第4話・監視社会とニュータイプ

 地球連邦は監視社会です。

 ホワイトベースの中だけでなく、あらゆる場所に監視カメラや盗聴マイクが仕掛けられています。

 軍服にすらマイクがあったのです。


 さすがにトイレや浴室では録画・録音できなかったようですが、その出入口にはカメラとマイクが存在します。


 おかげで連邦・ジオンを問わず、誰も彼もが本音を言えずに腹芸ばかりこなすようになりました。


 これにあきれたジオン首相が『これでは人類が変な進化をげるぞ』と皮肉ったのがニュータイプ提唱です。

 そして本当に変な進化を遂げてしまいました。



 なお宇宙世紀の人類には、オールドタイプ、未覚醒ニュータイプ、覚醒したニュータイプの3種が存在します。

 ガンダムF91の時代には未覚醒ニュータイプがあふれてコスモ貴族主義ことニュータイプ至上主義が蔓延まんえんしたものの、ガンダムの口を開ける本物の覚醒者を見せつけられたコスモ・バビロニアが崩壊、木星戦役では覚醒者の奪い合いすら起こっていました。

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