こんにちは、餅餅餅です。企画よりお伺いしました。
妖魔があふれるシビアな世界のようですね。いきなり絶体絶命の状況の主人公(?)ですが、果たして生き残れるのか。続きに期待します。
丁寧な作品の構築お見事です。
真剣に書いているんだという気合が文面からもひしひしと感じられます。
この文を読んだら読み手がどういう風に想像するのか、そういった心遣いが出来ている点は好印象です。きっと思索し続けての事だと思います。素晴らしい。
しかし、一話の価値が低いのは悪印象、愚直に言えばもったいない、といったところでしょう。
一話目の事ですので、修正するのも面倒かと思いますが、これからの執筆に少しでも役立つように提言させていただきます。
まず、ルビの数が少ないように思います、
難読漢字が多い訳ではありませんし、全ての漢字にルビを振れという極端なことは言いませんが、ルビの多い一般的に“読み易い”とされる文章は読者が見飽きなくなる工夫の一つです。
妖魔の描写、具体的な言葉や心理描写を使って上手い具合に表現できていますが、これといってパンチ感がないですね。緊張感に欠けると言ってもいいです。
人の死が呆気ないのは命の重みが薄れた残酷な世界とも言えますが、同時に命の欠如によるドラマが生まれない平坦なストーリーとも言えてしまうのです。
たかがモブキャラと割り切らずに、死亡描写は深く濃く書きましょう。お話がチープに感じる原因に直結する場合があります。
ネット小説特有の改行を駆使した緊張感の演出、いいですね。
強みという物が分かっていらっしゃる。
ですが、少し主観的な表現が多用されていますね。読みにくい文章の原因に繋がります。
~~だった。~~だ。~~る。
作文構文のように上記を繰り返すだけの文になっていないのは素晴らしい事ですが、もう一段階上の表現を目指すなら主人公だけの見ている景色、気持ち、感覚、を表現するだけではなく、普通の人間なら絶対に意識していない事、でも小説という“画”がない芸術では必ず表現した方が世界観を、世界の景色をより鮮明にできる文言、というのをさり気なく挿入することをお勧めします。
今の状態を感覚で説明するならば、雑塗りの暗い下地の上に、妖魔におびえた人々の画が鮮明に描かれているような……そんな感じ。
キャラと世界観の説明が釣り合っていないから没入感が軽減されてしまうのでしょう。
改善すれば、もっともっと美しい表現が、そのまま読者に届くと思います。
作者からの返信
このたびは、批評企画の開催ありがとうございます。
ご指摘事項について、1日考えていました。
お礼が遅くなったことをお詫び申し上げます。
ここでは、私自身の覚えも兼ね、お礼かたがた、ご指摘事項についての現時点での抱懐を申し上げたく存じます。
1.ルビの数が少ない
考えが少し安易でした。
難読漢字や固有名詞、人名だけに気を配っていればよいとだけ思っていました。
読みやすさは、漢字とひらがなの割合でと考えていましたが、それだけでは不足なのですね。
次作よりはルビに対する気配りを向けようと思いました。
2.モブキャラでも死亡描写は深く濃く
正直なところ、悩んでいます。
グロテスク表現・残酷表現は可能な限り避けたいとの思いがあり、レーティングを外しています。
そちらとのバランスになるかというのが、現時点の考えです。
3.普通の人間なら絶対に意識していない事、でも小説という“画”がない芸術では必ず表現した方が世界観を、世界の景色をより鮮明にできる文言、というのをさり気なく挿入する。
こちらは作家としての表現力と解釈しました。
読めるレベルにはあるが、レベルアップするには独自の表現力が必要ということですね。
一朝一夕には為せるものではないので、自身の重要課題とする所存です。
初めまして。読み合い企画に参加させていただいています。
緊迫感のあるプロローグにハラハラしました。
世界変異の謎が、どう明かされて行くのか楽しみです。
作者からの返信
mamalicaさん、はじめまして!
お読みいただきありがとうございます。
期待に応えられる作品となるよう努めていきますので、引き続きお楽しみいただければ幸甚です。
mamalicaさんの作品も順次読ませていただきますので、少しお待ちくださいね。
この度は自主企画への参加ありがとうございます!良かったら僕の小説の方も見ていってださると嬉しいです!
出出しからドキドキして読んでいます。
楽しみで仕方ないです!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
楽しんでいただけたなら嬉しいです。
香鳥さんの作品も読ませていただきますね!