第26話大晦日

アキラからLINEがきた、。

…31.1.は、ライトと3人ですごすよ!

おばあちゃんに、ちゃんと話しておいてね!



もう今年も終わりかあ、色んな事があったな

3人で過ごせるの嬉しいな


「おばあちゃん、今年の大晦日はライトと、アキラと過ごすことになたって話だけど

いいかな?」


「ああ、もちろんいいよ」


「おばあちゃん、寂しくない?」


「寂しくなんてないさ、たまが、いるし」

「ワン!」


「本当?」

「ああ、もちろんだよ、梨花は楽しんだおいでよ」


「ありがとう」


アキラは高校最後の大晦日か、なんだかさみしいな、

少しづつ、アキラと過ごす日々が減っていく

留学したら会えなくなる

どうなるんだろう、、たまには帰って来るのかな?

何年行くつもりなのかな?

まだ、ハッキリ決めてないみたいだったけど

どうなんだろ、

私はベットに横になり、考え無いようにしてた事を、考えはじめた、

ヤダな、寂しいな、行ってほしく無いな

行かないでって言いたいけど、言えない、

だって、アキラの将来のことだもの

また、帰って来るんだし、私はその間、

アキラから驚くほど

成長しなくちゃ


部屋の天井を眺めながら、寂しいことじゃないんだって、自分に言い聞かせた。


アキラがくれたネックレスをいじりながら

寂しがってても、もったいない

残りの時間を楽しく過ごそう





オレは部屋のベッドで天井を見ながら考えてた、

アキラは明るくしてるけど、リカと離れるの寂しくないのかな?不安は無いのかな?

辛くないのかな?

やっぱり辛いよな、アキラは本当にリカが好きだ大事にしてる、そのリカと離れるなんて、付き合って1年もしないで離れるなんて

どうして、留学辞めなかったのかな?

さきのばしにだって、出来たはずなのに、

リカとだってまだこれからじゃないか

今までみたいにとりあえず、付き合ってる

軽いかんけいじゃないのに、

初めて本気で好きになったって


オレは思うんだ、たぶん長く人生だけけど

愛する人は1人出来るかどうか、位なんじゃないかって

好きや、気に入った子はたくさん出来ても

本気で愛する人に会えるのは、1人位で、

愛してもらえたら、奇跡


気が会うとか、条件とか、結婚向きだとか、

それでも幸せだろうけど

無条件に、ただ愛せる人に全ての人何会えるわかじゃない、

なのに、居なくなるのか?アキラ

どうしてなんだよ


オレなら離れない絶対、そばにいる方法を考えるよ、アキラ?なんで?




「おはよう、ライト今年は寒いな」


「そうだな、31日も寒いだろうな

リカに暖かい格好してくるように言わないとな」


オレは正直遊園地が苦手だ、

混んでて並んでる疲れる

女の子と行ってあまり良い思い出は無い

仕方なく付き合ってる感じでかなり疲れる

広いし、歩くし、パレードや花火を彼女が見るのを仕方なく待つ、信じられ無い時間あるならんで、喧嘩になった子もいたな


そこは、アキラとかなり話しがあって

キツいよな?って言ってたのに。

リカの為なら辛くても並べるとでも言いたいやのか?並ぶ時間は変わらないぞ、

歩くのも、人混みも増して31一番混むじゃないか?リカにヒモでもつけとかないと

迷子になるぞ?

半日リカ探しになりそうな気がするよ。

アキラは何をオレに見せたいんだ?

ラブラブなのはわざわざ見たくないぞ。

謎だ、オレはぜんぜん分からなかた

スノボーがよかったなあ、

温泉入って、ご飯食べて、のんびり

最高なのに、

アキラはそうゆう方が好きなはずだぞ。


オレは色々考えながら30日の夜を迎えた




私はアキラに行き先は秘密と言われたまま

30日の夜を迎えた、暖かい格好で!と言われていたから雪山かな?

