ドーナツとラッコ
一月十九日 水曜日 天気 雨
思い立ったが吉日。生憎の雨、ビニール傘をさして行った。大雨ではなくて本当に良かった。
高校時代、華那ちゃんと行ったカフェへと記憶を頼りに行ってみた。店内にはポップ音楽が流れ、制服を着た学生や、親子、眼鏡を掛けた老人。案内された席に座り、ひとつ深呼吸をした。
「グレーズドーナツを二個、それからアイスティーをお願いします。」
腹が、減って、戦が出来ぬ。
ビビっと鮮やかなピンク。
ウェーブのかかったロングヘア。
笑った、彼女が言う。
世界で一番華やいだ、笑顔で音を放つ。
当たって砕けろ。
腹が減っては戦は出来ぬ。
きらめいて、翻る。
華那ちゃん、私はいつまで経っても、きっとあなたを忘れられない。
遺影も、焼香も、香典袋も、最後に会った日食べたたらこスパゲティと唐辛子の粉末も、無くせないよ。忘れたくない。
「グレースドーナツとアイスティー、おまたせしました。」
テーブルに置かれたドーナツをはむり。咀嚼して、飲み込んだ。はむ、はむ。むぐ、ごくごく。アイスティーを飲んで、また食べる。冬の寒い日、車の運転をして、命は止まった。惜しい、おしいね、どうしていなくなってしまったんだろう。ここのお店のドーナツ、美味しい。美味しいって、あなたにも食べてもらいたかった。
「っう、…っ。」
穴がひとつ、穴がもう一つ。砂糖でコーティングされても、空洞は埋まらない。
亡き人に思いを馳せることを、私はこれからもきっとしていくんだろう。アメリカへと帰って行った清二くんのように、記憶をなぞっては悲しくなる。それが私の弔い方だ。
「はなちゃんっ、はなちゃ、っ、…ひっ。」
ぽろぽろと涙を溢しながらドーナツを頬張る私を、学生や親子が不安げに見ている。視線が突き刺さる。
「あの人、ヤバくない?」
「めっちゃ泣いてるんだけど。」
それでも、食べることも、泣くことも、私は諦めなかった。つっかえたものが取れるまで、今はおかしな人でいいから、そうありたかった。
「はい、ティッシュ。使っておくれ。」
眼鏡を掛けた老人が、しわくちゃの手で、ポケットティッシュをくれた。和やかに弧を描いた。随分と器用に笑える、素敵な人だった。
「鼻が詰まるとドーナツの味、分からなくなるだろう。」
老人は言い置き、会計を済ませて店を出て行った。私は、少し曲がった背に、感謝を贈った。
「ありがとうございます…っ!」
店のドアがぱたんと閉まり、ポップ音楽が歌い出す。
英語か、日本語ではない他の言語がすらすらとテンポ良く流れ、合図のように、マジックみたいに、それぞれがぽつりぽつりと会話を開始させていった。
ティッシュを一枚取り出し、鼻をかむ音がそれらを邪魔しないよう気を付け、またドーナツを頬張った。涙のしょっぱさに、砂糖の甘さが、悔しいほど合っていなかった。
お腹はいっぱいだ。戦は出来る。
「当たって砕けろ。」
カフェから帰宅し、部屋で正座をしていた。
あたってくだけろ、あたってくだけろ。携帯電話を握り締め、発着信の画面で指が動かなくなった。重要なのはここから先だというのに、怖気づいている自分が情けない。冬本澪、この名前をタップして発信したい。いや、するんだ。堂々巡りの自己暗示をかれこれ十分ほどは行っていた。
「あたって、くだけろー!」
ぽち、ぽち。ぷー、ぷー、ぷるるるるる。
ぷるるるるっ。
ぷるっ、ぷ。
「はい。」
心臓が震えあがった。沈んでいるトーン、僅かに怒っているようにも感じ取れた。
あ、え、えっと、うんと。言い淀む私を、彼は何も追求することはなかった。沈黙、あ、沈黙、え、沈黙、うんと。
「…。」
大丈夫で始まって、だいじょうぶで終わった恋は、好きだよと巡りめぐって零に戻った。新しく二人で積み重ねていったこの日々を、もう二度と手放したくはない。
どんな人間であったとしても、私だって答えは同じだ。
「出しゃばって、お説教しちゃって、ごめんなさい。」
「本当のことだし、怒って当然だと思ってる。俺も、ごめん。玲に言われて俺なりに反省した。女の子たちにも失礼なことしたって、すげぇおもうし。」
「うん。」
「でも、これだけは、言い訳がましいかもしんねぇけど言いたい。」
「うん…。」
「俺は、玲が一番好きだ。もう、過去の彼女とかは一切連絡取ってないし、玲がそれでも不安だっていうんなら携帯機種変する。俺は、玲がいちばん。」
「うん、いい。」
「玲。」
「私も、冬本くんの一番が私だったらそれでいいの。」
どれだけ正論を並べ立てても、いつだって私は彼を信じようと前向きになってしまう。好きだって思ってしまう。恋は抜けきれなくて、彼の過去に嫉妬することも元カノ達に同情したりも、本当の意味では出来ない。
私は、馬鹿者。狡猾で、滑稽な、偽善者。
当たって、くだけた。
生きてるってひどく感じられた。
一月二十日 木曜日 天気 曇り
