第2話冒険者ギルド・・・
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冒険者ギルドに着く。
(ガヤガヤ、ワーワー)
陽太「結構騒がしいんだね。」
エリス「そうね、早いうちに登録しに行こうか。」
陽太「そうだね。」
ギルド受付員「冒険者ギルドへ、ようこそ、こちら、ミエルが対応します。」
ミエル「ご用件は、なんでしょう?」
エリス「2人の冒険者登録を。」
ミエル「かしこまりました。」
ミエル「では、この水晶に手をかざしてください。」
エリス「はい。」
数秒後…
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【フラン】【女】
年齢【14歳】
種族【ハーフエルフ】
レベル【18】
HP【1,750】MP【8,000】
職業【魔弓士】
スキル【上級弓術】【付与魔法】
【初級身体強化】【回復魔法】
【矢生成】
火 : 火の矢
風 : 風の矢
雷 : 電撃の矢
光 : ヒール,エリアヒール
無 : 身体強化,属性付与
加護【精霊の加護】
状態【健康】【緊張】
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ミエル『えっ…4属性持ち⁉︎』
エリス「…どうかしましたか?」
ミエル「いえ、なんでもないです。」
ミエル「ありがとうございました。」
ミエル「では、次の方。」
ミエル「どうぞ。」
陽太「はい。」
数秒後…
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【陽太】【ようた】【男】
年齢【15歳】
種族【人間】
レベル【0】
HP【1,000】MP【5,000】
職業【剣士】【魔法使い】
スキル【身体強化】【中級剣術】
【初級体術】【中級回避術】
【初級異常状態回復】【5属性適正】
火 : 火球,火槍
水 : 水球
風 : 風撃,インビジブル
光 : ヒール
無 : 収納魔法,身体強化
加護
状態【健康】
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ミエル『えっ…こっちは、職業2つの5属性持ちで、収納魔法⁉︎』
ミエル『えっ…収納魔法って神話の魔法なんじゃ。』
ミエル「あ、ありがとうございました。」
ミエル「しゅ…収納魔法を、お持ちなんですね。」
陽太「はい、でもあんまり入らないんですけどね。」
エレナ「そうですか、でも収納魔法なんて言う神話の魔法を、持っているだけで凄い強みですよね。」
陽太「そうですね。」
陽太「収納魔法があってラッキーだと思います。」
ミエル「そうですね〜。」
ミエル「では、実技試験をしてもらうので、受験料1人銀貨5枚で、合計、銀貨10枚です。」
エリスが、銀貨10枚を、渡す。
エリス「はい。」
エレナ「はい、銀貨10枚ちょうどいただきます。」
ミエル「では、準備が出来次第奥のドアから出て試験表を、渡して試験を、受けてください。」
陽太「分かりました。」
陽太「じゃあ、フラン行こうか。」
エリス「そうね。」
奥のドアから出る。
ギルド員「次の試験者は、お前らか男と、エルフか?」
エリス「いえ、ハーフエルフです。」
ギルド員「お〜めずしいなぁ。」
エリスが、試験表を、渡す。
ギルド員「ふむ……」
陽太『俺らのステータスが書いてるのか?』
ギルド員「はぁ〜4属性持ちに、職業3つの5属性持ちで、収納魔法もちかよ。」
ギルド員「まぁ〜良い、試験を始める。」
陽太,エリス「はい。」
ギルド員「まずは、陽太俺と、1対1の模擬戦を、してもらう。」
ギルド員「用意は、出来たな。」
陽太「はい。」
ギルド員「では、始め。」
ギルド員が素早く俺に近づき切りかかって来るが、俺がギルド員の剣を、避け寸止めの、カウンターを入れると…
ギルド員「なっ!まじかよ。」
ギルド員「はぁ〜剣の試験は、合格だ。」
陽太「ありがとうございました。」
ギルド員「そう言えばお前ら、冒険者になりたいんだったらその敬語やめろよ、舐められるからな。」
陽太「分かった。」
エリス「分かったわ。」
ギルド員「では、次にフランここから、あっちにある的を、矢に1つずつ属性を付けて射抜いてくれ。」
エリス「はい。」
そう言われ、エリスは、次々と数10m以上離れている的に属性の付いた矢を、当てていく。
ギルド員「ぜ、全部ど真ん中、しかも威力も充分にある。」
ギルド員「フラン、弓の試験合格。」
ギルド員「次に陽太、魔法の試験を始める、陽太は、ここから500m離れているあの的に魔法を当てろ。」
陽太「分かった。」
陽太「火球!」「風撃!」「水球!」
俺が放った3つの魔法は、全て的に当たった。
ギルド員「……はぁ〜まじか。」
ギルド員「陽太、魔法の試験も合格!」
ギルド員「これにて、フラン、陽太の試験を、終了する!」
ギルド員「よって、フラン、陽太、この2名を冒険者として認める。」