ホッカイロいっぱい持っていこー。

エクステの髪は一度付け替えに行って

長くしてもらった。長いとあったかい、

巻くのはまだ難しいからストレート。

リカちゃん人形の髪みたいだな。

どこへ行くのかな?

アキラからLINE

…明日朝6時に迎えに行くからね。

…了解、アキラは運転疲れない?大丈夫?

…もう寝るから大丈夫!


アキラ寝れるのかな?私も早くねよ!

カウントダウンあるから、

起きてられるかな?




「ライトー、明日朝6時にリカ迎えに行くから

オレもう寝るわー」


「は?まだ5時だぞ?寝れんのか」


「睡眠導入剤のんだー!

あ、あと明日、さすがにカウントダウンまで起きてるのきついから昼過ぎにホテルで昼寝なる分かった?」


「昼寝かよ!?まあさすがに、疲れて寝そうだしな、わかったよー」


「おやすみ、ライトー」


アキラご機嫌だな?



私はワクワクして眠れなかった

寝ないと、病院で念の為にもらって置いた

睡眠薬を飲んだ。すぐ眠くなった。

よかった寝れる




睡眠薬初めて飲んだけどよく寝れるな

いつもより全然深い眠りだったな

朝の目覚めもスッキリ、睡眠薬無いと寝れないって言うの聞くからもう飲まない様に

気をつけないとな、だけどいもより良く寝れた


「ライトー!起きろ」

「はや!オレ車で寝るわ」

アキラ元気だな?


オレ達はまだ暗い中リカを迎えに行った


「おはよう、寒いねー!ライト眠そうだねー

ところで、どこいくの?ライトは知ってるの?」



「ライトは知ってる、だけどリカには着くまで秘密ー」


「アキラご機嫌だねー」

「そうなんだよーリカーなんなんだろな

今日のアキラ」


「うるせえなあ、オレは日本で過ごす

10代最後の大晦日なんだから楽しむんだからな」


「そうだね。楽しもう!!Goー!」


「リカもげんきだなあ、オレトイレー

コンビニ」


まだ暗いし、みんなコンビニで降りた

トイレだ、飲み物をアキラが買ってきてくれた。


「はい、はい、バックに入れといて!」

アキラは栄養ドリンク渡した。


「アキラ、気合い入ってんなー」


「どこなんだろ?」

「どこかな?」

「あーどこだろ?」


リカはどこなのかとても楽しみにしている見たいだけど、大体この辺まできたら

どこ行くか普通の子ならわかるはず、、

リカはアキラと夏に行ったのが初めてか?

だからわからないのか?

本当子どもみたいなリアクションだな

窓にしがみついてるし。俺は笑いながら後部席から見てた。


アキラが

「はい、リカー、俺がいいよって言うまで目を閉じてー」


「はい!わかった!」

リカは両手で顔を隠して目を瞑って黙った

はい!って遠足だよまるで、

看板がでてきたか、さすがに看板見たら気がつくもんな。


パークの駐車場のゲートが見えた

オレは体を起こした

リカはまだ真面目に目を閉じてる。

可愛い5歳児にしか見えない、

アキラが

「リカー、目あけていいよ」


リカはすごくゆっくり手を外して

まだ目は閉じたまま、

ゆっくり目を開けた


「夢の国だー」

「嘘ーまた来れるなんて思わなかった」

「キャー!ありがとう」


オレはリカも普通の女の子だなーと思った

パット見、興味無さそうなのに、

アキラも、


アキラが

「そう、夢の国」


ってさっきから夢の国って


遊園地って言わないのかよ!

やっぱちょっとずれてんな、

リカの顔は本当に5歳児みたいで、

キラキラした瞳で、パークを見てた。

それをみてるだけで、なんかアトラクションを一つ乗った様な気持ちになった


リカはお城のアトラクションの前で止まって

動かなくなった!

アキラが、オレに


「夏、違う遊園地行ったから、ココは初めてなんだ」と


リカがお城をじっと見てるから

しばらく黙って2人で待った、

しかし動かない


オレは頭をポンポンと叩いて

「リカ?」と話しかけると

リカは泣いてた。


「どうした?」

アキラはオレの肩を叩いた。

ん?