朝はゴミ出しをした。昼ご飯にタコライスが食べたくなって自分で作って食べた。写真を彼に送ったら、美味そう、今度俺にも作って、だって。嬉しくなっていいよと返事を速攻でした。十四時に美容室へ行った。カラーとカットとトリートメント、髪の毛が蘇生した。
十六時過ぎに転職サイトに登録してみた。でも、まだ何がしたいのか調べる気にもならないから、すっかりこの気楽でストレスフリーの生活に馴染んでしまったみたいだ。どうにかしなきゃ。お金、楽して稼ぎたい。
明日はついに水族館、またラッコに会えるんだと思うと妙に心が浮足立ってしまう。私、ラッコが好きなのかも。ベッドサイドにはラッコのぬいぐるみが置いてある。かわいいな。
「おはよ。」
助手席に座ってシートベルトを装着する。
「おはよう。」
自宅の前で待ち合わせをして、人が通っていないことをバックミラーやサイドミラーを使って確認した彼が、私の唇を颯爽と奪った。わずかなことに顔が真っ赤になる自分。恥ずかしさと照れが飽和して、金魚や鯉みたいにパクパクとキスをした部分を動かすと、彼がケラケラと喉を震わした。
「初心。」
私の反論を聞く前に彼が車を発進させるものだから、もう、いいやってなってしまった。
水族館までの道のりはやっぱり雑談。付き合っても、付き合えていなくても変わらない私達。
連絡を頻繁に取り合っているから、目新しいことはそれほどない筈なのに、彼に色んな話を聞いてほしくて私の口数が多くなる。
運転する彼の横顔をちょっと盗み見て、格好良いと再確認をする私は確実に恋する乙女だった。途方もないほど、好き。鼻筋の通った輪郭、黒い髪、ピアス、長い睫毛。高校生の時のあどけなさが薄らいだ彼は、完璧なイケメンと化した。
「あんまり見ないでもらえると嬉しいんだけど。」
「え、やだ。」
「めちゃめちゃ恥ずかしいから、勘弁して。」
フロントガラスから遥か彼方まで広がる、青い空と白い雲。道路を走る冬本くんの車、流れる洋楽。しっとりとした曲調が、綿菓子や浮かぶ雲のように、ささくれだった気持ちをくるんでいき、次第に鎮まって朗らかなものになる。英語、日本語ではない言語、これは韓国語だろうか。
「これ、いい歌なんだよ。」
「好きな歌手なの?」
「うん。たまたま見てた韓国ドラマの挿入歌でさ。サブスクにあったから、ここ最近よく聴いてる。」
「へえ、どんな歌詞なの。」
「簡単に言うと、愛を歌ってる。永遠にこの愛は続くよねって意味。」
私達の愛も永遠近くまで続いていくのだろうか。そうだといいな。ぼんやりと、音楽に耳を傾け、瞼を閉じた。ねえ、もう一度聴きたいな。私がお願いをすると彼はいいよと了解してくれた。水族館に着くまで、移り変わる街や道路沿いの風景、それでも、変わらない愛を乞い願う歌はずうっと流れていた。
カクレクマノミのオレンジと黒と白の縞模様が水槽内で映えていた。イソギンチャクとのコラボレーションも良く似合っていた。
水槽を移動しては、覗き、思い思いに感想を言いって、チンアナゴの出ている長さについては、やたらと真剣に議論をした。これが全部抜けちゃったらどうなってしまうんだろうという、私達では正解が分からない可能性についてがテーマだった。
時間が経つと思い出せもしない冗談で笑ったりした。
半円状になった水槽で、カメラを構える度に泳いでいってしまう鮫、エイ、マンタ。
「上手くいかないなぁ。」
「さっきから悪戦苦闘してんな。」
必死に携帯電話で写真撮影をしていると、彼は邪魔せずに気が済むまで付き合ってくれた。パシャパシャ、とシャッターを切る音。ちらり、彼を振り返る。
パシャ、と鳴った。
「撮ったでしょ。」
「内緒。」
秘密にして隠してしまうなんて、ずるい。
彼に歩み寄り、携帯電話を奪おうと試みた。けれど、私が掴む前に、ひょいと手早く彼はジャケットの胸ポケットにしまい込んで、にやりと悪戯に笑んでみせる。
「消してよ。絶対変な顔してるもん。」
「やだね。」
「やっぱり、私のこと撮ったんじゃない。」
「あ。」
「消してってば。」
不毛な口論を通り過ぎる人は気にも留めなかった。べ、と彼が舌を出して、表情をさらに深める。私は、思わず見惚れてしまった。とくん、とくんと早鐘を打っていく鼓動。リップグロスをきちんと塗っていることも忘れ、唇を噛み締めてしまいそうになった。
「玲?」
我に返り、背を向けた。なんでもない、耳たぶまで真っ赤なことが彼にはバレませんように。私は彼を置いて、数歩足を進めた。
「あ、おい。」
隠し事ならば、私もしてしまった。
だから写真のことはもう、許してあげる。
胸の内で勝手に言い訳をして、冬本くんへと身体を向き直した。
「ほら、行こう。」
手を伸ばす。
彼がその手を、間違いなく、ぎゅっと握った。
指とゆびを絡めて、恋人繋ぎをする。
温もりがはんぶんこになっていく。
「次はどこにしよっか、冬本くん。」
「なあ、玲。」
「うん?」
そろそろ約束破っていいんだぞ。
約束、って卒業式の?
