第7話新たな事実そして・・・

ーーーーーーーーー翌日ーーーーーーーーー陽太「ん…」

陽太「朝か…」

陽太「ゔっ筋肉痛で、全身の筋肉が痛い…」

エリス「昨日は、何をしたの?」

陽太「‼︎えっエリス⁉︎」

陽太「え?ここって俺の部屋だよな⁉︎」

エリス「そうだよ。」

陽太「何でいるの⁉︎」

エリス「呼んだけど出てこなかったから。」

陽太「それは、ごめん。」

エリス「で?昨日何してたの?」

陽太「昨日は、騎士団の訓練に参加してた…」

エリス「え?昨日の訓練って団長との、逃走訓練に参加してたの⁉︎」

陽太「うん、めちゃくちゃきつかった。」

エリス「そりゃそうよ。」

エリス「回復魔法をかけてあげる。」

陽太「ありがとう。」

エリス「ヒール」

陽太「ありがとう、楽になったよ。」

エリス「それは、良かった。」

陽太「所で今日は、どうしたの?」

エリス「今日は、一日休みだから、大図書館に行ってから、外に行こうかと思って。」

陽太「大図書館に行けるの?」

エリス「うん、お父様にお願いしたら、陽太は、エリスの婚約者なのだからどこへ行っても良いぞって言ってたから。」

エリスの顔が赤くなる。

陽太「わざわざ頼んでくれてありがとう。」頭を下げる。

エリス「‼︎頭を上げてよ。」

陽太「えっでも…」

エリス「いいの、いいの。」

エリス「私も行きたかったし。」

陽太「そうなのか?」

エリス「そうなの。」

エリス「ちょっと調べたい事があってね。」

陽太「それじゃ行こうかっと、その前にちょっと着替えさせて。」

エリス「うん、いいよ。」

陽太「ありがとう。」

エリス「・・・」

陽太「・・・」

エリス「どうしたの?」

陽太「え?どうしたのってこっちのセリフだよ…何で出て行かないの?」

エリス「いいじゃん!結婚してるんだし!」

陽太「ゔっ!そっそれでも!」

エリス「むぅ〜。」

陽太「むぅ〜じゃ無くて。」

エリス「・・・」

陽太「…分かったよ、でもあっち向いてて。」

エリス「‼︎」

エリス「分かった!」

エリスが、後ろを向く。

陽太『やっと着替えれる。』

数分後…

陽太「エリス、もう良いよ。」

エリス「分かった!」

エリスがこっちを向く。

陽太「それじゃあ、大図書館に案内してくれる?」

エリス「うん!」

エリス「着いて来て。」

陽太「分かった。」

数分後…

エリス「着いたよ。」

陽太「やっぱり扉、デカいよな〜。」

エリス「そうだね〜。」

エリス「こんなに大きく無くていいのに。」

エリス「とりあえず、入ろうか。」

陽太「そうだな。」

(ガチャッ…ギ〜…)

扉が開かれ、部屋の中が見えて来た。

そこには、とてつもない数の本が入った、本棚が設置されていた。

陽太「す…すごいな。」

???「久しぶりね、エリス。」

???「そして、初めまして、陽太さん。」

陽太「初めまして。」

陽太「エルフの女性?」

エリス「お久しぶりです!お母様!」

陽太「エリスの、お…お母様⁉︎」

???「はい、私はエリスの母でありこの、ラフテルト王国の女王である、セシル・ホォン・ラフテルトです。」

陽太「はっ初めまして俺は、エリスさんと、婚約させて貰った神川 陽太と申します。」

セシル「はい、知っていますよ。」

セシル「少し大変だと思うけど、娘をよろしくお願いしますね。」

陽太「はい、分かりました。」

エリス「な!お母様、少し大変だと思うけどってどう言う事?」

セシル「だって、そいじゃない。」

エリス「も〜!」

エリスの顔が赤くなる。

セシル「ふふっ!」

エリス「何よ!」

セシル「すぐに顔が赤くなる癖は、治ってないのね。」

エリス「な!」

セシル「エリス、私は、もう部屋に戻るわね。」

エリス「‼︎」

エリス「はい…」

セシル「陽太さん、エリスをお願いしますよ。」

陽太「はい、分かりました。」

セシル「エリス。」

エリス「はい!」

セシル「幸せになりなさい。」

(ギー…ガチャン!)