リカは


「私お城にいる。

2人に出会ってから、私はシンデレラみたいだなって思ってたの。本当にお城にいる」


アキラはオレに


「リカの事ちょっと見てて」と言われ

アキラは何処かに消えた、


「リカ?ポップコーン食べる?」

オレが聞くと

「泣きながら、食べるー食べたい」と

オレは

「はいはい、わかりました」と急いで買って来た。

リカはまだベンチからシンデレラ城を見てる

首からポップコーン下げて、頬張りながら


見てて飽きないなと思った


アキラが帰ってきた。

アキラはリボンのかかった箱を持って

リカの前に片ひざをついて

「どうぞ?」と

リカはまんまるな目をして

「何?」と

「開けて」とアキラが少しイタズラそうに笑うと、オレにポラロイドを渡してきた、

ん?リアクション?撮るのか!


リカは箱をゆっくり開けた


「ガラスの靴、、、」

オレはポラをいいタイミングで撮れた

靴は片方だけ


アキラは

「もう一足は王子様がリカを見つけて

持ってくるからね」


キザだー、アキラはキザだ、

気がつくと

人が集まって来ていた


「素敵」

「カッコいい」

「あの子可愛い」

写メを撮る人もいた


リカは

「なにも無い、ただの農民の私を

王子は愛してくれるでしょうか?」と


アキラは

「愛されるに決まってるだろ」と言った

リカは絵本を読み終わった、子供みたいに

笑った。


リカの耳は真っ赤で寒そうだった。

オレは三人色違いの被り物を買ってきた


リカに被らせると

ストレートな髪が一層目立って可愛いかった


オレが絶叫系行こうと言うと

アキラも

「行こう!」と

リカは回りをキョロキョロしながら

「可愛い!」「きれい」、「凄い」と

ずっと何かしら言って歩いた

並び出すと、リカはこれから乗るアトラクションを見て、不安そうにしている

「大丈夫か?」と聞くと

「わかんない、怖いの?ねえ?どの位?怖い」とジタバタしていた

後から制服の女子高生が、

「あの人可愛い、人形みたい」

「顔小さ!」

「彼氏どっちかな?」

「3人だから友達じゃん?」

「え〜、イケメンと、可愛い子の3人ありえない絵になり過ぎー」


オレは気分よく聞き耳を立てていた

アキラが

「ライト身長かなり伸びたな?」と

「え?マジで?」


「リカ160だよな?ならんでみ?」


オレとリカは背中合わせに並んだ


「あれ、リカが小さい」


「180位じゃね?」と


「やった!!」


すると


「あのー写真いっしょに撮ってもらえますか?」とアキラに、


「アキラさんですよね?」と

アキラは

「いいですよ?」と


キャピキャピしている。

リカはオレにくっついた。

そして、まだ

「怖い?」と

「大丈夫、大丈夫」っ頭をポンポンすると

オレたちを女子高生が隠し撮りしていた、

まあ、いいかと思った、


後ろの女子高生たちはサワサワしている

するとリカに

「あのー?何歳ですか?」と

リカは、キョトンとして

「高一です」と答えたると

かなり大きい

「えーーー!」を頂いた


アキラはウケてた

すると少し後ろのほうから

オシャレなお兄さんが


「あの、スケボーのライトさんですよね?」

「一緒に写真いいですか?」と


「はあ、いいですよ」


「あの、夏の大会見てました。カッコ良かったです、感動しましたー」と


「ありがとうございます」と

アキラはやっぱりニヤニヤしてて


気がつくと、オレ達の事でザワザワしてた。


アキラが、

「ライト!!もうすぐ乗るよ」


「え?もう」

40分があっとゆう間だった


リカはさらに小さな子みたいになってる

笑える。

可愛い、

「リカ?リカ?」

「なに?なに?」

アキラも

「リカ?目開けないと乗れないよ?」と

俺たちは笑った。


乗ってしばらく、目を閉じていたのに


「気持ちー」

「きゃー」

「楽しいー」

と、リカが、

降りると、

ジタバタジタバタして


「怖く無かったよ!ねえ!怖くなかった!

