応援コメント

00 Shizuku」への応援コメント

  • こんにちは。相変わらずの重厚感。北溜さんのは絵が浮かびます。そして、海が似合いますな、灰色の。冷たい風と、仄かな体温を。

    作者からの返信

    勤務ちゃん!

    コメントありがとですー!

    勤務ちゃんみたいにキャラ立て上手くないんで、相変わらずの辛気くさ路線でお届けしております。

    灰色の海ってw
    まあ、そんな感じですねー!

  • 父親と知って関係を持った彼女。
    愛を求めるのにその方法は間違いであると知る彼女の外にいる人間も、それを間違いだとは言い切れないのは、彼女は愛に餓える子供で、その呪われた愛を求めながらも何処かで復讐せずにはいられない気持ちもまた痛いほど分かってしまうから。
    身体を重ねた後、その想いが彼女の中で本物の愛に変わった時。
    決して逃れられない結末が待ち受けているのは当然…

    当然?それは当たり前に当然ではない。
    どのような結末だってあるわけで。

    しかし、その事実に耐えきれず自ら命を絶つ男。
    それは彼の人間としての最後の良心なのかもしれない。あるいは、彼もまた所詮は普通の人間だったというべきか。

    最後に彼女が愛を求める人と一緒にいる為に見つけた方法が、真に彼女を救うものであることを願うばかりです。

    考えさせられる深い物語、ありがとうございました。
    このお話も、素晴らしかったです。

    泥濘の中に両腕を突っ込み、冷たく固いそのザラついた手触りが自身の体温で徐々に温もり柔らかくなった時、その泥から手を引き抜いて見ると、汚れた肌に貼り付くキラキラと光る雲母に思わず見惚れる。

    上手く言葉には出来ませんが、そんな読後でした。


    作者からの返信

    ウミちゃん。。。

    くぅ。。。

    なんて素敵すぎるコメントですか?コレは。

    そのまま作品に出来てしまいそうな、この、コメントにまでウミちゃん節を差し込んでくる優しさたるや、北溜、撃沈でございます。

    設定がアブノーマルで、読む人によっては抵抗のあるものだとは承知していますが、最後まで読んで頂いて、大感謝です!

  • 私は職業柄、変人に会う機会が多々あります。つい最近も頭お花畑な方に粘着されて精神疲労していました(笑)

    ただ、よくよく彼らの話に耳を傾けると、彼らの中にもちゃんとルールがあり、それが他人の理解を得られなくとも、彼らにはそのルールが世界であり拠り所でもあるんですよね。

    そう考えると、ここで展開される世界も間違いとか正しいといった価値観だけでは計れない、正義や心の拠り所があるのかなと思いました。

    ラストの種明かしからの結末はとても新鮮で、それもまた、一人の人間が出した答えとしては胸に響くものがありました!



    作者からの返信

    塾長!
    お疲れ様でございます!
    温かなコメント、いたみいります!

    変人遭遇率の高い塾長のお仕事が何か気になりますが…それを伺うと闇に葬られそうなので控えます。

    そして、ルール。
    ご指摘通りなんです。
    どんなに普遍的な価値観を外れてようとも、芯がぶれないイカれ方をする人たち、私は好きなんですよね。

    ※社畜塾塾長呼ばわりされる事に対するクレームにつきましては、平九郎にお申し付け下さい。

    編集済
  • どこまでを人殺しと言えるのだろう。
    そのテーマを探しに出る序章といったところでしょうか。
    母が娘に呪いを植え付けた甲斐もあったと言っても良いのですかね。ここまでくると偶然や奇跡という言葉とは違う運命めいたものを感じます。

    限定的な世界が全てのクラスメイト(日本人)たちは、そんなホンモノの残酷さ(ウクライナ紛争)を、知らない。リンクさせるべきものではないのですがね。なんだか、ご時世的に浮かんでしまったわけですよ。知らなくても良いことさえ、真実を歪められて伝えられるシステムに、うんざりしかけている心境で拝読してしまった愛宕をお許し下さい。

    苦しみが込められていそうで、どことなく達観的にもなる独特の10代を過ごした彼女らしい、無機質な初体験の描写が生々しくて気持ち良かったです。人の心は測り知れないですが、マナTも納得の快感で読んでくれるだろうなって思いました。悔しいですが、やはりマナTは北溜先生の掌で転がされることになるのでしょう。
    とても面白かったです★★★


    作者からの返信

    平九郎ちゃん

    またそうやって、私を泣かしにくるコメント、そして、私の胸を抉るようなレビューまで添えてもらって....大感謝でございます。

    どこまでを人殺しというのか。
    ご指摘通り、その物語へ続く序章でございます。

    そんな平九郎ちゃんが北溜マニア(勝手に認定)だという二つの点。

    あまり直接的に私も触れたくはなかったんですが、コメントに指摘いただいた通りの心境が私の中にも執筆中もやもやとあって、どこかその事象に引っ張られた表現だな、と自分でも思っていて、ずばりと言い当てられた感.....

    もうひとつ、レビュータイトルで書いてもらった、HexとSex。
    いやいや、すみません。
    そんなん全く狙ってなかった!
    狙ってなかったけど、言われてめちゃくちゃいいじゃん!とどきりとしましたワ!

    ちょっと紹介文で盗ませてもらうやもしれません。
    (コピーライト利用料は、月末締め翌々月末の、私の愛情払いとなります。)

    とにもかくにも、また勇気をもらいました!
    あざす!!

  • 娘と知らずに関係を持った父。けれど、娘は彼を父と知っていて。
    雫さんが実の娘と知って初めて、彼は自分が何をしてきたか、思い知ったかもしれないと、そんな気がしました。
    夜の街を徘徊してしまうのが彼の性だったとしても、それが相手の心身に残すものは残酷な呪いになり得るのだと。
    けれど、雫さんにとっては、父への想いこそ初めて味わう本当の愛情だったのですね。愛情を向ける相手って、果たして第三者から規制をかけられるような性質のものなのか。改めてそう強く感じます。

    雫さんは、父母の後を追ってしまうのか、それとも……
    彼女の選ぶ道が、この先の彼女の魂を癒しますように。心から、そう思います。

    作者からの返信

    aoiちゃん

    またまた素敵なコメントを……
    ありがとうございます!!

    そしてこんなに公開後マッハで読んで頂けるとは。
    めちゃくちゃ感激でございます。

    懲りずに辛気臭い話にも関わらず、私の意図したメッセージをこうも的確に捉えてもらえると、ちょっと嬉しくて震えます。

    本当にありがとうございました。