最終話「さて、どうしようか?」
前回のあらすじ
龍郎は落とし穴に落ちる
龍郎「どうしようか?」
「飛んでもいいけど怖いしな…」
「そうだ!」
「壁をよじ登ればいいじゃない!」
「そうしよう!」
こうして龍郎は壁をよじ登った
龍郎「はぁはぁ…」
「何とか登れたけど…」
「かなり疲れた…」
「これなら最初から素直に飛ぶ練習をしておけばよかった…」
そこへ拓弥将軍が現れて
拓弥将軍「やはりそう思いますよね?」
「だったらもう一回落ちてください」
龍郎「いやだよ!」
「何でもう一回落ちなきゃいけないのさ!」
拓弥将軍「あなたを飛ばすためだ」
「許してください」
龍郎「許せるわけないだろ!」
「ワタクシにこんなことをしていいと思っているのか!」
拓弥将軍「あなた今自分のことをワタクシと言いましたね?」
「経験上自分のことをワタクシと言っている人はうそをついていることが多いです」
「あなた私に隠し事などしてませんか?」
龍郎「このワタクシを疑うのか!」
「何たる無礼者!」
「私は正当な後継者なんだぞ!」
「ワタクシこそが4代目マスタードラゴンになれればいいのです!」
拓弥将軍「他のに引きは捨て置くと」
龍郎「龍冷と龍見のことですね?」
「捨てるわけではないですが…」
「仕方がないのです」
「あなたがワタクシを追い詰めなければいいのです!」
拓弥将軍「わかった」
「これ以上お前に飛べなんて酷なことは言わない」
「ただその代償は覚悟しておいたほうがいいぞ?」
龍郎「代償?」
「何のことです?」
「4代目マスタードラゴンに就任することが既定路線のワタクシにデメリットなどあるわけがない!」
「あっていいはずがないのです!」
拓弥将軍「お前…本当に龍郎か?」
龍郎「何をいまさら」
拓弥将軍「本当は偽物ではないのか?」
龍郎「一度ならず二度までもワタクシを疑うとは!」
「お前なんぞ父上に言いつけて即刻断罪にしてやる!」
拓弥将軍「断罪されるのはお前だ!」
「死ね!」
拓弥将軍の攻撃!
しかし龍郎は攻撃を華麗によけた
拓弥将軍「おのれ…」
龍郎「それだけか?」
「ではこっちから行くぞ!」
龍郎の攻撃!「クロスファイアー」
拓弥将軍には効果がないようだ…
龍郎「なんだと…」
拓弥将軍「こんなこともあろうかと耐熱防具を身につけておいたのさ」
「これでどんな炎攻撃もへっちゃらだ」
龍郎「ならばこれでどうだ!」
龍郎の攻撃!「クロスサンダー」
拓弥将軍に効果はないようだ…
龍郎「なぜだ!」
「なぜ効かない!」
拓弥将軍「だってこれ金属じゃないもん」
「我々拓弥族の技術で作った特殊な防具だから」
「では私が行くぞ!」
拓弥将軍の攻撃!「槍投げ×100万」
龍郎に100万のダメージ!
龍郎は死んでしまった!
END
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