ミエル「アーティファクトを持ってるんですか⁉︎」
陽太「アーティファクトって何?」
エリス「私も、持ってますよ。」
陽太「そうなの?」
エリス「はい、アーティファクトって言うのは、普通の武器では、無く色々な能力がついている物です。」
エリス「例えば、私は弓のアーティファクトなのですが、能力は自動修復と能力伝達率上昇です。」
陽太「ん?」
陽太「って事は、聖剣とかって…?」
エリス「はい、アーティファクトですよ。」
陽太「そっそうだったんだ。」
ミエル「もしかして、賢勇のパーティーの中でアーティファクトを持ってないのって私だけ?」
エリス「まぁ、そうですね、でもこれからの冒険でミエルさんのアーティファクトも見つかりますよ。」
ティナ「アーティファクトなら、頼めば、私のオヤジが作ってくれるよ。」
ミエル「え?」
エリス「もしかしてティナさんのお父様って神火の鍛治職人何ですか⁉︎」
ティナ「そう言えばそんな事言ってた様な…?」
陽太「進化?」
エリス「いえ、神に火と書いて神火です。」
ミエル「凄いんですか?」
エリス「凄いなんて物じゃありません!」
陽太「‼︎おっお〜…」
エリス「良いですか、アーティファクトとは、古来に金属と鍛冶をつかさどる神が、火をつかさどる神と共に世界に10個の武器を作りこの世の各地に散らばらせたのが始まりです。」
エリス「その10個の武器を神器と言います。」
エリス「その10個の武器は6大陸に1つずつあり、残りの4個は何処かにあるもしくは、その神器に合う加護とスキルを持つ者の前に現れると言います。」
陽太「それは、聖剣と他にどんな武器なの?」
エリス「文献によると、
神域であるウーグ大陸には、絶対神の腕輪、
世界樹のあるヘリギ大陸には、精霊王の弓が獣人の国デモン大陸には、獣王の斧が、
巨人族の国ジェスト大陸には、盾が、
魔王が居るグリデ大陸には魔王の魔剣が、
そしてこのアフカ大陸には、聖剣が、
あと伝説ですが、海の中に住んでいると言われている者たちには、槍があと、空には指輪があると言われており残りの二つは、存在すら分かっていません。」
陽太「聖剣って凄いんだな。」
エリス「はい、ですがこの世にだった1人のドワーフがそれら全ての神器を集めその作りを学び独自に開発した物がアーティファクトてす。」
陽太「って事は、ゴイルがその神器を全て集めた人なの?」
エリス「いえ、この話は何千年も昔のことなので恐らく知識だけ伝承されたのでしょう。」
今の話が気になりティナの方を見ると。
ティナ「なるほど…」
と、1人頷いていた。
陽太「え?もしかして、ティナも、知らなかったのか⁉︎」
ティナ「はい、神器とアーティファクトの関係は、知ってましたが、その他は全くです。」
ミエル「それなら、ギルドに行くのはまた今度にして、ゴイルさんの所に行こうよ!」
陽太「そうだな、聞きたい事がたくさんあるしな。」
エリス「うん、そうだね。」
陽太「では、行きますか!」
ティナ「先に、私のアーティファクトですよ〜。」
陽太「そうだな。」
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