ファンタジー漫画内に毎週転生

ハーーナ殿下@コミカライズ連載中

1話

《主人公》

・名前/役割:ソウタ♂21歳(四天王ソー・ト)

/爽快感担当

・性格特徴:弱者に優しく前向きで情に厚い

・能力:機転がきく。漫画の中では四天王の魔力。現実では愚直な行動力

・目的:好きな漫画の最新話を読むこと&自分の死亡フラグの回避(この二つは矛盾している)

・第一印象:現実:パッとしない黒目黒髪の青年。漫画内:カッコイイ魔族男

・生い立ち:両親は共稼ぎの一般的な家庭に生まれで、社会人の姉がいる。本人は勉強もスポーツも平凡な器用貧乏だが、洞察力と行動力は高い。漫画は好きだけど、小説の活字を読むのは大の苦手。

・作中行動:自分の死亡フラグを回避するために、断腸の思いで愛する漫画の展開を壊していく。漫画転生のことは周囲にはバレないようにしたい。大学生なのにちょっと厨二病的なところでギャップもある。



この作品のオリジナル点

・webtoon漫画内に毎週月曜日に転生する設定

・主人公の活躍によって大人気漫画の展開が変わってしまい、現実の編集者や漫画家、読者が驚き事件が更に起きていくこと

・(愛する漫画の最新話を読みたいために)主人公は自分の死亡フラグを絶対に回避したいけど、この漫画の展開も変えたくない矛盾にもだえるコミカルさ

・主人公だけが展開を知っていて活躍する特別感をだす。

・主人公よりも絶対的な強者に対して、機転と洞察力で勝利していく痛快感をだす

・主人公のダメージの現実も影響する緊張感の設定にする

・ライバルである四天王同士での認めていく展開にする



プロローグ

(漫画を読む読者の視点から開幕)

作品のサブタイトル「魔王軍四天王ソウタ討伐戦」

勇者パーティーが活躍して魔物を倒していくシーン。

聖女「この先にいる暗黒邪竜を倒せば、アダンの街の住人は救われる」

賢者「ですがこの地区を統括する魔王軍四天王のソウタは必ず邪魔をしてきます」

聖女「四天王ソウタ……今度こそ絶対に倒す!」

暗黒邪竜の巣へと到着する勇者パーティー「えっ?邪竜が死んでいる⁉」「いったいどういう⁉」「分かりません。でも、これでアダンの街の石化は解かれます」

首を傾げながら立ち去る勇者パーティー。

融通が利かない編集者「――――っ⁉ どうして⁉ 昨日確認した原稿だと、ここで四天王ソウタも死ぬはずなのに⁉」と腰を抜かし唖然。

読者のSNS感想欄の描写「この展開は予想していなかった!」「マジで最近の展開は原作を越えているよな!」と読者には好評な描写

〈視点カメラ〉が消えた竜の巣になる。

ソウタ「ふう……今回もなんとか死亡フラグを乗り切ったかな」岩陰から姿を現しためいき。

ソウタ「漫画世界の改変か。どうしてこんなことに?」と思い出し顔でヒキ



1話

大学生のソウタは漫画を愛する平凡な青年。ある日、謎の少女を助けた影響で、ファンタジー漫画の世界に転生してしまうことになる。

自分の愛読する漫画の世界に転生し、しかもイケメンな強キャラ風。周囲も美女ばかりで、自分の幸運に歓喜する。

歓喜のまま現実に戻ってきたソウタは、ラノベ好きな幼馴染サヤカの部屋で原作小説を先読みしてもらうことに。そこでソウタは、衝撃てきな事実に気が付く。



2話

原作小説を先読みしてソウタは気が付く。自分は『主人公に絶対に殺される四天王の一人ソー・ト』だったことに気が付く。あと漫画内での切り傷が、そういえば現実の自分にもつ傷がついたことにも。つまり死は現代の自分の死にも直結するのだ。

焦りながらサヤカに次週の原作を読んでもらうと、次週はソーが勇者パーティーと対峙する回。イキる四天王ソー・トは主人公に返り討ちにあい、下半身を吹き飛ばされたまま逃げていくのだ。

「そっか……死なないのか。よかった。いや、下半身を吹き飛ばされたままじゃ、現実だぞ即死だろう⁉」「なんとか展開を変えないと⁉」「いや、でも愛する作品の展開は代えたくない!」葛藤するソウタだが良いアイデアは浮かばないまま、最新話への強制転生が始まってしまう。



3話

四天王ソー・トとして漫画内で目を覚ます。逃げようとするが魔王さまからの呪縛と命令からは絶対に逃れない。小さな村にいた勇者パーティーに、ソーは強襲をかけてることに。

