応援コメント

第64話 独白②(京都の乙女視点)」への応援コメント

  • 遺族からしたら真実や経緯よりも、結果的に死なせたという明確に責めていい相手がいるほうが都合がいいからね

    当人同士の問題なのに周りを巻き込んで婚約者を悪者にして、結婚資金つかいこんで一方的に婚約破棄して・・・、家族だって何一つ止められてないのにね



    妹の言い分だって聞きようによっては義姉に我慢を求めているようにもとれる
    けど当時そんな風に追い詰められた山本をだれかケアしたのだろうか

    彼女のために就職して仕事がうまくいかない中、浮気を疑われるのはそりゃ業腹だろうけど相手に問うのと、周りに言いふらして風評を貶めるのとでは同列ではないからそれこそ筋が通らない

    どうせ言いふらすなら「彼女のために慣れない仕事を遅くまで頑張ってるのに浮気を疑われたのつらたん」とかのほうがまだ、かわいげも救いようもあるのに

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自分でも処理しきれない激情に支配されると、人がとる行動というのも限られてきます。投げやりに諦めるか、人へとあたり散らすか、はたまた旅に出てしまうか。理性的に動ける人間というのは稀でしょう。

    『筋が通らない』。腹たつセリフを書いたのだから当たり前ですけど、彼のこの発言、イラッとしますよねぇ。思わず言いたくなります。お前の筋がひんまがってるよと。

    確かに。つらくても健気に、不愉快を過分に周囲へと振りまかないように配慮していてくれたなら、このような結末にはならなかったことと思います。

  • そして、この章のプロローグへ…
    なんと哀しくも美しいんでしょう…
    ここがセクシーなガールズバーだと忘れそうになります

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    ご無沙汰しております。

    そういえば、セクシー路線のバーでした。
    筆者もついうっかり。もっとお色気描写をするべきだったか……

  • お互いが「何が相手にとって致命的か」なんて普段考えんよな。
    そういう敵対的な関係になった時点でもうお互いに物理・精神・情報的に縁切りすべきだったんだろうなぁ。
    つくづく人間関係に勝ち負けなんて感情持ち込んだら仕舞よな😢

    作者からの返信

    勝ち負け……!
    なるほどずっと二人の関係性の上手い言い表し方を悩んでいたのですが、それは言い得て妙。

    あ、でもすでに続きの話書いてしまってました。
    差し込む隙がない。


  • 編集済

    彼が亡くなってもなお、自分が間違ってたというよりもみんなから非難の目を向けられる悲劇のヒロインみたいな感じでいるのが信じられない。

    作者からの返信

    筆者の書き方が悪いところもあるかもしれません。章の山場だからと劇的なニュアンスで書きすぎでした。反省します。


  • 編集済

    これはどうしようもないな

    彼女が浮気を疑ったことと、彼がしていない浮気を吹聴したことで第三者的にはどっちもどっち
    最終的に彼が死んだから罪の比重が彼女に傾いただけ
    彼の虚言流布によって彼女がストレスに耐えかねて自殺していれば、罪の比重は彼に傾いてた筈なんだから
    しかも婚約破棄後の話だしね

    別れた後も執着して延々と嫌がらせを続けた癖に写真一枚で死んだ彼も『後悔しても、もう遅い』から自殺したし、自分の行動で彼を自殺させた彼女も『後悔しても、もう遅い』と思ってるんでしょ?
    彼が自殺したショックで彼女を罵倒した家族も『後悔しても、もう遅い』と思えるなにかが日記から見つかったんじゃないですかね
    でないと妹ちゃんが今さら絡んでくる意味が分からんし

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    あ、よかった。
    まさに第三者的にはどっちもどっちということを書きたかったんですけど、伝わっているか自信がなかったので安心しました。

    今作は本当に勉強になることばかりです。


  • 編集済

    愚か過ぎて同情できない。客観的には敢えて自殺に追い込むために、考えられる限り最もダメージを与える行動をとったようにしか見えないという。。。それが分からないとは。結局、相手の幸せを願う、という意味では彼のことを全く愛していなかったのでしょう。自分のことしか考えていなかったから、相手が仕事で遅くなれば自分の不満ばかり考えて、浮気なんて言い出し、最後まで、破局の引き金となった暴言について謝罪しないまま、謝罪しなかったことについては、後悔すらしていない。相手の立場になって思い遣ることが全くできない、という一番の自分の問題点に、最後まで気付けないのですね。

    葬儀に参列しようとしたのも、自分の犯した罪を、義母に罵倒されるまで理解できずに、遺族の心の傷に塩を塗り込むあり得ない行動で、葬儀自体も台無しにしてしまっています。

    ここまでやらかして、この後の人生で幸せになることなんてできないのでは。。。私が自殺した彼の両親なら、彼女が将来幸せになれそうだったら、過去の悪行を暴いて破滅させにいきます。

    死んだ彼の妹が、彼女を憎んでいない様子なのが不思議です。

    彼の日記には、彼女への変わらぬ「愛」が綴られていたのかもしれませんが、こんな馬鹿な女と出会わなければ、今も生きて、普通の幸せを掴めたかもしれず、不憫です。写真送付テロで自殺した当日、彼が、彼女に謝罪してよりを戻そうと決意していた、とかだと、より彼女の愚かさが浮き彫りになりますが。

    私が、彼女からこんな話を打ち明けられたら、本当に言葉に困ります。「やってはいけないことをして、人を一人殺したのだから、本当に悪いと思うなら潔く死んで、あの世で彼に謝罪すれば」と言いたいところを、自分が加害者とならないためにぐっとこらえて、心のこもらない慰めでお茶を濁すしかなさそうです。
    「罪滅ぼしに、これからは、恵まれない人に奉仕して生きていきましょう。」などと言ってみたところで、そんな殊勝な心持ちには、生涯なれなさそうですし。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    そうですね。
    ご指摘の点をもとに、今後の創作の参考にしたいと思います。