第47話 迷宮探索 3
フランの
いや、まぁ初心者ならランクFとか Eだから十二分な強敵なんだけどさぁ。オレ達だと
なので探索に気合が入ってるか、って聞かれたら「ぼちぼち」くらいは応えたと思う。多分。
でもマジで狭い。
当初の予定を変更して、オレはフェンとグランは陰に戻し、
分岐点。
「『
呪文を『
「やっぱり…。やな予感、的中」
洞窟の先、隠し扉に隠し部屋が幾つかあって、そこに潜んでる者がいるけど…。どう見ても魔物じゃない。
冒険者だ。
真っ当な
オレは罠にハマってしまった、ってことか?
でもなぁー。
自分で言うのも何だけど、噂の渦中にいるんだよね、オレ。
「戦闘力はランクSの
ホントにそう思われてるのかなぁ。
意表を突けばOKと思ってるのかなぁ。
そもそもオレに意表を突けると思ってるのがね。
『
「『
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
洞窟内に響きわたる声。
魔法で丸見え?そんな魔法が?
「『
共に潜んでいた魔法使いが悪態をつく。
戦士の
「オイ、レベルカンストって?」
「『
ズン!
「な⁉︎」
「は?地震?まさか」
ガタ、ガタガタガタッ‼︎
ゴゴ、バキッ、ズズン!
「ヤバい!
「ヤロウ!
「ひいい」
このままでは生き埋め?俺達は隠し部屋から慌てて飛び出す。だが「先の狭いところが崩れたぞ!出口がねぇ!」って絶望的な声が響く。
「そ、そんな…」
皆が集まる。
が、視線の先にあるのは崩れた箇所。
人1人がやっと通れそうな洞窟だった場所。上に隙間があるものの、どれだけの範囲で崩れているのか見当も付かない。
と、上の隙間から光が…。
スルリ。
隙間から出てきたのはピクシー?
俺達の前に来たピクシーの前に魔法陣が?
「ねぇ、誰の依頼ですか?」
これは?彼奴の声か?
「テイマー固有の魔法『
冒険者が依頼先をバラす訳無いだろ!
そう、叫びたかった。だが俺達は
「おい、い、生命有っての物種だよな」
「言えば助けてくれるのか?」
「勿論です。座標はハッキリしたから貴方達を地上へ
簡単?『
魔法使いとしての
周りがざわついてる。
こんなバケモン相手なんて聞いてネェ!
「ぎ、ギルマスだぁ!」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ホントにしゃべった。
まぁ、薄々見当ついてた。
冒険者を動員出来るのはギルドしかない。
そもそも前回の
あれこそ、ギルマスの関与の証拠だよね。今思えば。そして依頼主の代官…。
結論。
ゴーダ准男爵兄弟が主犯。
オレがいたからシナリオが変わったんだ。
チンケな暗殺者1人になった。
多分、あの時にオレがいなかったら…。
「貴方達を
多分地上に出たあの人達はギルドに駆け込むだろうから。その前にこの
「『ブロック』そして『ブラックホール』」
土属性のブロックと闇属性のブラックホール。
サイコロ状に削り取った岩をブラックホールに放り込んで除去。おっけー!これで入口が出来た。
このまま一気に
さらに成長してて核部屋は18階層だった。
そして
「もう、慈悲だね、コレ」
魔法剣『
で
「紅く染まってる。何人の血を吸ったんだ」
粉砕するための心奥点を剣で突く。
「ギャアアア…、や、やめてください」
「助けて、た、助けて」
「ひぐ、ひぃい」
「あわ、あわわわ」
成る程。魔力付与の魔道具で無理矢理
「何の為に?」
出口で待ち伏せされてる?いや…。
やって来てる?
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