第12話 頭脳筋の身体能力

「ねえ君〜」


「何ですか?」


「俺たち今ちょ〜っとお金に困っててね お金くれるかなぁ? ちなみに拒否権はないよ?」


「なるほどそれは大変ですね けど嫌でーす」


「ああ?なら力づくだ!」


20秒後


「じゃあ俺学校なんで行きますねー」


学校


「ふーめんどくさかった」


「朝から怠そうな顔してどうしたんですか?」


「え?朝チンピラに絡まれたからボコボコにしたから疲れた」


「え?!ちょっとそれ不味いんじゃないですか?!」


「え?何が?」


「向こうが腹いせにクレーム入れてくるかもですよ?」


「そん時はそん時だろ」


「まったく、あなたって人はいつも、、」


「はいはい」


「そういえば プライベートではその、細胞とか使ってるんですか?」


「いや?使ってないけど」


「え?じゃあどうやって撃退してるんですか?貴方、魔法も使えなければ私よりも身長低いですよね?」


「ちょっと今のイラっときたけど事実だしな

確かに俺はお前らと比べたら一番身長低いですよーだ どうせ160しかありませんよーだ」


ちなみに身長の掲載するの忘れてたのでここでします

真160cm


委員長163cm


奏165cm


澪168cm


駆流178cm


炎理182cm


「まあいいや 俺と炎理の体格差あるだろ?」


「はい」


「確かに普通の体でタイマンなんてしたらやられるだろうな」


「いやそんな事ないと思いすけど」


「それでも体重10とか20離れてても相手をダウンさせる技があるの」


「無視された それでその技は?」


「バックスピンキックって技 これは主に踵を使う技でね まず一回転するから蹴りに遠心力が加わる それに踵はよく食い込むからね。そして踵にスピンをかけるから貫通力が上がる。だから毎回チンピラとかに絡まれた時はこの技使ってる」


「本気でですか?」


「当たり前 それで毎回頭のこめかみ部分に当てるからよく相手が意識不明になる」


「それ、全然大丈夫じゃない気が」


「けどまあお前らよりかは筋肉ある自信あるし、腕相撲でもする?」


「良いですよ? こう見えても中学の時は負けなしだったので」


「んじゃ よーい スタート!」


「ふん!!、、、全然動かない」ググググ


「甘いねぇ全く ヨイショ」コテッ


「負けた(´・ω・`) 案外初めてです」


「おや?二人して何やってんのー?」


「腕相撲してた」


「なるほど 私もやってみて良い?」


「ほい よーい スタート」


「全く動かないんだけどー!」


「よっこいしょ」


「ありゃ〜」


「お前ら何してんの?」


「腕相撲してたの」


「誰と?」


「真(さん)(くん)」


「なるほど 俺もやらせろー!」


「ほい よーいスタート」


「オラァ!、あれ オラァ! 何でだー! なんで全く動かないんだー!」ググググ


「よいしょ」


「ハア、ハア、強すぎん?」


「鍛えてるからな ほいこれ」


「「「えー!」」」


「腕太すぎませんか?!」


「一体どんなトレーニングしたの?!」


「俺もそのくらい筋肉欲しいんだけど?!」


「単に大体いつぐらいだ 1,2,3,,,7年間鍛えてるからな」


「そんなにかかったんですか?」


「おう まあ今でもやってるけど ほぼ全身筋肉だぞー?けどこう見えても脳筋ではないぞー」


「まあ テストの成績は魔法学以外はほぼほぼ満点ですしね」


「それはしゃあない まあ委員長は魔法学はほぼほぼ満点だしな 確か魔法学って攻撃魔術 降霊魔術 回復魔術 強化魔術 補助魔術 催眠魔術 だったよな?」


「はいそうですけど」


「回復魔術ぐらいは覚えておきたいんだけどなぁ」


「既に回復魔術顔負けの再生能力あるじゃないですか」


「細胞阻害されたらどうすんだよ?」


「、、、」


「つまりそういうこと あ、そういえば 結構前だけど 守護獣顕現と憑依が使えるようになった」


「「wpm マジ?!(ですか?!)」」


「マジ」


「あ、あんだけ頑張っても 全然出来なかった真さんが とうとう憑依まで 私は嬉しいです」ズビズビ


「お前は俺の母親かよ」


「全くだ あれだけ使えなかった魔術をまさか憑依まで」ズビズビ


「お前もかよ」


「そういえば 前からずっと青龍さん居ましたね」


「呼んだー?」


「マジだ」


「でもなんで人形?」


「飯食いたいから」


「なら今日は帰りに食巡りするかー?」


「おー!行きたいぞ!」


「てか、真より青龍の方が身長高いんだなw」


「まあなんやかんやいって200cmあるし」


「ちなみに憑依した時の身長って一体どのくらいですか?」


「確かにそれ気になる」


「それなら簡単だ 真の身体が優先されるから160cmのまんまだ」


「そうなんですか?」


「残念だったな真w」


「頭銃で撃たれるか弓で射抜かれるかはたまた跡形も無く吹き飛ばされるかどれか選べ」


「じゃあ吹き飛ばされるでw(マジでやるわけは無いだろ)」


「いいだろう」チャージ


「え?」


「3」


「えちょ 待って!待ってください!許してください!」


「2」


「奢るから!なんか好きなもの奢るから!許して!」


「1」


「あ、死んだ」


ドーン


「あ、生きてた お前!マジでやるか普通!」


「まあ仮に当たったとしても死ぬ威力じゃねえよw」


「じゃあどのくらいだよ」


「大体バドミントンのスマッシュのシャトルが股間に当たったぐらい」


「それは別の意味で死にそうだからやめてくれ」


「「「w」」」


「お前ら笑ってるけどマジで死にそうだったからな!」


「お前らも受けてみる?もっと弱めてBB弾が顔に当たるぐらいだけどw」


「でも素材の強度は?」


「BB弾とは比にならないからめちゃ痛いかもねw」


「「遠慮しときます」」


「まあ 話を戻す 憑依をした時のメリット、デメリットがある」


「?でも普通メリットだけでデメリットなんて無くないですか?」


「ああ 確かにない でも こいつは特殊すぎた 普通なら人間より俺達守護獣の方が魔力も多ければ力もあるだろ?」


「おう」


「でも こいつは 俺の筋肉量をとっくに超えてる 人間達がよく力比べでやる 腕相撲があるだろう? あれは俺より真のが強い」


「本当に脳筋ですね」


「そういうことだ んじゃ食巡りするとき呼んでー」


「まあそういうこと あと お前ら」


「「「?」」」


「今日 お前等初めての大仕事だ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

魔法が平均以下の俺は最強の生物になる RKAN965D @RKAN965D

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