ギルド員「この紙を、受付のミエルに渡してくれ。」
陽太「分かった。」
ミエル「お疲れ様でした。」
ミエル「試験の結果表を、貰います。」
陽太「はい。」
ミエル「ありがとうございます。」
ミエル「えっ…ご、合格おめでとうございます、試験結果により、あなたたち2名を銅のEランク冒険者として、登録します。」
陽太「銅のEランク冒険者?」
ミエル「あっすいません、説明させてもらいます。」
ミエル「冒険者には、それぞれ強さや、こなして来た依頼や、モンスターや盗賊の討伐数
によってランク分けされています。」
ミエル「あと、依頼の終了期限が過ぎると、ランクが下がるか、罰金がありますので、気おつけてください。」
陽太『ゲームみたいだな。』
ミエル「ランクは、Hランク〜Sランクまであり、その中でも一つのランクごとに、銅,銀,金,プラチナに、分かれています。」
ミエル「Hランクは、冒険者見習いで、Gランクは、初心者見習い、Fランクは、初心者、Eランクは、初級冒険者、Dランクは、中級冒険者見習い、Cランクは、中級冒険者、Bランクは、上級冒険者見習い、Aランクは、上級冒険者、Sランク冒険者は、特級冒険者になっています。」
陽太『凄く細かいなぁ。』
ミエル「その中でもSランク冒険者は、世界に50人もおらずそしてプラチナのSランク冒険者は、今まで世界に3人しか存在しておらずいまは、いません。」
エリス「凄く細かいんですね。」
ミエル「そうですね。」
エリス「そう言えば、私たちはEランクの銅からって言っていたけどそれはどう言うこと?」
ミエル「それは、フランさんと、陽太さんが、普通の人よりもはるかに良い成績を、試験で出したからです。」
ミエル「でも、普通はこんなことないので、お二人が特別なんですけど。」
陽太「そっそうですか。」
陽太「でも心配ですね、まだまだ未熟なので、最初のうちは低いランクからこなしていこうと思います。」
ミエル「それは、良い判断ですね。」
ミエル「毎年、自分の実力よりも上のランクを、受けて亡くなってしまう人がとても多いので…」
ミエルは、悲しそうな顔をする。
エリス「そうですか…」
ミエル「すいません縁起の悪いことを言ってしまって。」
陽太「大丈夫ですよ。」
陽太「では、何かおすすめの依頼は、ありますか?」
ミエル「それなら、Gランクのゴブリン5体の討伐依頼は、どうでしょう?」
陽太「ゴブリン5体…それなら安全そうですね。」
陽太「では、それを受けます。」
ミエル「分かりました。」
ミエル「では、フランさんと陽太さんによるGランクのゴブリン5体の討伐依頼を受け付けます。」
ミエル「達成報酬は、銀貨3枚です。」
ミエル「期限は、明日のお昼までなので気おつけてください。」
エリス「ありがとうございます。」
ミエル「では、気おつけて行ってらっしゃいませ。」
陽太「ありがとうございます。」
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〈魔の森〉
エリス「ここは、魔物が多くいる魔の森って言う所よ。」
陽太「魔の森…」
陽太『そのまんまだな。』
エリス「あっ陽太、今そのまんまだなって思ったでしょ。」
陽太「!えっご、ごめん。」
エリス「ふふっ…」
エリス「謝らなくても良いのに。」
陽太「何で?」
エリス「私も最初、おんなじこと思ったから。」
陽太「そっか〜。」
エリス「でも、気おつけないと魔物がわんさか出てきて食べられちゃうよ。」
陽太「なっ!」
エリス「ふふっ、冗談だよ。」
陽太「からかうな!」
ふと、エリスが真面目な顔になる。
エリス「でも、油断してると、本当に死んじゃうよ。」
陽太「うん。」
陽太「気をつけるよ。」
エリス「それじゃぁ行こっか。」
陽太「そうだな」
数分後…
エリス「止まって!」
陽太「どうかしたか?」
エリス「この先、150m先にウルフが、6体いるわ。」
陽太「150m先って、見えないよな?」
エリス「実は、私感知の魔法を持ってるの。」
陽太「凄いな。」
エリス「ウルフは、討伐対象じゃ無いけど、どうしようか?」
陽太「倒せたら、倒したいな。」
エリス「あっでもちょうど近くにゴブリンの群れがいるから今回は、やめておこうか。」
陽太「分かった、それじゃぁゴブリンの方に行こうか。」
エリス「うん。行こうか、ついて来て。」
陽太「分かった。」
数分後…
エリス「いた!」
陽太「どうする?」
エリス「そうね、まず陽太があの中の一体のゴブリンに剣で斬りかかって、そしたら、私が後ろから弓で、援護するわ。」
陽太「分かった、よろしく。」
エリスが弓をかまえ、俺が剣を抜く。
陽太「3,2,1,で行くよ。」
陽太「3,2,1,…」
エリス「ゴ〜〜!」
陽太「‼︎」
エリスのかけ声と共にゴブリンが一斉にこっちを向く。
陽太「マジかよ…。」
そして先ほど言った通りまず俺が一番近くのゴブリンに斬りかかり後ろからエリスが弓で援護をしてくれる。
俺がゴブリンを、一体斬る、すると他のゴブリンがいっせいに飛びかかってきた!
