植物研究部門
脅威 爆裂パイナポー
爆裂パイナポー
外部から瞬時に強い刺激を受けると大爆発を起こす至ってふつうのパイナップル
皮の硬さや可食部の量、育成条件など爆裂する以外は至ってほぼふつうのパイナップル
特に皮の部分は爆発力が高く、それだけではなく皮の部分に種が入っており、野生の爆裂パイナポーは共通して、育っている場所の近くが巨大生物の縄張りや巣になっていることが多く、皮の爆発力で種を広範囲に飛ばす事で生息域を広げているようだ。
皮の部分の種が入っているところは固く、見た目は黄色い手榴弾のようになっている
あまりにも固く、植物研究部門の研究員が悪ふざけで電動ドリルの先端につけたところ、小型の掘削ドリルとして使えてしまった
皮を切り、可食部を取り出す際にはゆっくりと包丁に力をかけていき切断すること
一気に力を加えてしまえば、爆裂し、包丁と共に包丁を持っていた腕が吹き飛んでいったり、腹に無数の穴が空くことだろう(密着した状態でも一気に力が加われば爆裂することは実験済み)
実験で爆裂パイナポーを厚さ80mmの魔法を付与していない鉄板に一気に魔法を使い押し付けたところ爆裂によって飛び出した種は鉄板に突っ込んだ方向半分を失いながらも鉄板を貫通
このことから爆裂パイナポーに近づく場合、魔法を付与した防弾チョッキ、ヘルメット、厚手の手袋、厚手のズボン、厚い靴を装備することを遵守する事が決まった
植物研究部門の全員で試食会をしてみたが、程よい甘みとさっぱりとした酸味が特徴的で
後味も爽やかなものである
可食部は、爆発力も低めで噛んでいて楽しいと思えるくらいだ
誰かが酢豚に入れて提供したことにより
酢豚にパイナップルは合うのかどうかの議論が起きていた。
だが、入れない派の私からしてもとても合っていて美味しかった
私は爆裂パイナポーが入った酢豚は認めてやることにした
どのパイナップル料理も最後の晩餐に出して欲しいと思ったほど美味かった
だが結構顎に来るな
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遂にパイナップルは爆裂する時代に!!
Bomber Vegetable社(BV社)の広告より
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