応援コメント

」への応援コメント

  • 射場さんと安井さん。
    同じ名前を持つ二人がサイレンを通じてよく対比されているのが見事だと思わされます。
    安井さんの父親への思いの描写が素晴らしく、男の子は精神的成長のために父親を乗り越えていくものですが、安井さんのように幻滅して乗り越える対象がいなくなり、内面がこじれてしまうということは不運かもしれません。
    それを言うと射場さんも最初からその対象が存在しなかったわけですね。
    そして幼少期に母親のために父を突き落としたらしいクミさん。
    この物語のなかで父性との向き合い方が重要な意味を持っているというような気がします。

    また、この場で恐縮ですが、拙作をお読み頂き、素敵なレビューまでありがとうございました!
    かなり読みづらかったと思うのですが、最後までご覧いただき大変感謝しております。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    射場と安井は同じ“タイチ”として似て非なるものであると対比を強調して書きました。
    汲み取って頂きありがとうございます。
    また、父親についてはクミを軸にして物語に関わる重要人物たちに奥行きを持たせたくて書いてます。
    吹田を含め四人の父親への向き合い方だけでなく、総持など教師側にも少しそういう役割を持たせたりしています。
    ここも汲み取って頂けてるようで嬉しいです。


    レビューの件ですが、いやぁ他の方がしっかりしたものを書いてらっしゃったので幼稚な文章になってしまって申し訳ないなぁとか思ったり(笑)
    この作品以外でアクションシーンを書くことがありまして、巧みな描写凄く参考になりました。
    こちらこそ、素晴らしい作品読ませて頂きありがとうございました。