エリス「・・・」

陽太「エリス?」

エリス「さっ!早く本を読みましょ!」

そう言ったエリスの声は、震えていた。

陽太「エリス?どうしたの?」

エリス「何でもないわ。」

陽太「そうなの?」

エリス「えぇ、そうよ。」

陽太「泣いてるのに?」

エリス「‼︎」

エリス「泣いてなんかないわよ。」

エリス「・・・」

後ろからそっとエリスを抱きしめる。

陽太「俺に出来る事なら何でも言って。」

エリス「うっ…うっ…うわぁ〜ん」

するとエリスは、緊張が、ほぐれたのか、大声で泣き出してしまった。

俺は、エリスを抱きしめたまま、エリスの頭を撫でた。

数分後…

エリス「グス…グス…」

エリス「よぅだ…」

陽太「なに?」

エリス「どうじよう…お母様が、お母様が、死んじゃう。」

陽太「な⁉︎」

陽太「エリス、それは、どう言う事?」

エリス「お母様は…結晶型魔力傷害って言う病気で…魔力が、体の中で結晶化して、最後には、魔力結晶により、後二週間もかからずに、心臓を止めてしまうの。」

陽太「そんな…」

エリス「陽太、どうしよう…私…私。」

陽太「大丈夫…絶対に、セシルさんは、俺が助けるから。」

エリス「本…当?」

陽太「あぁ、本当だ、だからエリス、セシルさんの部屋に連れて行ってもらえるかな?」

エリス「分かった。」

エリス「着いて来て。」

陽太「分かった。」

数分後…

エリス「ここよ…」

陽太「ありがとう。」

(コンコン)

陽太「セシルさん?」

セシル「どなた?」

陽太「陽太です。」

セシル「陽太さん?」

陽太「入ってもよろしいですか?」

セシル「そこにエリスは、いる?」

エリスが首を振る。

陽太「いえ、エリスは、大図書館で本を読んでいます。」

セシル「そう、ならなぜ私の部屋が、分かったの?」

陽太「セシルさんの後をついて来たからです。」

セシル「そう…」

セシル「いいわよ、お入り。」

陽太「はい、失礼します。」

(ガチャ…ギ〜…ガチャン)

セシル「どうしたの?」

陽太「エリスから聞きました、あなたの病の事を。」

セシル「そう…聞いたのね。」

セシル「聞いたなら分かっているでしょう?」

セシル「私は、もう助からない。」

陽太「いえ!助けます!」

セシル「どうして?」

陽太「どうしてってそんなの、婚約者の母親が病気って知ったら、助けたくなりますよ!」

セシル「優しいのね。」

陽太「いえ、当然のことです。」

陽太「あの、見させてもらってもよろしいですか?」

セシル「えぇ、いいわよ。」

陽太「鑑定魔法」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【セシル・ホォン・ラフテルト】【女】

年齢【50】

種族【アークエルフ】

レベル【87】

HP 【58,000】MP【759,000ー759,000】

職業【ラフテルト王国女王】【精霊使い】

  【世界樹の守り人】

スキル【精霊召喚】【五属性適正】

   【身体強化】【聴覚強化】

   【属性付与】【魔力付与】

水 : 水の矢,水球,ウォーターカッター

  水の盾

土 : 土の矢,土壁,土槍,ゴーレム召喚

風 : 風の矢,ウィンドウカッター,龍の竜巻

光 : 光の矢,ヒール,ヒーリングライト

  解毒魔法

無 : 身体強化,聴覚強化,精霊召喚

加護【精霊王の加護】【世界樹の加護】

  【生命の女神の加護】

状態【結晶型魔力傷害・極】【魔力枯渇】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

陽太「な!」

セシル「無理だったら、無理でいいのよ。」

陽太「いえ、最善を尽くします!」

陽太「ステータスオープン」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【神川 陽太】【かみかわ ようた】【男】