主人公パーティーからは魔族に対する絶対に殺すオーラが凄く、和解や対話は絶対に不可能。四天王ソー・トとして戦闘の幕が開けようとしていた。

そんな時、原作に書いてあったこの村で起こっていた、ある事件のことをソー・トに気が付くのであった。


〈この作品を思いついた人間の欲望の根幹〉

・大人気の漫画の展開を変えて、読者キャラや編集者キャラを唖然とさせたい


〈設定の中での主人公だけの特殊性〉

・漫画の中に毎週転生して、行動を起こして展開を変えられる




〈主人公が困難をクリアする方法を簡潔に〉

・小説の原作を先読みしたことによる知識チートで解決

・主人公や魔王よりも先に行動することで、強力なアイテム武器を入手してパワーアップした武力で爽快に解決

・現実では、作者や編集者もドン引きするくらいな熱い作品熱をもって困難を突破していく。雨の中で三日間も土下座で耐え抜く作品愛。



〈この作品の敵について簡潔に〉

・自分を殺しにくるチートな勇者と仲間たち

・ライバル関係にある他の四天王。勝手な行動に罰を下す上司の魔王

・現実世界で絶対にプロットを修正して、主人公キャラを殺そうとする融通が利かない編集部

・原作にも出てこない謎の使徒軍団


〈作品の戦闘シーンについて〉

・漫画内では派手な攻撃魔法戦がメイン。

・現実ではバトルはなし。



〈緊張感を出すために設定〉

・主人公は原作を先読みして、漫画の展開を変えようとするが、融通が利かない編集部は更に強硬なプロットで毎週主人公キャラを絶対に殺そうとしてくる

・漫画家は気分屋な天才系なために、原作を無視して主人公を更に混乱と危機に陥れてくる。

・魔王さまからの命令には基本的には主人公は逆らえない成約あり(作品愛で制約を振りほどく熱い展開あり)

・謎の使徒軍団は主人公だが認知できる存在(読者や漫画家、編集者も見えない)で、漫画内と現実世界で主人公に介入してくる。


〈作品の展開パターン〉

・雑魚相手:展開を変えるために弱者に変装している主人公キャラや、村人に対して、モンスターや魔族が見下しながらパワハラ攻撃→展開を変えたくないから我慢する主人公→更に酷いことをしてくる→作品愛でキレてしまう主人公はワンパン→多くの弱者に感謝される→あっ、やばい展開を変えてしまった……と主人公→展開が変わって更なる事件が発生


・強敵相手:今の主人公では解決できない死亡フラグを原作で発見→小説好きな幼馴染に相談して解決策を模索→漫画内転生で解決策を実行するために強力なアイテム武器をとりにいく→予想外の強敵が襲いかかる→作品愛と機転で強敵を倒す→アイテムをゲットした時には、主人公よちも活躍してしまう→死亡フラグ回避に安堵しながらも、展開が変わってしまい悶絶する主人公→融通が利かない編集者によって更に強力な死亡フラグを用意されてしまう。



〈この作品の独自のルール〉:主人公ソウタと読者に小出しで提示していくルール

・主人公が漫画内転生するのは最新話発売日の前日の夜

・主人公はどんな行動をしても1話分の話が進むと、自動的に現実世界に強制帰還される。

・主人公の行動によって最新話が一瞬で変化してしまう(編集部や漫画家でも何が起きたか理解できず、最新話の更新は阻止できない)

・最新話が改変されると、漫画家やアシスタントは「あれ、自分、こんな風に描いたかな? でも描いたような気もするし?あれ?」と記憶が操作された感じなる。

・主人公が漫画内で受けたダメージや傷は、現実世界にも変換されてしまう。(漫画内には回復魔法はあるが、魔族には蘇生魔法はないために即死はマズイ)

・漫画内には〈視点カメラ〉が何個も空中に浮かんでいる。認識可能なのはソウタだけで、ソウタは〈視点カメラ〉から隠れながら事件を密かに解決していける。

・特殊な条件をクリアすると漫画内のアイテムや武器を、現実世界に持ち帰ることが可能。



〈簡単な世界設定〉

漫画内:剣と魔法の一般的なファンタジーな世界

現実世界:現代の東京


〈舞台〉

・異世界ジルアースにある魔王城周辺と、主人公のいるフランシア王国。

現実世界:現代の東京


〈世界のよいところ〉

異世界:モンスターの素材は人間の街で高価で売れる。モンスターを倒すと英雄になれる

現実世界:webtoon作家は一作品だけで億万長者になれる可能性があり社会的な地位もある


〈世界の問題点〉(世界の制限や決まり)

