第一話「赤い傘」~漫画原稿16of18「樹海のタコ型火星人」~


~高槻駅スハ32系電車~

16ページ

――マドツキが赤い傘を抱いたまま動かなくなったのでウロツキとリネンはよくわからず顔を見合わせている

「…?」


サビツキもメモを取っているが理解が追い付かず、あまりの情報量の多さにまとめるのに悪戦苦闘している様子だ


サビツキ

「取引?なぜ生還できたの?ごめんなさい、地図がないとわけがわからないわ」


ウロツキ

「あーもう!あとで地図を書いて、日数の計算も説明するね!」


サビツキ

「わかったわ、じゃあ次の質問、私の取材に行った樹海には、事件で目撃されたっていう宇宙人もUFOも特に何も見当たらなかったけど?」


そうだ、宇宙人少女誘拐事件の宇宙人が一向に出てこない、サビツキはウロツキに樹海のページに宇宙人がどこにいるのか?と質問をした


ペラ…


ウロツキ

「宇宙人いたよ、樹海のページにクラゲさんがいる」


サビツキ

「あ、ほんとだ、これが当時の誘拐犯…クラゲっぽいタコ型火星人なの?」

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