エリス「しゃがんで!」
エリスの声と同時にしゃがむ。
(ビュン!)
赤色に光った矢が頭の上を通り過ぎ一番前にいたゴブリンに刺さると…
(カッ!ドォ〜ン)
陽太「なっ!」
エリス「大丈夫?」
陽太「たっ助かった、ありがとう。」
エリス「どういたしまして。」
エリス「じゃぁ、ゴブリンの討伐部位を、回収しようか。」
陽太『ん?もしかして…』
陽太「エリス、そっそう言えば、ゴブリンの討伐部位ってどこだっけ?」
エリス「え〜っとゴブリンの討伐部位は、右耳だったはずだよ。」
陽太「どうしよう。」
エリス「どうかしたの?」
陽太「さっきのエリスの矢の爆発で一体右耳がなくなってる。」
エリス「えっ!やば!どうしよ!」
エリスがとても焦る。
陽太「大丈夫だよ。」
エリス「何で?」
陽太「だってもう一度探したら良いし。」
エリス「そっそうかな?」
陽太「そうだよ。」
エリス「ありがとう。」
陽太「エリス、今度は俺が探知魔法を、使っても良い?」
エリス「うん!良いよ。」
エリス「どちらかと言うと助かる。」
陽太「何で?」
エリス「いや〜探知魔法って便利なんだけど魔力消費量が、すごく多いから。」
エリスが苦笑いをする。
陽太「そっか…そう言えばエリスのステータスってどんなの?」
エリス「陽太には、見せてなかったか。」
エリスが、腕輪を外す。
エリス「ステータスオープン」
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【エリス・ホォン・ラフテルト】【女】
年齢【14歳】
種族【ハーフエルフ】
レベル【18】
HP【10,750】MP【10,000】
職業【ラフテルト王国第一王女】【魔弓士】
【精霊使い】【銅のEランク冒険者】
スキル【上級弓術】【精霊召喚】【読心】
【付与魔法】【初級身体強化】
【回復魔法】【矢生成】【詠唱破棄】
【探知魔法】【5属性適正】
火 : 火の矢,爆発の矢
風 : 風の矢,インビジブル
雷 : 電撃の矢
光 : ヒール,エリアヒール,解毒魔法
無 : 身体強化,属性付与,異常状態解除
探知魔法,精霊召喚魔法
加護【精霊の加護】【生命の女神の加護】
状態【健康】【不安】
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陽太「凄いな〜。」
エリス「陽太と比べたら凄くないよ。」
陽太「あっご…ごめん。」
エリス「良いよ、これでも、一般的には、凄く高い方だから。」
エリス「それより、早くもう一体のゴブリンを、見つけないと。」
陽太「分かった。」
陽太「探知魔法。」
陽太『何だこれ?』
エリス「どう?」
陽太「な!まっ、真っ直ぐ236m先にゴブリンが……157体もいる!」
エリス「そんな…‼︎」
エリス「もしかして…モンスターピート!」
陽太「モンスターピートって?」
エリス「モンスターピートはね、ある一定のモンスターが一ヶ所に、短時間に大量発生することなの。」
陽太「やばいんじゃ…。」
陽太『そうだ!』
エリス「どうしたの?」
陽太「ステータスオープン」
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【神川 陽太】【かみかわ ようた】【男】
年齢【15歳】
種族【人間】【異世界からの来訪者】
レベル【0】
HP【10,000+100,000】MP【10,000,000】
職業【勇者】【賢者】【神々の使徒[仮]】
【剣士】【テイマー】【ヒーラー】
【銅のEランク冒険者】
スキル【限界突破】【全属性適正】
【詠唱破棄】【読心・強】【鑑定】
【完全言語翻訳】【異常状態魔法】
【武器強化】【身体強化】【テイム】
【特級剣術】【特級体術】
【特級回避術】【高速成長】
【創造魔法】【中級異常状態回復】
【転送魔法】【意思伝心魔法】
【スキル会得必要経験値半減】
【レベルアップ必要経験値半減】
【生命力+100,000】
【MP自動回復1秒間100,000】
【HP自動回復1秒間100,000】
【神器召喚】【隠ぺい魔法】
火 : 火球,火槍
水 : 水球,水の盾
風 : 風撃,龍の竜巻,インビジブル
土 : れき弾,土壁
雷 : 呼雷,麻痺
氷 : 氷槍,凍結
光 : 聖なる光,ヒール,エクストラヒール
ヒーリングライト,エリアヒール
闇 : 死の呪い,魔物召喚
無 : ゲート,収納魔法,身体強化,属性付与
結界魔法,探知魔法
加護【勇者の加護】【主神の加護】
【武神の加護】【魔法神の加護】
【創造神の加護】【知恵の神の加護】
【剣神の加護】【生命の女神の恩恵】
状態【健康】
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陽太「俺のスキルでどうにか出来ないかと思って。」
エリス「無茶よ!相手は、157体もいるのよ!」
陽太「でも!この世界を、守るって約束したんだよ!」
エリス「分かったよ…」
陽太「創造魔法」
[転送魔法+結界魔法]=複合魔法転送結界
(ピロン!)
