補足。専門用語・設定解説&漢字補助。
注意。この回は本編では有りません。
作中に出て来る「当たり前の顔して出て来てニュアンスで理解してね」って感じの専門用語を今更ながら解説し、なおかつ当作中では成る可く簡易単語にも漢字を使う方針の補助として、日常生活ではあまり使わない漢字の補足などをします。
漢字を使うつもりでも予測変換でひらがなに成ってたりしますが、その差については誤字に満たない誤字の様な物なので、どうかお気に為さらず。
コチラも気が付いたら成る可くルビを降ってますが、常用性が高い漢字にはある程度印象付けたらルビも外すので、ご了承ください。
また、キャラクターによっては
ちなみに、
「そんなん要らん! 自分には大体全部分かってる!」と申される方は、このまま飛ばしてお進み下さいませ。
解説0。
シギル。
一シギル=一○○日本円くらいで考えて貰えば大体合ってます。
つまりガーランドではミネラルウォーターが一本七○○円する訳ですね。暴利ですね。
そして閑話のルベラはグラス一杯で二○○○円の酒を五杯も飲んでました。馬鹿ですね。
更にデザリア一機二五○万シギルは、二億五○○○万ですね。ヤバいですね。
でも方法を問わずに借金なども重ねれば、一部の運が良い者だけでもギリギリ手が届きそうな値段ですね。しかし誰も彼もとは行かない。
定食で五シギルなんて値段は、日本円だと五○○円前後の食事だと思って下さい。
解説1。
フィクションブック&電脳小説。
地味に登場が多いフィクションブックと、類似性の高い電脳小説について説明。
フィクションブックは簡単に言うと異文化性の強い漫画の事です。現代人はバイオマシンが存在しない文化などそれだけでファンタジーなので、日本式の学園ラブコメでさえ異世界ファンタジー扱いになります。
日本で言う『はだしのゲン』的な、例えそれがフィクションだったとしても、作中の歴史に纏わる系の漫画であればコミックと呼ばれます。
簡単に言えばバイオマシンや古代文明が存在しない文化をモチーフにした漫画は総じてフィクションブックなので、スカイツリーみたいな髪をした半袖短パン小僧が『ボッ!』しちゃう作品も、「デコスケ野郎」とか言っちゃう彼が出て来るアレも、ニンジャをスレイしそうな作品も、フィクションブックです。
作中の惑星は地球では無いのですが、日本カルチャーとの被りに関しては『長い歴史を経て偶然被った』的なアレでどうか一つ、よろしくお願いします。
電脳小説は、簡単に言えば当作品の様なネット投稿作品の事です。
作中では、長い歴史で育まれた作品群が飽和して、新鮮なネタと言う物も枯渇気味で、要するに出版社が新しい売れる作品を探すのが面倒になったので、広告料で作者を捻出する形態が一般化した世界になってます。
そのため、小説を読むならネット。印刷された書籍は結構なレアアイテムとなってます。インテリアとしても優秀なので、それでも無くなりはしないのですが。
解説2。
ハンガー。ガレージ。駐機場。駐機。
これらの差異について説明。
ガレージとは要するにバイオマシンやビークルを格納出来る建物を指します。ハンガーはその中にあるバイオマシンを整備する為の装置と、それを設置してあるスペースの事です。
イメージ的に言えば、搭乗式ロボット系の作品に出て来るアレです。コの字型のフレームデッキの中で機体が整備用の機械にガシッとハマって、コックピットに乗る為の補助通路も備え付けられてる様なアレです。
この作品をお読みになる方々であれば機動する戦士のガン的なダムっぽいアレや、機獣の新世紀がゾイってるド等もご覧になってるかと思いますが、機体一つ一つの為に設けられたあの『機体一つを整備する為のアレ』がハンガーです。本来の意味合いが違くても当作品ではアレがハンガーです。
次に、駐機場ですが、講義的にコレはバイオマシンを停められるスペースの総称なので、ある意味でガレージも駐機場ですし、ハンガーも駐機場と言えます。ですが、イメージして頂きたいのは『クソでかい車を停める駐車場』です。単に車がバイオマシンに置き変わってクソでかく作られた駐車場を、駐機場と呼びます。
