第11話 スペック高すぎ!

生徒会室

「最近どうやら魔力なしで調子に乗ってるやつ奴がいるらしいですが どう思いますか?会長」


「そうですね 大きな問題ごとを起こしてもらわなければそのまま放置 起こした場合は分からせます」


「会長 先に危険物を排除するのも一つの手ですよ?」


「まだ問題ごとを起こしていないのでそれは罰則になりますよ?副会長?」


「これは、飛んだ無礼を、失礼しました」


「良いのですよ それよりも 魔力なしで調子に乗るですか 些かそこの点に関しては看過できませんね」


「そうですよね ならば ハメると言うのはどうでしょうか?」


「どのように?」


「わざと罰則にさせるように促すのですよ」


「なるほど ではどのようにして促しますかね」


「それは・・・」


「・・・ですか、いいですね それなら大変大きな問題になりますし」


一方その頃 真達は


「デスマガン!」


「ダサい却下」


「うーむ、ちなみに何かは作ったんだ?」


「それはな 粒子操る機械作った時に出た時の廃棄物」


「ちなみに溶鉱炉で出てくる時のゴミの名称はなんです?」


「スラグだけど?」


「スラグ、スラグ、スラッグ、、、!スラッグなんてどうだ?!」


「おーいいな!」


「それでただのゴミなんですか?そのスラグってやつ」」


「ああ ただのゴミ」


「ならもう一つはプレーンだ!二つ合わせてSlaggPlane《スラッグプレーン》!!」


「おお! 決まった!」


「結構いいんじゃない?!」


「名前の由来以外はいいな それで行こう」


「んじゃもう一つ レールガン?だっけ?」


「おう それで もうチャイム鳴るの1分前だけど?」


「「「あ、」」」


チャイム♪〜


「「「あー!」」」


その後何とかギリギリ自分達の教室に戻れたのであった


昼休み


「名前決めの続きだ」


「よし!」


「えーっと?」


「名前ねえ レールガン?だったけ?」


「おう 正式名称は電磁投射法とか電磁加速砲だ 略称とかはEML 海外だとレールガンって呼ばれてる まあ使う事ないけど」


「そういえば初めて使った時バカでかい隕石ぶっ壊したよな?」


「確かに」


「そうだったね」


「んじゃクラッシャーでいいんじゃね?」


「シンプルすぎる まあ普通が一番決めやすいけど 力、か モメンタム?」


「CrusherMomentum《クラッシャーモメンタム》!」


「お、いいじゃん!」


「中々かっこいいですね!」


「いいね〜!」


「弓の名前はもう決まってるぜ」


「何だ何だ?」


「どんな名前ですか?」


「早く教えてよ〜!」


「それはな 初凪・大竜巻はつなぎ・おおたつまきだ!」


「何で竜巻?」


「ジェットで噴射して円形にずっと飛ばせば竜巻出来たから」


「なるほど?」


「どんだけの速度で飛んだんですか、、、」


「そういえば 発明品はあいつらに見せなくていいのか?」


「それなら大丈夫!依頼の時に見せる!」


「依頼?」


「ちなみにこれはお前らも強制参加な?」


「「「( ;´Д`)」」」


「それでどんな依頼なんですか?」


「最近ずっと子供達が行方不明になってるらしい それの捜索 ちなみにほぼ毎日行方不明になってるからね 足取りもついてないし」


「ひどい!」


「委員長の妹さんも危険だからな 先に危険は排除しておかないと なっ!」バン!パリン!


「うおっと! 何すんだよ急に!」


「いやすまんすまん他になんかデメリットねえかなって」


「そこのあなた」


「?」


「今学校の体育館の窓を割りましたね?」


「まあ割ったというか割っちまっただけどな たまたまそこにある窓が悪い!」


「生徒会室に来てください」


「え?やだ」


「ならば強制連行です!」


「危な〜 ふー、危なかった危なかった いきなりなり何すんだよ」


「よく避けれましたね ならこれならどうです?」


(1.2.3...16428個の魔弾か、 全然いけるな)


「これも避けますか、なら絶対避けることが不能なものをあげます!」


「お〜 デケェな」


「ネプト!」


「あ、来た」


ドーン


「流石にやりすぎましたかね、あれ?、何処に?」


「死にたくないならとっとと消えろ」


「! い、いつの間に、背後に」


「死にたいのか死にたくないのか どっちなんだ?」


「わかりました 今回は引き上げます」


「ふう😮‍💨 なんとかなって良かった」


「あのー」


「お?なんだ委員長?」


「あなたってなんでそんなスピードで動けるんですか?」


「あ、それ私も気になる!」


「俺も」


「ああ それはタキオン細胞のおかげだな」


「「「タキオン細胞?」」」


「ああ まずタキオンっていう粒子があってな それをなんやかんやして細胞にして俺の身体につけた そしたらあとは細胞分裂に任せてあんなふうに素早く動ける」


「それって 足の速さだけが上がるんですか?」


「いや 思考力とか感覚も速くなる あとは諸々 多分反射神経も速くなるんじゃね?」


「スピードのチートだなw」


「あはは😅 そうだね チートしてるねえ」


「む、失礼な これはきちんと俺がゼロから100まで全てやって何度も失敗したりしてできた努力の結晶の細胞だぞ? しかもこの細胞適応させるためにもめちゃくちゃ身体鍛えたからな?! 今もやってるけど! 俺の体力測定幾らだと思ってんだ?!」


「ああ 確かにこいつ魔方強化身体能力テストやばかったな 色々な意味で」


「体力測定 女子とは別々なので分かりませんね どのくらいだったんですか?」


「確かに 気になる」


「全種目オール10点 つまりオールAだ な、真?」


「うん」


「「は?」」


「いやだから 全種目満点ってこと」


「筋肉バカなんですか?」


「流石にそんなこと、無いよね?」


「50m走何秒?真」


「速すぎて測定不能」


「握力」


「測定不能」


「反復横跳び」


「測定不能」


「長座体前屈」


「80cm」


「シャトルラン」


「レベルMax限界まで」


「持久走」


「速すぎて測定不能」


「立ち幅跳び」


「264m」


「上体起こし」


「6000回」


「ハンドボール投げ」


「26光年先にいま吹っ飛んだんじゃない?測定不能って出たけど」


「バカ力通り越してませんか?」


「なんでそこまで行ったのかなぁ😅」


「言ったろ?魔法強化身体能力テストだって つまりそういうこと」


「つまり 限界まで魔力を身体に流したんですか?」


「そういうこと」


「んじゃ普通の身体だったら今どうなるの?」


「知らん。試したことないから」


そしてそれを知った澪と炎理は


「「なんだ(ですか)この記録は?」」


と後々質問攻めにされるのであった。

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