年齢【15歳】

種族【人間】【異世界からの来訪者】

レベル【24】

HP【170,000】MP【310,000,000】

職業【勇者】【賢者】【大賢者の卵】

  【神々の使徒[仮]】【剣士】

  【テイマー】【ヒーラー】

  【銅のDランク冒険者】

スキル【限界突破】【全属性適正】

   【詠唱破棄】【読心・強】【鑑定】

   【完全言語翻訳】【異常状態魔法】

   【武器強化】【身体強化】

   【特級剣術】【特級体術】

   【特級回避術】【高速成長】

   【創造魔法】【中級異常状態回復】

   【転送魔法】【意思伝心魔法】

   【消音魔法】【反射結界魔法】

   【危険感知魔法】【テイム】

   【スキル会得必要経験値半減】

   【レベルアップ必要経験値半減】

   【生命力+100,000】

   【MP自動回復1秒間100,000】

   【HP自動回復1秒間100,000】

   【神器召喚】【隠ぺい魔法】

   【複合魔法転送結界】

【大賢者の卵による随時魔法構築速度上昇】

火 : 火球,火槍,炎の竜巻

水 : 水球,水槍,水の盾

風 : 風撃,龍の竜巻,インビジブル

  落下速度軽減

土 : れき弾,土壁,ゴーレム召喚

雷 : 呼雷,麻痺,雷撃

氷 : 氷槍,凍結,絶対零度[極大魔法]

光 : ヒールヒーリングライト,エリアヒール

  エクストラヒール[極大魔法]

  聖なる光,命の水[極大魔法]

闇 : 死の呪い,魔物召喚

  ブラックホール[極大魔法]

無 : ゲート,収納魔法,身体強化,属性付与

  結界魔法,探知魔法

複合 : 転送結界,

加護【勇者の加護】【主神の加護】

  【武神の加護】【魔法神の加護】

  【創造神の加護】【知恵の神の加護】

  【剣神の加護】【生命の女神の恩恵】

状態【健康】【緊張】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セシル「すごいステータスね。」

陽太「ありがとうございます。」

陽太「エクストラヒール」

(カッ!)

陽太「ゔっ眩しい!」

陽太「セシルさん、大丈夫ですか?」

セシル「えぇ大丈夫よ。」

陽太「鑑定魔法状態」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー状態【結晶型魔力傷害・極】【魔力枯渇】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

陽太「そんな!」

セシル「もう良いのよ。」

陽太「いえ!まだ魔法は、あるので。」

陽太「ステータスオープンMP」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーMP 【309,800,000】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

陽太「命の水」

(ふわぁん)

目の前に大きな花が咲いて来て、一滴の水を落とした…

すると…

(カッ!)

陽太「どうだ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー状態【結晶型魔力傷害・中】【魔力枯渇】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー陽太「よし!」

陽太「それならもう一度…命の水」

(ふわぁん)

陽太「・・・」

(カッ!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー状態【魔力枯渇】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー陽太「やりましたよ!セシルさん。」

セシル「そう……ありがとう…本当に、ありがとうございました…」

そう言ってセシルさんは、涙を流す。

陽太「いえまだです。」

セシル「え?」

陽太「まだ魔力枯渇が残っています。」

セシル「それは…」

陽太「創造魔法」

[MP自動回復1秒間100,000+付与魔法]=スキル付与[MP自動回復1秒間100,000]

(ピロン!)

陽太「よし!」

陽太「付与魔法、スキル付与!」

[MP自動回復1秒間100,000]

陽太「鑑定魔法MP」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーMP【759,000ー759,000】

MP【20,000】

MP【40,000】

MP【60,000】

MP【80,000】

MP【100,000】

MP【120,000】

MP【140,000】

MP【160,000】

MP【180,000】

MP【200,000】

MP【220,000】

MP【240,000】

MP【260,000】

・・・

・・・

・・・…

MP【759,000】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーセシル「ありがとう、本当に、ありがとう。」

陽太「どういたしまして。」

セシル「どう感謝を、すれば良いのか…」

陽太「感謝なら、そこにいるエリスにしてあげてください。」

エリス「‼︎」

セシル「え…エリス?」

エリス「お母様…」

エリスがセシルさんに飛びつく。

セシル「エリス、本当にありがとう。」

エリス「良かった…本当に、良かったよ〜!」

エリス「陽太、本当にありがとう。」

陽太「いや、いいよ、ただ、ちょっと俺…」

セシル「陽太さん?」

エリス「陽太?」

陽太「エリス…ちょっと俺また急性魔力枯渇になっちゃった。」

(バタン!)

セシル「陽太さん!」

エリス「大丈夫ですよ、お母様、前にも一度なったので。」

エリス「それじゃお母様、陽太を、部屋に連れて行って来ます。」

セシル「気おつけてね…」

エリス「はい!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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