11.
ふふふ、残念だな瑞希、王道な君にはオムライスと決まっているんだ。
だから俺が勝手にオムライスを注文してあげよう。
「瑞希はオムライスねぇ~」
「あ、悪ぃ俺トマトアレルギーでオムライス食べれないんだわ」
「ふぇ??」
な、なんだって?
トマトアレルギーとか聞いた事ねぇー!
まぢか、オムライス注文しちゃった。
「オムライスは琉星が食べればいいでしょ?瑞希君には好きなの食べさせてあげなよ」
「ごめんな琉星」
「瑞希は悪くねぇだろう笑」
うぅ、湊が毒舌だぁ…。
しょうがないオムライスは俺が食べるとしよう。
メニューが決まってできあがるのをまつ。
ちなみに湊が激辛ラーメン、瑠夏が唐揚げ定食、瑞希はカレーライスだ。
湊は顔に似合わず激辛が好きらしい。
俺は甘党だから味覚が合わない。
「瑞希君も辛いの得意だったりするの?」
「うーん、普通だなー湊の激辛ラーメンはさすがに食べれないと思う?」
「うんうん、あれ食べれるの湊だけだよ~」
「確かにあれは激辛だからな」
「そっかぁー食わず嫌いなだけかもしれないよ琉星?」
「え、何を言ってるのかな~湊は~」
なんだか今日は湊がブラックだよ??
俺に激辛ラーメンを食べさせようとしてくるのは何故??
た、助けて瑠夏~。
ヘルプを求めて瑠夏をチラ見。
あぁ、はい、湊大好きなんですね、湊の顔見て微笑んでいる。
もうまぢ早く告白しちゃいなよYou。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます