第24話誤算

俺はイブにマユを家によんだ、

泊まりにおいでよ!と



家で映画でも観ながらピザデモのも

高校生らしいクリスマスじゃないな。



マユが家に来た、クリスマスらしい可愛らしい格好をしていた


「ねえ、駅前のイルミネーション見にいかい?」


オシャレをしてきたんだ、出かけたいか!


オレは

「いいよ!行こう」とマユをバイクに乗せた


「綺麗ー!クリスマスイブって感じ!」


オレはマユにちょっと待っててと、言うと

暖かい缶コーヒーを買って来て

マユに渡した

マユは

「ライトって優しいのね?」

「そうか?普通だろ?」

マユがベンチに座ろうとした

でも、そのベンチは汚れあて

マユは白いコートだ、


「まって!あっちのベンチにしよう」

オレは綺麗なベンチを見つけて

マユを座らせた、

マユが、

「どうして?こっちのベンチなの?」


「ああ、さっきのベンチ汚れてたんだ、

マユ、コート白いから」


マユはなんだか満足そうな顔をした。


雪がふりそうだ、


ミニスカートのマユは足がとても寒そうだったので、

オレはクビに巻いていたショールをマユの膝にかけた。

マユは

「ライトってホストになれそう!」


「ホストか、、」


「うん、絶対向いてる!」


オレは当たり前の事をしただけのつもりだった。

だけど、頭の片隅にリカなら

首を傾けまず、ありがとうと言うだろう。


「今日はピザでも取って、ウチで映画でも見ない?ホラーとか、どう?」


「うん、いいね。寒いし、ライトの部屋行こ」


部屋に戻ってきた。

イルミネーション見たいって言ってたわりにあっさりだなと、思った


「あー寒かったー!あ、アキラさんとリカは?」


「アキラ仕事でしばらく留守で、今日帰るから、出掛けてるよ。帰ってこないよ」


「帰らないの?」


「アキラ、キザだからな、今頃ホテルのスイートにいるんじゃないかな?」


「スイート?アキラさんてリッチ?」


「そうだなー、リカにはって感じかな?

リカが薔薇が好きだかっらって、薔薇のベッドにしちゃう位だからな」


マユは羨ましそうな顔をしていた。


「ピザ頼むよー何がいい?」


ピザを注文して、

「マユお酒呑める?」


「もちろん!」


オレはグラスと、シャンパンをだした。


マユが

「え、このシャンパン凄い高いヤツじゃん」


マユの顔が満足そうに変わった。


ピザも届いてカンパイした。


「メリークリスマス」


ホラー映画を見た、マユは怖い怖いと

言いオレに、しがみついた。


丸くなって両手で目を塞いで、指の間から

見るリカをまた、思い出した。

窓を見ると雪が降っていた。


「雪降って来た、ホワイトクリスマスだよ」と言うと

マユは座ったまま窓を見て

「本当だー」と言った


珍しいのに、リアクションはそんなもんか?

