第5章 再会の時

登場人物紹介(第3章から第4章まで)

①雪崎 照美てるみ=雨崎 朱里(裏朱里)

とある作品に出てくる多重人格障害持ちの裏人格で、邪神にまで昇華された異常者。

本人はれっきとした人間だと思っているのが質悪い。

『世界を染める純愛の闇』と言われている通り、元の世界では世界を純愛で染め上げ、一度滅ぼしリセットさせ、地球を自分の愛し、崇拝している『リュー君』へと改変させた。

その途中で死んでいるのだが、その意志と心、魂は作製した人工知能搭載ロボや『リュー君』に住む全ての生命に受け継がれており、今回照美に取り憑いたのは、そちらの方。

だが、1000%彼女であり、スワンプマン問題も真っ青である。まぁ、世界に純愛がある限り、何度でも蘇るのだが…

偶然、取り憑いた先で死にかけた人識を見つけ、個人的に興味を持ったのと、実験体として自らに宿る胎児に転生させた。

だが、異常事態イレギュラーが起きた。

取り憑いた先の照美の人格に3割くらい影響され、本物の親バカになっている。照美は地味にヤバい。

要するに、巧望が居る限りは世界が滅ぶ事はない。安心だね。


②二崎 陽葵ひより=高崎 陽葵


人識、巧望の前世の幼馴染。

お互い以外は眼中にない程にラブラブで、クリスマスに告白兼プロポーズをされたが、直ぐに事故に遭った。

その時、人識が死んでしまうという喪失の恐怖に押し潰され、記憶を失った。

しかし、重要なのはを失った事であり、他の記憶は有るのである。

つまり、人識以外には普通であり、本来の彼女としか映らなかった。

故に、周囲は違和感を覚える頃には全て手遅れだった。

その上、脳の認識では人識は存在しない相手な為、記憶喪失中の彼女は彼の全てを拒んでいた。

退院した人識と一悶着があった時に高崎(転校生)に助けられ、仲がより良くなっていき、結婚や出産まで至る。

それが地獄の入口とは知らずに…

同じシチュエーション、同じ自分の弱さで本来の記憶を思い出し、高崎と別れる。

たが、再び人識(巧望)と出会った事で向き合う事、弱さから逃げない様に奮闘中。


③高崎 はる

陽葵の娘であり、双子の姉。

顔も在り方も陽葵に似ているが、メンタルの方は間違いなくこの子の方が強い。

今の所、人識(巧望)がめいいっぱい甘やかしてくれるので、雫達並に懐いている。

要するに、人識(巧望)にとって癒やし枠。


④高崎 あお

陽葵の息子であり、双子の弟。

顔は転校生似であり、人識(巧望)からは苦手意識を持たれてる。

曰く、『右頬が疼く』らしい…

だが、陽と同じ位に甘やかしたいらしい。

それをどう接していいのか理解わからないのと、彼の顔が邪魔しているとか。

彼自身も人識(巧望)は信じておらず、同じく苦手意識を持っている。

だが、陽が信じているので、信じてはいないがいる。


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