04.火遊びをしてはいけません。

■登場人物(一話ネタバレあり・二話ネタばれなし)

<主要登場人物>

〇呉三娘(ご さんじょう)

 主人公。二十歳。皇帝丹堅の皇后。樨国公の三女。

 住まいは凰麟殿(通称皇后宮)

〇玄寿珪(げん じゅけい)

 呉三娘の侍女。樨国出身。玄嘉玖とは双子の姉妹。呉三娘より年上。

〇玄嘉玖(げん かきゅう)

 呉三娘の侍女。樨国出身。玄寿珪とは双子の姉妹。呉三娘より年上。

〇丹堅(たん けん)

 央国皇帝。十三歳。皇后は呉三娘、母は香皇太后。


<後宮の妃嬪・侍女>

・蓮生殿

〇楊漣花(よう れんか)、楊徳妃(よう・とくひ)

 皇帝丹堅の徳妃(正一品)。正二品中書令楊某の娘。

 楊家は建国前から続く名門かつ、父は科挙にも及第した文人。

 住まいは蓮生殿正殿。

 〇孫明珠(そん めいじゅ)※二話出番なし

  蓮生殿の当番だった女官。一話の最後に樨国へ左遷された。

 〇陶清琴(とう せいきん)※二話出番なし

  楊徳妃付きの侍女。六品。楊家が徳妃につけた侍女。

 〇葉盈盈(よう えいえい)※二話出番なし

  楊徳妃付きの侍女。楊家が徳妃につけた侍女。

〇芹充媛(せつ・じゅうえん)

 皇帝丹堅の充媛(正二品)。十六歳。

 医学に通じた名門貴族の出。

 住まいは蓮生殿配殿の不染殿。


・梅香殿

〇香小梅(こう しょうばい)、香淑妃(こう・しゅくひ)

 皇帝丹堅の淑妃(正一品)。正四品正議大夫の娘。皇太后の姪(父親が皇太后の弟)

 香家は新興貴族。

 住まいは梅香殿正殿。

〇龍哀哀(りゅう あいあい)、龍婕妤(りゅう・しょうよ)

 皇帝丹堅の婕妤(正三品)。橙国公(とうこくこう)の弟の庶子。十四歳

 住まいは梅香殿の配殿、凌寒殿(りょうかんでん)。


<皇族>

〇香小蘭(こう しょうらん)香皇太后

 皇帝丹堅の母親。息子が皇帝位についたことで皇太后となった。前皇帝の貴妃。

 住まいは永寿宮正殿。

〇白太皇太后(はく・たいこうたいごう)

 皇帝丹堅の祖母。先帝(太上皇帝)の生母。名門出身。

 住まいは長楽宮。


<そのほか>

〇藍将軍(らん・しょうぐん)

 皇帝丹堅の皇太子自体からの護衛で腹心。

〇龍文輝(りゅう ぶんき)、龍将軍(りゅう・しょうぐん)

 橙国公(とうこくこう)の次男で羽林軍の将軍。三十前後で髭がきれい。

〇袁宮正(えん・きゅうせい)

 後宮で起きた犯罪や不正の調査、処罰を担当する宮正の長官。ベテラン女官。

〇洪青海(こう せいかい)

 凌寒殿付きの宦官。

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