そして駐機とは、駐車のバイオマシン版です。
更に追加補足すると、ビークルは地球より高性能とは言え普通の車的な物をご想像下さい。用語もビークルに関しては駐車と駐車場となってます。
駐機場と駐車場。駐機と駐車。紛らわしいですが、バイオマシンとビークルの差別化に必要なのでご了承ください。
補足の補足。
駐機場や駐機に限らず、現代で『車』を使ってる熟語は大体『機』に置き換えて使うので、ご注意下さい。
例えば『車中泊』が『機中泊』になったり、『車上荒らし』が『機上荒らし』に成ったりします。
…………バイオマシンを荒らすとか命知らずが過ぎる。
解説3。
ナノマテリアル。
これも最初期から当たり前の顔をして出て来ましたね。その上でバイオマシン関連ほどの注釈は無かったので解説します。
とは言っても、簡単に言うとナノマシンが練り込まれた素材を使った色々の事、としか言えない現状です。作者もちょっと脳内設定がふわっとしてます。
ナノマシンの服を着れば砂漠でも快適、と言うのは服の生地の繊維に練り込まれたナノマシンが色々良い感じに作用して涼しくしてるからですね。帽子を被ると陽射しが安全、と言うのも、帽子の繊維のナノマシンが色々と良い感じに熱を排出して熱射病を防いでるからですね。
ナノマシンと言えば医療用、みたいなSF感が多少有りますが、当作品では『超超超微小だけどメチャクチャ有能な精密機器』としてゴリゴリ使い倒していきます。
解説4。
マテリアル系。
ナノマテリアルとは別に解説します。
これは、要するに元素単位で素材を潰して『何時でも再構成出来る状態に保ってる』色々の事です。例えばフードマテリアルが良く出てきますが、これは人の頭くらいに巨大化したカブトムシの幼虫的な生物や、プラナリア的な再生力を持って竹やミント並の繁殖力で爆増し続ける『藻』等をシステマチックに完全管理養殖し、それを潰して混ぜ合わせ、動物性・植物性に限らず他の食物を無理矢理再現する為の物です。
その他にも建材や木材、繊維質等のマテリアルが存在します。
解説5。
レプリケーター。レプリケート技術。
マテリアル系と深い関係が有るので合わせて解説します。
これはマテリアル系の素材を用いて入力されたデータ通りの物を出力する技術ですね。イメージで言えば3Dプリンターが分かり易いでしょうか。アレはマテリアルの塊を削り出す技術ですが、レプリケーターはマテリアルをニュルニュル出して3Dプリントする感じで想像して頂ければ大体合ってます。
サンジェルマンが音速で建築されたのも、シリアスが注文する趣味の服が高速で届くのも、レプリケート技術による物です。
とは言え、マテリアルの品質によっては単一素材しかプリント出来なかったり、複数のマテリアルを利用して複数素材から成る品物をプリントする高性能機材が鬼高額だったりと、何でもかんでもレプリケートで良いや、とは成りません。あと
解説6。
ボット。ドローン。
これはある意味「説明不要!」な気もしますが、一応の説明を。
簡単な区分としては『ボットは地面で活動』し、『ドローンは飛んでる』遠隔操作&自律機動マシーンと思って頂ければ大体合ってます。水中用の物はどっちに分類されるのか、まだ作者も分かってません。でも多分海底探査等はボットで、海中を泳ぐのはドローンってなる気がします。
解説7。
情報端末。
コイツも当たり前の顔してずっと居ますが、説明します。
ぶっちゃけると『変な形した超高性能スマホ』だと思って下さい。
ラディア達は拳銃グリップ型を使ってますが、他にも腕輪型や箱型、棒型、可変式など色々有ります。
基本的には本体からホログラムが浮き上がって画面表示。そして本体ボタンで操作したり、脳波操作したり、ホログラムにタップ、フリック等でも操作可能です。超技術が詰まったスマホだと思って下さい。
解説8。
パルス系技術群。
要するにレーザーとかじゃないの? 武器だと実弾なの?
