第一話「赤い傘」~漫画原稿3of18「宇宙人の嫁」~


新バージョン

2022/04/07改訂


宇宙人の嫁

3ページ目上のコマ


クラゲ皇子さん

「Pam yuniipuyat ep soongwqa-wat maqaptsinuma, sen itam niqw naangu'a-ni?」

(オレノヨメニナレ、コヲツクレ…トノコトダ?)


アリンコ先生

(私はアヌシノムと申します。端的に言います、火星植民地計画から我々を救ってください。)


クラゲさんは本心ではない様子、ウロツキの方から目を背けてばかりで、少しバツが悪い言い方をしていた

念話のようなもので会話している


対して、ウロツキ曰く"蟻んこみたいな宇宙人"は困り顔でこちらを見て必死に説得しようとしていた、何か中間管理職のような低い姿勢をしている、上司的な存在に命令されたような感じでペコペコと頭を下げているが、誰かに言われて来ているような三者面談や家庭訪問の教職員のような第一印象らしい、まるで教師みたいにへりくだるヤツなのでアリンコ先生と呼んでいた

よく見たら口は動いていない、なにか頭の中に直接、念話のようなもので会話しているみたいだ


宇宙人の嫁

3ページ目下のコマ


ウロツキのナレーション

「蟻んこみたいな宇宙人が翻訳すると、クラゲさん曰く"お前の母親の事件をクラゲ型火星人のせいだと隠蔽した罪で、宇宙裁判で火星人と揉めている…"」

「蟻んこ曰く、母なる宇宙から言伝で、火星人の名誉棄損の罪により、地球人の火星植民地計画の未来が早まりました、あなた方は外交官とその嫁として、地球と宇宙間のパイプになっていただきたい」


らしい


婚式のようなイメージが頭の中に広がった

サビツキが地球儀を、アリンコ先生(アヌシノム)が火星の模型を、サザエさんのOPみたいに持っている

中央にはLSDゲームのマスコットキャラ(リネンくん)の飾りがあしらったウェディングケーキに、入刀するウロコ姫(ウロツキ)とクラゲ皇子さん(クラゲ型火星人)が、それぞれドレスと紳士服の正装になっている



・以下、キャラ設定での本名についての要約・


1※annu(蟻、複合形でan-となるが近似語Hopi'sinomよりannu'とする) sino(人々)-m(複数形の-m)=Annu'sinom(アヌシノム)、原作ゆめにっきの火星のステージに小さい蟻のような巣穴があることからセコムマサダ先生は蟻人間を意味するアヌシノムとしている。ウロツキは見た目からあだ名をつけて、蟻んこみたいな宇宙人で教師みたいにへりくだるヤツ=アリンコ先生と言っている。


2※クラゲさんは以降、クラゲ型火星人だとかクラゲ皇子とか表記は様々であるが、ホピ族のクラゲ雲の雨神が本当の正体、婚姻前なので「クラゲ皇子さん」の呼び名が自然な気もする。


3※サビツキの本名は籠谷直美、ウロツキは籠谷鱗、マドツキは籠谷円としている、籠谷の姓はインカ帝国の皇女が継承するコヤが由来。ここではウロツキが、第三宇宙の海市の国で皇族になると、リン(=LSDゲームのマスコットキャラのリネン)とウロツキは双子なので、第一皇女リンネ姫と第二皇女ウロコ姫という双子の宇宙皇女となる予定ではある。


・言語理解が未熟なので誤訳だと思うが以下ホピ語の推移を書く・

主語S

【彼は】

「Pam(主語なら、あれという言い方、副詞なら、彼・彼女は)」

副詞O

【銀河のあるところにいる彼女の死んだ母親に】

「yu(第三者から見た母親)-niipu(亡くなった母)-yat(副詞形で彼女の) ep(の中にある) Soongwqa(銀河の)-wat(あるところ)」

動詞V

【許可を得に行く】

「maqaptsi(許可を)-numa(得に行く),」

主語S

【そして、たぶんだが私たちは】

「Sen(たぶん、或いは) itam(主格で私たちは)」

副詞O

「niqw(主語で使うとandとなるが、副詞ならaccording to)」

動詞V

【結婚するらしい?とのことだ】

「naangu'a(二人の主格に対して結婚する)-ni?(未来形、予定である、つもりだ)」


旧バージョン

2022/02/03旧版


第一話「赤い傘」~漫画原稿3of18「宇宙人の嫁」~


宇宙人の嫁

3ページ目上のコマ


クラゲさん

「オレノヨメニナレ、コヲツクレ…トノコトダ」

セコムマサダ先生

「端的に言います、火星植民地計画から我々を救ってください」


クラゲさんは本心ではない様子、ウロツキとサビツキの方から目を背けてばかりで、少しバツが悪い言い方をしていた

対して、セコムマサダ先生は困り顔でこちらを見て必死に説得しようとしていた、何かに命令されたような感じで、中間管理職のような感じだ


宇宙人の嫁

3ページ目下のコマ


ウロツキのナレーション

「クラゲさんという宇宙人曰く、お前の母親の事件をタコ型火星人のせいだと隠蔽した罪で、宇宙裁判で火星人と揉めている…」

「セコム先生という宇宙人曰く、火星人の名誉棄損の罪により、地球人の火星植民地計画の未来が早まりました、あなた方は外交官とその嫁として、地球と宇宙間のパイプになっていただきたい」

らしい


結婚式のようなイメージが頭の中に広がった

サビツキが地球儀を、セコム先生が火星を、サザエさんのOPみたいに持っている

中央にはリネンくんの飾りがあしらったウェディングケーキに、入刀するウロツキとクラゲさんが、それぞれドレスと紳士服の正装になっている

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