そう。俺のこと、名前で、呼んで欲しいんだ。
「れ…。」
い。
「言えないよ。」
竜也くんも咲弥くんも、澪ってなんで簡単に呼べてしまうんだろうかと思えた。ちっとも、名前にならずに、私の身体の中でふわっと消えていってしまう。澪、れい、れい。
「どうして。」
「それは、その。」
俯き、ぴたりと、順路の途中で立ち止まってしまった。彼がここじゃ他の人の迷惑になるから、と近くにあったベンチに私を座らせる。やけに心臓が煩くて、どきどきが鳴りやまない。
「特別過ぎて、呼べない。」
遠回りをしてきてしまった。随分と、ゴール地点までかかってしまった。十年以上の年月を経て、私達はようやく結ばれて、恋人となってまだ一ヶ月と少しくらいしか経っていない。今でも時々この現実は私が都合よく描いている妄想の中なのではないかと、幸せな疑念さえ抱いてしまうほどだった。
一番だった。高校一年生の頃から、恋して想いを馳せていた。焦がれた相手に振り向いてもらえた。その人が願うことを一番にかなえたいのに、特別だからこそ、簡単には名前は呼べなくて、また双六はサイコロを振り進むどころか一回休みになっていく。
至極真面目に伝える私に、彼は苦笑を浮かべた。
「じゃあ、俺がじいさんになる時までに、考えといて。」
彼は手を繋ぐとぎゅうと力をさらに込めた。
「ラッコ、会いに行くか。玲、会いたがってただろ。」
ラッコ水槽前には人がたくさん居た。子どもが、ラッコだと言ってはしゃいでいる。
「おかあさん、ラッコさん!かわいいね。」
「そうだね。可愛いねえ。」
男の子だろうか。お母さんが抱き上げて、ラッコの姿を見せていた。ほほえましい光景だなと思いながら、彼を見遣る。食らいつくように、瞳を輝かせ、親子を凝視していた。
「ラッコさん、泳ぐのはやーい。」
「ねえ、びゅーんって行っちゃうね。」
「うん!泳ぐの上手なんだね!」
「ふふっ。そりゃあ、海で生きてるんだからあたりまえでしょう。」
「海にいるんだ。じゃあ、海からここにきたのかなあ。」
「どうなんだろうねえ、もしかしたらそうかもしれないし、ここで生まれたのかもしれないね。」
ラッコはやはり二頭居て、一頭は陸地の部分で身体を丸めて眠りに就いていた。もう一頭は、プールの端から端までを仰向けの体勢で泳いだり、水中に潜っていたりする。ラッコが水面に上がり、両手(前脚)を使いながら、器用に顔の辺りをグルーミングしている姿はとても可愛らしくて、すかさず彼に、抱いた感想をそっくりそのまま伝えた。
「可愛いね。」
「ん、あぁ。」
どこか上の空といった相槌に、私はとてつもない不安を覚えた。先程から、近くにいる親子に夢中の様子だった。
フラッシュバック。私の頭の中には、それだけが思い浮かんでいた。彼は今、過去に囚われていっているのではないか。亡きお母さんとの記憶に、飲み込まれていっているのではないか。恐る恐る見上げると、彼は視線に気が付いたのか私を見て、なんとも言えない笑顔を作った。喜びも悲しみも虚しさもない、奇妙な笑顔だった。
「冬本くん、ラッコ。」
「お、可愛いじゃん。」
話題を作って意識を逸らさないといけない。普段は冴えない知能が、警鐘を鳴らしていた。それは戦を知らす法螺貝もしくは銅鑼に近い。鼓膜を引きちぎられそうなほどだった。
「ラッコ、本当好きだよな。」
「寝てる子、もふもふだね。」
「たしかに。でもラッコって寒いところに居るんだろ。たしか北太平洋の数ヵ所に棲息してるんじゃなかったか。」
「え、そうなんだ。知らなかった。」
「ラッコは絶滅危惧種だし、条約の関係上、輸入とかも難しいらしいからな。会いに来れる内に、こないとな。」
「…冬本くん。」