また

リカなら

窓を開けて、寒いのにしばらくみていだろう

そして、はしゃぐ、

オレはいちいちリカと比べてしまっていた


あ、そうだ!プレゼント


「マユ?プレゼント」

オレが渡すと


「なになに?と、すぐに開けた」


マユはうれしそうに、

「やったーCHANELの財布だー」と


やったー!かクジが当たったみたいだ


「マユからも、はい」


オレは


「あけていい?」て聞いてから開けた

ネックレスだった、マユは

「つけてあげらるな!」と言い


リカがくれたネックレスを、外した

リカから貰ったてから、一度でも外したことが無かった

「はい、ライト似合うー」


「ありがとう」とオレは言った


湯船にお湯を張り、キャンドルを何個か付けて、一緒に入った。

またマユは

「綺麗だねー」と


そのままやった。

お風呂からでて裸のまま、シャンパンだけ持ってベッドに行った、



話すことは、特になくて、

マユから聞いた言葉は


ライト

好き

気持ちー

あ、ソコがいい

舐めて

キスして

ライトのも舐めたい

大好き

ライトはマユのものだからね

浮気しないでね

浮気したら許さない


そんな感じの言葉ばかり、

マユはやたら写メを撮った


キスしてる時

半裸でベッドにいる時

加工がすごくて、別人だ、

「ライトにもおくるね」


マユは、俺の携帯を

「貸して」と言い2人の写真を待ち受けにした


やり疲れた、もう無理だ、

でもマユはまだ物足りなさそうで


「もっとイキたい」と

本当ハッキリ言う子だ

オレはもう限界疲れていた。


「マユ?、オモチャ平気?」と聞くと


「うん、大丈夫だよ」と


ありがたかった、

三万もした、オモチャはマユを限界まで

満足させてくれた。

マユはそのまま寝てしまった。


ベッドがなんだか汚いと感じた、

オレはまた、リカを抱いて寝た夜のことを

思い出してしまった


シャワーを浴びた、

リビングに行き、食べ散らかした後の片付けをした。


外はまだ雪が降っている。

やりまくって、でも高校生なんてこんなもんだよな、普通の恋愛だ、


リカとアキラが、普通じゃ無いんだ

綺麗すぎる、綺麗な恋愛だ、


リカと合わなければ、今日を満足していただろう。


オレはリカがくれたネックレスを大事にしまった。

あの、半分濡れているようなベッドで眠るのが嫌だった、

オレはギルバートグレープを付けて見た

眠れない、部屋のカーペットの隅に、

リカの薬が、落ちていた、

オレは飲んでみた、しばらくすると、なんだか落ち込みそうだったのに、楽観的になった

もう一錠飲んだ、一気に眠くなった、その後のことは覚えていない。


「ライト?飲み過ぎ、、?」

マユの声で目が覚めた、


「あ、おはよう」

「もう、お昼前だよ」


「え?そんな時間?アキラ達帰ってくるな」


マユは

「リカと顔合わせるの、なんか気まずい

そろそろ帰ろうかな?」


そう言うので、送って行った、

家にかえり、ベッドのシーツをすぐに洗い、枕カバーも変え、掛け布団カバーも変え、、

乾燥器にかけた


何故か昨日の記憶は飛び飛びで

でも、残りの記憶だけで、なんだか、

虚しい気持ちになった、


そう言えば、マユはありがとう!と、

言わないな、普通かな?

リカが、ありがとうとよく言うから


リカの薬はワンシートあり、

オレはまた一錠飲んだ、なんだか自分が嫌いになりそうな気分だったけど、

その気持ちはは、スッキリ消えた。





クリスマスが終わり、また普通の学校生活が始まった、

マユからは

ライトと過ごした、クリスマスを余りにリアルにたくさん聞かされて、

なんだか、気持ちが悪く感じてしまった。

「リカは?」


私は、羨ましいといわれないように

簡単にせつめいした。


話しの流れはアキラとの事じゃなく、

ライトの話しになった


「ライトとマユ今付き合ってるじゃん

仲がいいのは、わかるんだけど、

ライトっあったり連絡したりしてほしくないんだよね、」


確かに、普通に考えてたらそうなるよな。


「うん、わかった、ごめんね。気になっちゃうもんね!」


私は急に、ライトへの態度が変わると、ライトは

「どうした?」ときいてくるはず、と思い

ライトに電話して説明した。


ライトは

「もともと仲が良かったし、アキラの彼女なんだし、親友じゃんか、なのに、連絡しないとか会わないようにするとか、無理だろ」


私は

「でも、彼氏が他の女の子と仲良くしてたら、普通嫌なことでしょ?」

するとライトが、


「リカは本当にそれでいいの?」と


私は

「仕方ないじゃん!と答えた」


ライトは

「アキラが居ない時どうするんだよ?」と



私は

「ライトに甘えるワケには行かないよ」と


「わかった、」と、不機嫌そうに、電話を切った


数日して、

マユちゃんが、

「どうゆう事?」と、写真を見せてきた


ライトとショッピングモールでプレゼントを買いに行った時だ、


「マユのプレゼント買いに付き合った時だよ」


私が言うと

「これは?これは?これは?」

と何枚も写真はあった、


そこには、カフェに居る時や、イルミネーションを見てるとこ


指輪を二人ではめて見ているところ

「その指輪、ライトから?」


「違うよ、自分で買ったもの」


「じゃあライトの薬指の指輪はなに?」


「ライトも自分でだよ。」


マユちゃをはだいぶ口調が荒くなった


「携帯見せて」


「え?私の」


私はなんだか、諦めた、結局こうだ


「信じられない。紹介しといて、

アキラさんまで騙して、ライトとこんなことばかり」


そこには、ライトとの、写真が、

LINEも見られた、

だいぶ昔のまで、


「リカはライトが好きなんでしょ?

