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2022年5月1日 15:17
仮に彼が死なずに彼女の元についていたとしても彼にとって良い未来に至った可能性はそこまで高くないだろうと思う。当時の彼女がその手紙を受け取ったとしても「ここまでしておいて何をいまさら」感満載だったろうし、やり直したとしてもお互い傷をいやすのに相当な時間と根気を要するだろう中、彼女側にはそこまでの熱量はもう残っていなかったのではないだろうか。それをもって彼女は見切りをつけて先に進んでたかもしれない。酷い言い方になるけど、死んだからこそ相手に自分を消せないくらい刻み付けたとも考えられる、死ねばそれまでの行いが全部チャラになるんだからこれこそが彼に残された彼女の心に残り続ける最後の手段なのでは
作者からの返信
そうですね、元の鞘に収まることは非常に難しいことだろうとは思います。けれど時間をようせば、何らかの形で和解することはできたかもしれません。二人とも醜い感情に振り回されてはしまいましたが、根っからの極悪非道ではないので。>死んだからこそ。そういう面も確かにあるでしょう。そうなると本当に悲しいことです。
2022年5月1日 10:08
高橋さんと主人公、山本さんと彼のカップルって凄い境遇が似てるのにこれほど違う結果になるなんて。彼が主人公のような聖人君子のごとき精神的強さがあれば、あるいは山本さんが高橋さんのように自分の行いを素直に後悔し省みることができていればこんな悲しい別れにならなかったのかなあ。
主人公と対比できるように書いているのは、意図的にそうしております。おそらく悲しい結末を回避する機会はあったはずですが、この二人はそのことごとくを外しておりますね。
2022年5月1日 08:07 編集済
写真を見て、衝動的に彼女に会いに行く途中で、気が動転していて不注意で死んでしまった???それでも、やはり、彼女が殺したことに変わりは無いような。その写真を見ても、どうしても彼女が好き、というのなら、浮気の現場を見てもなお・・・の主人公と、共通する部分がありますね。
彼女にも過失はもちろんあります。そして主人公の境遇と色々と対比できるように書いておりますので、共通する部分も出てきますね。
仮に彼が死なずに彼女の元についていたとしても彼にとって良い未来に至った可能性はそこまで高くないだろうと思う。当時の彼女がその手紙を受け取ったとしても「ここまでしておいて何をいまさら」感満載だったろうし、やり直したとしてもお互い傷をいやすのに相当な時間と根気を要するだろう中、彼女側にはそこまでの熱量はもう残っていなかったのではないだろうか。それをもって彼女は見切りをつけて先に進んでたかもしれない。
酷い言い方になるけど、死んだからこそ相手に自分を消せないくらい刻み付けたとも考えられる、死ねばそれまでの行いが全部チャラになるんだからこれこそが彼に残された彼女の心に残り続ける最後の手段なのでは
作者からの返信
そうですね、元の鞘に収まることは非常に難しいことだろうとは思います。けれど時間をようせば、何らかの形で和解することはできたかもしれません。
二人とも醜い感情に振り回されてはしまいましたが、根っからの極悪非道ではないので。
>死んだからこそ。
そういう面も確かにあるでしょう。そうなると本当に悲しいことです。