楽しかった!ねえねぇ!聞いてるねえ」

オレもアキラも

「ハイハイ」と言うと

膨れたまま、だった。

オレはほっぺを潰した。


「もう!!」と言って一回ジャンプした


オレ達は爆笑した、

するとリカは


「あ!ー、あれ、あれだー」と走って行った

迷子になるやつーとおもいながら追いかけた


なんだか、あしをジタバタさせてる


ん?


どうやらキャラクターがいたようだ!


リカは走って戻ってきた。


ニコニコだ。


アキラはりかを優しい顔で見ながら

「トイレ行くか?」と

すると

多目的トイレに車椅子の子を乗せたお母さんが入ろうとしていた。


スッと横からカップルが入り先に入ろうとした


気がつくとリカが


「ちょっと抜かさないで下さい」と

怖面の彼氏が


「は?うるせーな」と、入ろうとした

リカは

彼氏の腕を引っ張り

「車椅子優先です退いてください」と

彼氏は

「うぜーなぁ離せよ!!」


オレはすぐリカの所に行こうとした、

アキラに止められた。


アキラはオレに

「ライト、リカ見ててみ」と


リカは

「うぜーのはテメーらだろが

車椅子優先だって言ってるだろーが、

守れないなら、こーゆう場所に

来るんじゃねえよ、ガキが」と


落ち着いた声で言った、


彼氏がさすがにキレてリカの腕を掴んだ


アキラが

「ライト、行くぞ」と

さすがに

2人が走って来たら彼氏は2、3歩下がった


リカはすぐ、車椅子の子に

「ごめんね?大丈夫?」と

お母さんが車椅子を上手くトイレに入れられなくてリカは

「手伝いますよ」と


オレはさすがにキレて、

カレシの腕を掴んで強く握った


「人の女に何してんだよ」

アキラが来て、

「逃げた方がいいよ」と笑って言った


そいつらは走って行った、


リカは出るのも手伝っていた。

「ごめんね、怖かったよね?

すいません、怖かったですよね」と


車椅子のお母さんは

「いえ、ありがとうございます」と




アキラが、

オレに、

「リカって危なかしいだろ?自分の事考えてないんだよ。あーゆう時、ムカつくが勝てるからな」


リカはオレ達の方に歩いて来たかと

思うと、

「漏れる!」と

トイレに走って行った


アキラはまたオレに

「な?さっきまでのリカがウソみたいじゃないか?」と


確かにだけど、両方のリカが愛おしく

思えた、

「両方とも、可愛いかった!」と

オレは言った


アキラは

「だよな?」と


俺たちはピザを食べた、

どんな食べ方したらそんな口になるんだよ?とゆう

顔をしてるリカ

アキラはポラで撮った、リカは気がついていない

夏の写真はこうやってできたのか!


アキラが

「ホテルでちょっと昼寝しよ!

3時間位」と

ホテルに入ると

「綺麗ーキャラクターいっぱい」と


天井を見てぐるぐるリカは回ってて

目が回り転んだ、


アキラはチェックインしてる

オレは荷物を持ってる、


近くに居たお兄さんたちが、

「大丈夫?」とムダに声をかける


アキラが気がついて、

「リカ!」と声をかけた

それだけで効果ばつぐん、188もあるイケメン

お兄さんたちは散って行った


部屋に着くとリカは

「可愛ー素敵、きゃ!可愛い」と

はしゃぎまくり


「広ーいと走りまくり」


「夕方に備えなくちゃ!!」と

薬を1錠のんで、

すぐ寝た、


オレはアキラに

「ウソ?寝た?さっき走ってたよな」と

言うと


アキラはゴミ箱をみて

困った顔をするとそのゴミを

カバンにしまって、

「ライト今日は楽しむ!ほい」と

瓶を投げた、

良くねむレール!と書いてある


薬局で売ってるやつ疲れ取れるらしい、

オレ達も寝た、



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