でも、アキラさんの方がお金あるし

2人を振り回して、

3人で、海外旅行まで、、しかも、3人同じ

部屋、最低、私までだまして」


そう思われても仕方ないと思った


「謝って!!」


私は


「本当にごめん」と言った、


まわりには

マユの友達が集まってる


「ちゃんとマユにあやまりなかよ、

男振り回して、マユだまして最低」


「土下座しなよ」


「そうだよ、、マユが可哀想」


「土下座しなよ」


私の中でプツンと何かが切れてどいでもよくなった。


私は土下座をした

「すいませんでした」

マユちゃんは泣き出し


「そんなんじゃ許せないよ」と

私は何度もあたまを下げた


回りはクスクス笑ってる。




「リカ?、。」


ライトの声だ、、


私は耳を強く塞ぎ、土下座のまま、うごかなかった、


ライトが起こってる。

マユちゃんは泣いてる


しばらく続いて、


ライトが私を立たせた。

そして、マユちゃんに


「別れるから、

オレはリカが好きだし大事なんだよ。」


「は?アキラさんとつきあっさるじゃん」


「そんな事、どうでもいいんだよ!

アキラだってわかっかる、

お前達に、関係ないんだよ、

何にも知らないくせに」


「ほら、リカかえるぞ」


私は少し放心状態だった

仲良くしてたのに、、


「リカ?他になんかされたか?」


「携帯、全部みられた」


オレはアキラに何て言えばいいか分からなかった、


また、リカを傷つけた。


リカの噂は、広がった。


アキラが仕事の時は、ライトを利用している

アキラは金目当て



アキラがいるのに、

堂々とライトイチャイチャしてる。



ライトはマユの彼氏なのに。

横取りした。


被害者ぶってる。


アキラさんはリカと別れた方がいい。


もちろんアキラの所には

リカと別れ他方がいいと言う


LINEや、電話が、たくさん来た


アキラが仕事の時はライトとずっと一緒だよ

とか、


アキラはお金目当てで付き合ってるらしいよ

リカん家お金ないから、


仲のいい兄弟の中、壊されるよ?


わざと、マユに紹介して、無理やりライトと付き合わせて。

クリスマスだけ都合よくして

別れさせたんだよ。

全部計算、被害者面して、アキラさんとライトを利用してるだけだよ。


お願いだから、リカの本性に気づいて!

男好きで、しかも、他の女の子の事馬鹿にしてるだけ。



アキラはもちろん全く噂に踊らされる事はなくて、

オレも、それは変わらなかた。



「バイト疲れたよー!」


リカは笑顔でオレ達の家にくる

バイトであっだ、出来事を楽しいそうに、

はなす、

学校ではついに、一人


オレは「リカ、無理してないか?大丈夫か」


するとリカは、


「携帯は、アキラと、ライトだけ残して

全て消してブロックしたの。


スッキリした。

私はこれでいい。

この今が楽しいから」


アキラはリカを見て微笑んだ。

アキラは珍しく

「リカは強いもんな?リカを本当に理解してくれる人とだけいればいいよ。」



アキラが言う言葉としては珍しいと思った。

心配ばかりしてたのに。


リカは強いって。



確かにリカは強い強すぎるから、無理をしてるから、だから

オレは

無理して欲しくなかったんだ。


強いリカが切ない。

リカは


「耐えられなくなったら、アキラとライトに

いっぱいワガママ聞いてもらうの」


アキラは

「どんなマガママも聞いてやるよー」と

リカの頭をぐちゃぐちゃに撫でた






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