陽太「‼︎何の音だ?」
スキル〈複合魔法転送結界〉を会得しました。
エリス「スキルの会得⁉︎」
陽太『早速、ゴブリンが移動しないように。』
陽太「あと、ステータスオープンMP!」
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MP【10,000,000】
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ゴブリンの周りを、高さ3mの壁を想像する。
陽太「土壁!」
(ゴッゴゴゴゴゴゴゴズ〜ン)
想像した通りの壁ができる。
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MP【8,700,000】
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エリス「すっごい…」
陽太「複合魔法転送結界!」
半径1Kmの半球の結界が出来る。
エリス「凄く大きな結界…」
陽太「ふぅ〜…転送魔法氷槍!」
(パキッ…パキパキ)
(ヒュン!)
(ズドンドドド‼︎)
エリス「凄い量の氷槍…」
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MP【870】
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陽太「ふぅ〜。」
陽太「疲れた〜!」
エリス「凄いわね。」
エリス「少し休憩しようか。」
陽太「いや、すぐに行こう。」
エリス「分かった。」
数分後…
土壁の前に着く。
陽太「解除。」
(ゴゴゴッ)
エリス「やっぱり…凄いわね。」
陽太「今一気に回収するのは、きついから、いったん収納魔法に入れようか。」
陽太「収納魔法!」
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MP【65】
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凄い勢いで周りに散らばっていたゴブリンの死体が収納魔法の中に入っていく。
陽太「はぁ〜。」
陽太『クラクラする。』
陽太『あっこれやばいやつだ…』
(ドサッ)
エリス「‼︎大丈夫⁉︎」
エリス「陽太!返事をして‼︎」
陽太「ご、ごめん…ちょっと寝る。」
エリス「‼︎」
エリス「うん…分かった。」
数時間後…
陽太「ゔっ…」
エリス「気がついた?」
陽太『何か柔らかい?』
陽太「・・・」
エリス「どうしたの?」
陽太『エリスが目の前にいる?』
陽太「なっ!えっエリスひ、膝。」
エリス「嫌だった?」
陽太「嫌じゃ無いけど。」
陽太「ゔっ……」
エリス「だ、大丈夫⁉︎」
陽太「あ、頭が痛い…」
エリス「これを飲んで。」
陽太「あ、ありがとう…」
陽太(ゴクゴク)
陽太「甘い。」
陽太「えっ…」
陽太「楽になった、所でこれは?」
エリス「魔力回復薬。」
エリス「多分陽太は、慣れてないのに一気に魔力を使ったから魔力枯渇を起こして倒れたんだと思う。」
陽太「そっか…」
陽太「ステータスオープンMP,状態」
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MP【10,000,000】
状態【急速的魔力枯渇】
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陽太「本当だ、急速的魔力枯渇ってなってる。」
エリス「動ける?」
陽太「うん、エリスのおかげで今、凄く元気。」
エリス「そっか、依頼の期限は明日の、お昼までだからいったんお城に帰ろうか。」
陽太「分かった。」
エリス「歩ける?」
陽太「少し難しいかも。」
エリス「分かった、肩を貸すわ。」
陽太「ありがとう。」
エリス「いいよ。」
陽太「そう言えば、今魔力を使ったらどうなるの?」
エリス「今だったら大丈夫だと思うよ。」
陽太「そっか…なら…」
エリス「⁇⁇」
陽太「ゲート、ラフテルト王国王宮!」
(ヴォン!)
目の前に黒色の扇型の板のようなものが出てきた。
手を入れてみる。
陽太「大丈夫みたいだね。」
エリス「入ってみようか。」
陽太「そうだね。」
エリスと一緒に入ってみる。
すると…
エリス「うそ、ここ王宮の陽太の部屋の前だよ!」
陽太「ちゃんと着いて良かった。」
陽太「ごめん…やっぱ無理…」
(ドサッ)
エリス「よっ陽太!」
エリス「大丈夫⁉︎」
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