編集済
根拠も無いのに、追い込まれている状況にある婚約者に、浮気なんて言いがかりをつけてしまったのですか。確かに、ちょっとあり得ない言動ですね。ぶん殴るよりひどいです。
その後の対応も、きちんと謝罪しなかったうえに、さらに、「好きにしなさい」などと、突き放すような態度で、非常に良くないですね。
大切な人に対して、本当に悪いことをしたら、まず、誠心誠意謝り、許しを請う。この、人間としての基本が欠けてしまって、開き直ってしまい、状況が悪化しても放置していて、当時は、悪いのは相手だと、全く反省していなかったような???
暴言を吐いて謝れない人間と良好な関係を維持するのは無理です。信頼関係が壊れてしまったのでしょう。セックスも拒否していたのでは?
自分のあり得ない暴言で相手がどれだけ傷付いたのか全く気付くことができずに、無かったことにして誤魔化そうとしたのが裏目に出たのだから、自業自得なのでは。
愛情が無くなった後、婚約解消について、精神的に病んでいる疑いが強い相手の納得を得ないまま、すぐ次の人と交際してしまった、のだとすると、相手が「やっぱり前から浮気されていたんだ」と思い込んで自殺してしまったことも、周囲から彼女のせいだと非難されても仕方ないような。
生涯の伴侶になる覚悟だったはずが、相手が辛いときにあっさり見捨てて乗り換えようとしたようで。。。元からそれほど愛していなかったのでは?
「暴言吐いてきちんと謝罪しないでいたら相手が病んでしまったので見捨ててすぐ次の男を見つけたら自殺してしまった」となると、余り彼女に同情できないです。
主人公は、果たして、どのように彼女を受け止めるのか。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
山本に非がない、ということはありません。
そのように書きました。
山本主観の一人称で書いたので伝わりにくかったかなとも思っていたのですが、なんとか形にはなっていたようで安堵しております。
誰よりも信じて欲しい相手に疑われるというのは辛いことです。それを彼女は見落としています。
とはいえ『アイツ』の方に全く非がないかというと、そういうことでもありません。
現状では互いに自分のしたことを棚に上げて『相手から謂れのない仕打ちを受けた』と思い込んでいる状態です。
そこに、今回の章で筆者が書きたかったところがあります。うまく書ききれるよう、今後も精進したいと思います。
次回も山本がウダウダ言ってると思うんですが、お付き合いいただければ幸いです。
編集済
彼の仕事が忙しくて苦しい時に証拠もなく浮気を疑っておいて自分の非を謝ってない。浮気調査は自分がされたことの意趣返しで彼は山本さんに謝って欲しかったんじゃないかなと思いました。山本さんがが一言「浮気を疑ってごめんなさい」と言えば解決できたのでは?
そこらへんが主人公と高橋さんの関係と違う結末になったんじゃないかと考えます
作者からの返信
その通りだと思います。
たった一言で取り返しのつかない事態になることがあるのなら、たった一言で事態が改善されることもある。
少なくともその一言の謝罪さえあれば、もしくは婚約者の方が意趣返しではなく「謝ってくれ」と催促していれば、悲しい結末にはならなかったと思います。