異世界:人族と魔族が争いを続けている

現実世界:競争社会で弱者は貧しい生活を強いられる。


〈文明・技術〉

・中世風異世界ファンタジーな文明レベル。照明や水道などの便利な家庭的な魔道具もあり


〈ファンタジーなどのお約束〉:魔道具による通信機器や転移門があるため、テンポ良いストーリー展開に都合がいい。



《序盤に読者に提示するラスボス》

・死亡フラグの数々


《物語は最後、どの様な展開となり、どの様な結末を迎えるのか?》

・自分の死亡フラグを折っていくうちに、ソウタは異世界の色んな問題を解決。勇者たちや魔王軍かもら認められ、人族と魔族の和平の中心人物をなる。現実世界でも原作者や漫画家、融通が利かない編集者からも認められていた。

だがソウタは気が付く。自分がこの漫画内に転生している本当の理由を。異世界と現実世界に混沌をもたらそうとしていた真の黒幕(現実世界では軍需大企業のCEO、異世界では混沌神)が、実はいたのだ。

自分の愛する物語の世界と現実世界を救うため、現実世界の大人たちの力も借りて、ソウタは漫画内の仲間たちと共に最後の戦いに挑む。

ソウタは自分キャラの命を代償として、なんとか黒幕の混沌神を倒し、漫画内の世界に真の平和をもたらす。

自分キャラを失ったことでソウタは二度と、漫画世界には入ってけいけない。勇者たち多くの仲間やライバルに見守れて、ソウタは仲間たちと最後の別れをする。

現実世界に戻ったソウタは喪失感が押し寄せてくる。だが原作者に弟子入りを提案されて、第二部の漫画原作者に挑戦することに。

活字が苦手だったソウタが成長して今度は自分が原作者として、仲間たちの未来を描くハッピーエンドでヒキ。


――――◇――――


〈第一部での主要キャラ〉

〈現実世界〉

・主人公の幼馴染(女21歳):ライトノベル好き。真面目で美人な優等生タイプ。当初は活字が苦手な主人公のかわり、一緒に原作の先読みをしてくれる。現実世界で一緒に行動してくれる。現実世界で主人公に片思いしていくヒロイン担当。家庭環境が複雑。


・融通が利かない編集者(♂20代):高学歴で優秀なインテリア眼鏡の漫画編集者。本当は漫画ではなく経済部を担当したかったため、漫画編集は腰掛けスタンス。内心では漫画やか原作者を見下していたが、仕事はキッチリやる性格。プロットを変えられるのが嫌なために、胃薬を飲みながら主人公を絶対に殺すマンとして立ちはだかる。


・男気の溢れる編集長(♂40代):歴戦の編集マン。豪快で今回の事件のケツをちゃんと拭いていくれる。


・漫画家(♀20代):売れっ子漫画家。気分屋な天才系なために、主人公のおかげで最新話が変わっても「へー、この展開も面白いですね」とケタケタと笑っている。更に悪戯っ子的にソウタのキャラを混乱と危機に陥れる展開を描く(原作無視)。


・原作者(?):編集部も会ったことがないWEB小説家なこの原作者。メールやチャットでしか連絡ができない。漫画版の最新話が急変する今回の事件を、遠巻きに観察している。


・巨大軍需企業のCEO:今作品の黒幕で影的に登場。敵対買収で編集部の乗っ取りをしてくる。


〈漫画内の登場人物〉


〈魔王軍〉:魔王を復活させて人族を滅ぼすことが目的。見た目は角や羽がある程度で、人族に似ている。

・魔王さま:異形で巨大な悪魔像な魔王さまで声だけ。完全に復活するにはもう少し時間がかかる


〈魔王四天王〉:誰が早く勇者を殺すか、魔王さまを早く復活させるか競い合う足引っ張りあるライバル関係。四天王最弱なソウタのことを見下してくる。


・お色気サキュバス女王:ツンデレ系

・脳筋巨漢系:

・陰険ネクロマンサー:

※魔王四天王の三人は実は的な問題があり、それを主人公が成り行きで解決して、段々と認められていく展開


・魔王軍可愛い子軍団:ソウタは四天王だからチヤホヤしてくる担当。おかげでソウタは魔王軍は居心地が良くてサイコーとなる。



〈勇者パーティー〉:魔王と魔族を討伐して人族に勝利をもたらすことが目的


・勇者:チート能力と主人公補正が強力な青年。魔族に家族と恋人を殺された絶対に復讐するマン。対話や説得は無理。


・聖女:信仰心ガチカチ思想で魔族を絶対に殺す聖女。なぜか現実世界の幼馴染ヒロインと瓜二つ。


・賢者:知的好奇心のマッドサイエンティストで、魔族は解剖したいマン。なぜか現実世界の融通が利かない編集者と瓜二つ。


※勇者パーティーの三人は実は的な問題があり、それを主人公が成り行きで解決して、段々と認められていく展開



使徒:勇者を支援する女神の使徒らしいが、基本的には表舞台には出てこない。


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