魔王軍
「ただいま。美味しそうな茸、たくさん集まりましたね」
「お帰りなさい。リーシャちゃん達」
私達は大量な枝や、飲み物から、何かに使えそうないろいろ持って帰えってきた。
「枝は焚火、水も助かりました。他の荷物は何かな?」
「何かに使えたり、他の物と組合せをしたら使えるかなと」
そこには、錆びている傘や、片足が壊れている椅子などだった。
「たしかに、使えそうね。私も考えとくとして、今日は茸の御飯だよ」
そうやって、力強く手を握り締め走っていく。
「私達は、火起こしや、寝るのセットしてきます」
「わかった。困ったら呼んでくれ」
私達、女子班は火起こしと、テントをセットを始める。
「リィさん、質問しても構わないですか?」
「何かな?リーシャちゃん」
「炎帝王名乗る人、ご存じですか?」
「そんなに、詳しくありませんが、わかります」
その声は怒りのそして、悲しみな声だった。
「火付け完了。周りの見回り、行って来るね」
そうやってリィとの話が終わる。そして三人との初めての食事が始まった。
「リーシャちゃん、さっきは逃げてしまい……ごめんなさい。帝王さんのこと、聞いた時、非常に殺意や緊張というか怖いと感じてしまい、逃げてしまいました」
リィは私の質問に対し、申し訳なさと、不安を呟く彼女は人に対し私はこの人、リィの常識外れの優しさと、凄さに感心する一方だった。
「こちらこそ、気を遣わせてしまいすみませんでした。もし可能であるなら、炎帝王のこと教えて頂けませんか?その時、リィさんのことや、仲間のことなど、可能であれば教えて欲しいです」
私は彼女のこと、や炎帝王に関わる情報、そして仲間の知ってる情報、を彼女に聞くことにした。
「最初は私のことから、私の本当の名前は、リリィと言います。皆からリィ呼ばれることが多いので、リィと及び頂いて、構わないです。次に地位は、魔女候補であり、魔女支援役で町や、村の支援をして、お金や知名度向上のため旅をしてます」
彼女は重要な、情報を私達に伝える彼女。
その情報を聞かされた、私達は御飯の手が完全に止まってしまう。
「御飯中にこの話、を箸を止めさせてすみませんでした」
三人は、リィの行動の一つ一つに、感心の一点張りを与えられるばりだった。
「御飯のことは、気にするな。続きを聞かせてくれんか」
「わかりました」
「次にゴブリン親衛隊の地位ついて説明します。実の所、最も地位のある人間はゴンタさんでは、ありません。わかりますか?」
「リラというお嬢ちゃんだろ」
「そうです。次にバルク様で、三番目にゴンタさん、ゴルドさんそして私。それが地位の高い順なります」
親衛隊の、地位を教えてくれたリリィだった。
「わしは不思議に思ってるんじゃが、何故地位の高いリラ殿ではなく、ゴンタ殿なんじゃ?」
「それは、魔王様がゴブリンの仇を取りたいからと、ゴンタさんを指名したらしいです。」
「地位が高い程魔王と、出会える率が高いでは」
その答えを提示すると、リリィは軽く笑う。
「話が早くて助かります。そして御姉様は、魔王軍、最上位におられる方です。炎帝王、カゲロウ様もまた、一人となります。それから、剣騎士王、ハルク様の三人が人間サイドです」
魔王軍の地位に関わる話に、その仲間による情報を聞いた私達。
「人間サイドと、リィさんは言いました。やっぱり魔物サイドですか?」
「魔物サイドからは、魔獣王、バロネス様と魔械王、サイバー様に、呪魔剣、ハクト様には、実は弟様がおり、それがバルク様です。次に魔樹霊(まじゅれい)、ソーマ様そして魔物の中でも特に恐れているのが、魔龍王、りゅうおう様なります」
魔王が率いている、者の名前や人種など、聞いた私達は魔王軍の凄さを感じてしまう。
「ざっくり答えると、魔獣はそのまま獣で魔樹霊って、地面や霊や呪縛を司る魔物でしたよね?そして魔械って、魔物を機械化した魔物でしたか?次に呪魔剣ですか。呪魔剣は魔剣より厄介な品物で、名前の通り魔剣に呪いを掛けることで、魔剣の威力の数十倍なんて生易しい物ではない程の威力を出せる危険な剣ですよね?」
魔王が率いる、魔物の名前やその特徴と、危険を答える私。
「詳しいね。リーシャちゃん。それが、魔物の代表者の情報者です」
それを聞いた私達は、御飯が食い終わりと、ともに稽古したりして、時間を過ごした。
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