唾垂らし

バスの座席に立っている、


僕のとなりに女の子。


一人で座っているあの子、


僕は可愛く思えてて、


話が弾むバスの中。




僕は思わず横向いた、


顔の下には女の子、


僕の口から唾が垂れ、


彼女の頭に落っこちた。


彼女は嫌そうにこちらを見、


すっと向こうへ行ってしまった。

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八手嵐佞童話詩集 江坂 望秋 @higefusao_230

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