「ラッコに限らず生きてるもん全部そうだけどさ。ま、ラッコが絶滅危惧種になったのだって、結局は俺ら人間のせいだし。自業自得だよな。」
鋭利な刃物だった。付き合う前の、私を突き放した彼が見え隠れする。
「水族館での暮らし、楽しいといいよな。」
「え?」
「俺ら人間が、ラッコを見て、学ばなきゃいけないんだよ。環境問題や、ラッコの保全活動とか。地球温暖化も、元を辿れば人間が原因なんだ。気候変動にだって人為的な要因がある。この個体たちだって、本来は水族館で暮らす生きものじゃない。俺たちは見せてもらってるんだ。命を借りてる。だったらその命に幸せを願ってやりてぇじゃん。」
「壮大だ。」
「壮大にしたのは、人類だよ。」
黙り込み、私達はラッコを見つめた。私が、彼を心配している間、彼はもっと大きな問題に焦点をあてていた。自分の周りのことばかりに気を取られている私と、視野を広く持ち自身のことを後回しにしている彼。
「正反対だね、私達。」
この小さなズレがいつか大きな溝となってしまわぬように、私は魔法の呪文を唱える。
「冬本くん。」
眠っていたラッコが目を覚ます。頭を起こして辺りを確認し、ぱちぱち何度か瞬きのような仕草をした。そうっとプールの中に入り、二頭が泳ぎ始める。先程の男の子がわあ、と歓声を上げ、母親は息子を抱き上げたまま微笑を刻んだ。
爪先立ちをすればぐんと彼との差が縮まっていった。すぐ傍にある彼の瞳が見開かれ、喉仏がごくりと飲み込む動きをした。玲、微かな声であなたが私を呼ぶ。
「それでもあなたのことが、いちばん好きだよ。」
ラッコが二頭、水面で眠り始めた。プールにふわふわでもふもふの海獣が揺蕩っている。ぷかぷか。ふわふわ、もふもふ。こんなに可愛らしい姿をしている生きものたちも絶滅の危機に瀕しているというのなら、私達の未来なんて不透明で、音もなく消え去ってしまうのかもしれない。
「お母さん、ラッコさんはしあわせ?」
男の子のボリュームマックスの言葉はラッコの水槽前に居る全員にも聞こえているだろう。お母さんは周りの来観客に向けぺこぺことお詫びの意味合いで頭を下げていた。
「それは、ラッコさんにしか分からないよ。」
「えー、なんでなんで。ラッコさんに聞いてよ!」
「だけどね。ラッコさんが幸せになれるように、きっと出来ることはあるよ。だからそのために大きくなっていこうね。」
親子はその後も暫くはラッコを見ていたけれど、男の子の方が飽きたのか他のところへ行きたいと騒ぎ始めたので、移動してしまった。子どもは本能的で、自由奔放だ。私も覚えていないだけで、あんな風に母親を振り回していた時期があったのかもしれない。
「俺、知りてぇな。」
ぽつり。
ぽつり。
「お母さんのこと。」
「え…?」
ぽつり、ぽつり。
ぷかぷか。
「俺、お母さんが死んだ理由を知りたい。」
ぽた、ぽた。
帰り道は、いつかの日のように雨が降っていた。彼も私も傘を持ってきていなかった。頭のてっぺんから足の先までずぶ濡れになって、車の中に駆け込んだ。
髪の毛がぺったんこになってメイクも流れ落ちていって、身ぐるみ全部剥がされていくような感覚が可笑しく思えてきて、私はお腹を抱えて笑い転げた。助手席も運転席もシートに雨水が染み込んで、ぐっしょぐしょだった。流れ出す歌は、行きと同じ永遠の愛をうたってる。
「私も、一緒に連れて行って。」
もふもふでもふわふわでもない、べちゃべちゃでびっしょり雨に降られて濡れた私達。衣類は水を含み、重たく肌に張り付いている。それでも、笑っていられるのは、好きな人が傍に居てくれるからだった。そんなふうに乗り越えていけると思えた。
あなたの幸運を願う。
「ありがとう。玲。」
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