2.作品の誕生について

※この記事は2021年10月2日に公開されたものを転載しています。あらかじめご了承ください。


 折角のあとがき風雑記、ということで本作「百合カップルを眺めるモブになりたかっただけなのに。」の誕生について少しだけ。


 連載開始の数日前、酒を飲んだ状態で「八月のシンデレラナイン」に実装された二遊間のストーリーを読みながら「やっぱ二遊間ってレズだよなぁ」とか、「やっぱ百合っていいよなぁ」とか「百合だけ眺めてたい」とか、そんなことを考えているうちに「だったら転生もののなんでもありな土壌で女の子として女学院に通う状況に持っていったらいいんじゃないか?」という思い付きのもと、ノリと勢いで書いたのが本作、ということになります。


 話としては「4.人間の欲求は単純だ」あたりまでがその段階で執筆したもので、それ以降に関してはぶっちゃけると「ウケなかったら書かなくてもいいかな」と思っていたという経緯があったりします。


 それが(多分ジャンルの効果もありますけど)あれよあれよという間に読まれるようになり、感想やレビューも頂き、自作の小説としてはコンテストの読者選考を通過した「creAte!」の比にならないくらい伸びていきました。


 正直なところ未だに「どこかで落ちるんじゃないか」とか「今だけ偶然伸びてるんだろう」という疑いが捨てきれていない本作ですが、反響がある限りは描き続けていこうと思っていますので応援のほどよろしくお願いいたします(二回目)

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