登場人物・設定 1話~10話

【クルト】

レベル100(誕生時)→レベル521(幼年期)


本作の主人公。

一人称は僕。


清潔感のある黒髪のショートヘア。高身長で、細身だが鍛えられたしなやかに動ける筋肉をしている。

正体不明のネットに接続して、様々な知識を検索することが出来る能力を持つ。

生まれてすぐ一気にレベル100を超えて、レベルアップして強力な肉体を得た。

飄々とした性格で慌てた様子を見せることは少ない。身だしなみにも気を付けて、

その能力と性格から単独行動することも多い。



【ヘルル】

レベル14


主人公の母親。

一人称は私。


長髪でグラマーな美女だが、その事にあまり自覚がない。夫にべた惚れで、村人からのアプローチが目に入らない。

実年齢よりも若く見える、幼い顔をした女性。


いつも穏やかな性格の女性だが、怒ったりダメなことを叱ったりする時には人が変わったかのようになって怖い。

料理が得意で上手い。



【ロジーナ】

レベル61(幼年期)


主人公と同じ村の出身で、同い年の女の子。


一人称は私。親しい人からは、ロジーと呼ばれている。


儚げな雰囲気のある、ロングストレートの黒髪美少女。自作の化粧品で外見を磨く事を毎日欠かさずに行っている。

子供の頃のふとしたキッカケで主人公に惚れてからは、何年もの年月をかけてお互いに良い関係を築いていって、ついに主人公と結婚することが出来た。


何年もクルトと一緒に居た事によって、自然と彼女は大量の経験値を稼いでいった。そして、人類でも歴史に名を残す程のレベルアップを果たした。


【トルベン】

レベル44(幼年期)


騎士を目指す少年。


一人称は俺。


雑に切られた短髪の黒髪で、子供にしては大柄な肉体を持つ。

幼い頃からクルトの特訓を受けてきて、レベルアップを果たした。ある程度レベルが上ってくるとクルトからは離れて自分で判断して、モンスターを倒して経験値を稼ぐようになった。

村の子供たちを率いて、見回りをしたり危険なモンスターを狩って危険を減らしたりして、しばらくの間自発的に村を守る役割を担っていた。


10歳の頃、村に来た騎士に見出されて王都に行けることになった。村の何人か仲間を引き連れて村を出た。


【テルム】

レベル59


オルデナム王国の騎士団長。


一人称は俺。


短く切りそろえられた金髪。常に鋭い目つきをしている男。年齢は30代。

ビサイン帝国の兵士が奇襲で越境してきたという報告を受けて、調査するために村へやって来た。


そこでトルベンの実力を目の当たりにして驚き、ビサイン帝国の兵士を倒したという話を聞いて彼に騎士になる事を勧めた。彼を連れて王都へ帰還した。


【アラン】

レベル不明


主人公が日課として読んでいるブログに登場する人物。


冒険者として世界中を旅しているらしい。

実在する人物かどうか、定かではない。


【ベン】

レベル33


村の中では、強者として知られていた村人。

トルベンにレベルを越されて、実は妬む視線を向けている。



***



【神託】

稼いだ経験値を消費してレベルアップする、という儀式。この儀式を受けなければ、レベルアップは出来ない。

特別な技能が無いと神託の儀式を行うことは出来ない、とされている。

生まれたばかりの赤ん坊に神託を受けさせる、という習慣がある。


【ネット】

主人公の能力によって、接続することが出来る情報データベース。

現代のインターネット、検索サイトのような使い方で色々と調べることが出来る。

様々な世界の知識や情報が収集、管理されていて時々更新されている。

誰が管理をして、誰が情報を更新しているのかは謎に包まれている。


【オルデナム王国】

主人公の住んでいる村のある国。


【ビサイン帝国】

オルデナム王国に隣接する国。

最近、戦力の強化をしていて色々ときな臭い。

オルデナム王国との関係は、年々悪化している。


【村】

主人公の住んでいる村。名前は無い。

オルデナム王国の辺境に位置する場所にあり、ビサイン帝国の国境にも近い場所。


主人公のクルトが生まれた時、村人の人数は216人だった。

だが、最近は人の数が増加傾向にある。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る