とお思いの方に解説します。これは有名な、とある科学のビリビリ電撃レールガン少女を思い浮かべて下さい。あれのレールガンがパルス武器で、防御に使うビリビリ反応装甲みたいなのがパルスシールドです。ヤバいレベルで強力だけど人に安全な設計になってる超電磁波だと思って下さい。
作中のレーザー系やビーム系兵器はプラズマ兵器がそのポジションです。技術的にはレーザー兵器なども余裕なのですが、古代人も現代人も、「大気中でレーザーを攻撃に使うとか非効率の極みじゃね?」と思い至って兵器化してません。いや、兵器化はしましたが衰退しました、が正しいですね。基本的にプラズマでええやんとなってます。
解説9。
ローカル通信。
簡単です。電話じゃなくてトランシーバーやラジオを想像して下さい。ソレです。
ネットワークを介さず、機体の発信出力のみで通信を叩き付ける機能なので、通常のネットワークが届かない場所でも通信可能な機能です。
エネルギーを注ぎ込んで出力を上げればそこそこの広域にも届きます。
普段は電波をオートで拾う設定ですが、機体設定を変えて拾わない様にしたり、電波を拾ったら通信要求として通知させたりも可能。
ちなみに通信要求とは、電話のコール状態だとでも思って頂けたら合ってます。トゥルル、トゥルルって状態が通信要求です。受けずに無視したらブツっとします。電話と一緒です。
なので所属不明機等に対して警告する時は大体これです。そして『短距離ローカル通信』とは通常出力のローカル通信の事です。
解説は以上でしょうか。
まだ疑問など御座いましたら、こちらの解説回にコメント等でお聞き頂ければ、質問がある程度溜まった時点でまた解説回を設けます。
以後、漢字の補足。
敵の機体とかを捕まえて俺らで使っちゃおうぜ! って感じで理解して頂ければ大体合ってます。鹵獲の定義などに一家言ある方はご容赦ください死んでしまいます。
ここに居る。ここに来い。ここは
作者が『ひらがなが続き過ぎる文がなんか嫌』って理由で細かく使ってますが、
『なんじ』と読めますが、『いつ』とも読めます。『明日の予定は
割と『
思い付いたらルビを振ってましたが、作業量が爆増するので成る可く控えたいです。
『 |此処に本文【
(【 】を《 》に変えるとルビ用タグの完成。此処で《 》を【 】に変えてあるのは、そうしないとルビが成立してパーツが見えなくなるから)
を入れて登録です。カクヨムではコレでルビが振れます。なろうでも確か大丈夫だったかと。傍点はカクヨムとなろうで違うのでご注意ください。
普通のルビもそうしたらええやんって思う方も居ると思いますが、常用単語にそんなの登録したら日常でスマホが使えなくなります…………!
知り合いにチャットアプリ飛ばす時に変なルビパーツついてたら面倒ですよ…………? あと予測変換のランチャーにズラっと並ぶのも割と邪魔。
あ、専門用語を丸ごと辞書登録しちゃうのは投稿作家さんへのオススメです。自作品のカッコイイ単語をバンバン使いたい時は是非。
みんな、厨二チックなルビって大好物ですよね。
どこに居る?
的な漢字です。『なんどころ』とも読めますが、この読み方はレアでしょう。『どこ』とお読み下さい。
コチラの商品はいかがですか? 的な漢字です。日本は『何』の漢字を使い倒し過ぎだと思います。
そして
結果のいかんによっては、なんて使い方ですね。内包された意味はほぼ同じですが、使い方が違います。マジ日本語巫山戯んなよ。
ふざけんな! ふざけろ! ふざけないで! と使われますね。個人的には文字のデザインが好きです。
漢字の意味合いをバラすと、『巫』が
そして『山』は山ですし、説明不要。『戯』は
だから巫山戯んな! と言われる訳ですね。『お前の立場でアホみたいに戯れるな!』って事なんですね。
嘗ての栄光、とか、嘗てその者は勇者だった…………、的な使い方をします。
端的に言えば『昔は』って意味です。
これは、説明不要? 稀に、や偶然、って意味ですね。『偶然』にも偶の字が使われてますし。
これも簡単に、敢えてそうする、って意味ですね。
仕事をこなす。難しい事をこなす。執筆をこなした。等の使い方です。
意味は『良い感じやった』と思って頂ければ大体合ってます。
割と良く使う漢字ですね。
ストレートに『ひま』とも読めますし、そちらが一般的ですね。
しかし『暇』とは転じて『休み、休日』なども意味します。『いとま』と読まれる場合はそちらの意味が強いですね。
『
そして仕事を辞めたい時のオシャレな言い分に『暇を貰います』とは、つまり『永久にお休みします』と成ります。もちろん『休暇下さい』って意味でも使われますが。
この場合は『ひま』でも『いとま』でも人によるので、どっちも間違ってませんのでご安心を。
『
いちいち報告すんな! とか、いちいち煩いな! とかですね。
微妙にこれ使い方合ってるのかちょっと自信無い漢字ですけど、多分合ってます。合ってなくてもこのまま使います。
それは俺のセリフだ! とか、そのセリフを忘れるなよ、とかで使われます。
多分、殆どの方は読めると思いますが、一応載せて置きます。
本来の意味は多分、『台本の
では、これで、当作品に使われる『普段見ないから分からない可能性が有る漢字』の補足になります。
大体は補足出来たと思いますが、「ちょっと! この漢字が分からへんねんけど!」と申される方が居ましたら、重ねて、コチラの回までコメントをお願いします。溜まったら補足し、それまでは気が付いた時にルビで対応します。
以上、作者ももるるからの補足でした。
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