現実にモンスター？ダンジョン？じゃあとりあえず狩りますね。固有スキルと称号で成長チート～サクサクレベルが上がってレベル上げが楽しいです～

初めての転職

初めて魔物（ゴブリン）を倒した次の日。

俺は自分の部屋のパソコンに向かっていた。

早く【飛翔】スキルを使うか隠密系のスキルを取得するなりして魔石の回収したかったが確認しなきゃいけないことができた。

俺の勘違いかもしれないが境界の管理者と名乗った人物が俺に送ってきたメッセージには侵入してきたゴブリンは2匹と書かれていた気がする。

だけど昨日は2匹どころか2倍以上の5匹もいた。

それにもっといると仮定した方がいいだろう。

でも、俺の記憶違いの可能性だってあるし、楽泉山以外の場所にもいるかもしれないし一応情報収集はしといた方がいいか………

そんなわけでネットで検索してみることにする。

探す内容は殺人事件、どこかで穴が掘られていたり、草が結んでないか、それに身長140センチほどの緑色の肌をした醜悪な子鬼――ゴブリンについてだ。

殺人事件は昨日のニュースみたいにどこかで無惨な姿で発見されていたらもしかしたらそこにゴブリンがいるかもしれない。

穴や草も同じ理由だ。

そしてゴブリンなどは見れば直ぐに分かる。

昨日ゴブリン達を見つけたのも山の麓の森でもかなり奥に入った所だったから少しでも情報があればなって思ったからだ。

だが、結果は思わしくなかった。

今直ぐに伝わる、そんな社会だ。

だが、殺人事件は不謹慎だが普通の事件しかなかった。

それに穴が掘ってあったり、草が結んであるなんて情報はどこにもなく、ゴブリンを見かけたなんて情報もどこにもなかった。

これはゴブリン達は楽泉山にしかいなくてなおかつ他の場所では目撃されていないということだろう。

もしそうならこの先楽泉山に行かないという選択肢はない。

だが、やっぱり問題は警察だろう。

あのゴブリン達を対処するだけなら警察に通報するなりすれば俺がゴブリンを見つけた所まで行くだろう。

そこで証拠を見せるとか言えばなんとかなるはずだ。

けど、その後どうするか？

なんで俺がそんな事を知ってるのか色々聞かれるだろうし、そもそも証拠を見せてもゴブリンなんて信じてもらえないだろう。

せいぜい頭がおかしい奴、または中学2年生からかかる病気に思われるだけだ。

そうなると俺が対処する事になるんだが………

「ステータス」

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名前：神山 空

性別：男

年齢：16歳

種族：人間Lv.26/レイスLv.12

職業：学生（転職可能）

体力：490/490 魔力：550/550

攻撃：347

防御：114

俊敏：119

器用：145

知力：333

幸運：76

所持SP57

魔法スキル：【風魔法Lv.1】【火魔法Lv.1】

取得スキル：【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.1】【鑑定Lv.3】【看破の魔眼Lv.2】【飛翔Lv.3】【怪力Lv.3】【跳躍Lv.1】【斬撃強化Lv.1】【頑強Lv.2】【吸収Lv.1】【棍棒術Lv.1】

種族スキル：【魔力操作Lv.2】【魔力増加Lv.1】【物理攻撃耐性Lv.1】

職業スキル：【知力強化Lv.2】

固有スキル：【吸魂Lv.1】

称号：境界の管理者とコンタクトをとりし者

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昨日のレベルアップでステータスが上がっていた。

今回のレベルアップは前回よりは筋肉痛は全然マシだがそれでも多少はあった。

これで筋肉痛はステータスが上がることに耐えられていないって事が分かったがそれはこの幽体離脱(仮)していない状態でもなるのかが知りたいところだ。

まあ、とりあえず今はいい。

他にも職業の所の転職可能が気になるが今、問題なのはゴブリン達の対処だ。

ゴブリン達が山から下りてこない保証はないが、可能性は低いと思う。

昨日確認したステータスでは知力が低かったから頭がそこまでいいとは思えない。

それに知能があるのであればもっと早く行動に移しているはず。

だけどそれでも俺は楽泉山に行く必要がある。

なぜなら、もし俺の予想通りだとしたらゴブリン達を放置しておく事は出来ない。

考えられる最悪の状況はあの多かったゴブリンは繁殖で増えたという可能性だ。

ゴブリンが侵入してから2週間も経っていない内にああやって行動できるぐらいになっているという事はとてつもなくゴブリンは成長が早くいということ。

もしその考えが事実だったのならゴブリンは増え続ける。

2週間も経っていない内でもあそこまで増えていたんだ、時間をかければかける程ゴブリンは増えるし、俺みたいに進化する個体がいるかもしれない。

だから、今のうちになんとかしなければならなない。

幸い俺にはなんとかできる力もある。

そう考えるとやっぱり警察に通報するのは無しだな。

仮にあのゴブリン達を見ても信じるとは思わない。

それどころか俺が頭がいかれたと思われて病院に連れてかれるかもしれない。

そうとなると魔石も回収したいから生身で行く事を考えなければならなくなる。

うーん……

「ステータス」

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名前：神山 空

性別：男

年齢：16歳

種族：人間Lv.26/レイスLv.12

職業：学生（転職可能）

体力：490/490 魔力：550/550

攻撃：347

防御：114

俊敏：119

器用：145

知力：333

幸運：76

所持SP57

魔法スキル：【風魔法Lv.1】【火魔法Lv.1】

取得スキル：【暗記Lv.4】【速読Lv.2】【柔術Lv.1】【鑑定Lv.3】【看破の魔眼Lv.2】【飛翔Lv.3】【怪力Lv.3】【跳躍Lv.1】【斬撃強化Lv.1】【頑強Lv.2】【吸収Lv.1】【棍棒術Lv.1】

種族スキル：【魔力操作Lv.2】【魔力増加Lv.1】【物理攻撃耐性Lv.1】

職業スキル：【知力強化Lv.2】

固有スキル：【吸魂Lv.1】

称号：境界の管理者とコンタクトをとりし者

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もう一回ステータスを開く。

とりあえずできることは全てやっていこう。

まずは職業だ。

目を引くのはやはり転職可能の文字。

それじゃあ早速、転職可能をポチっとな。

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戦士

魔法使い

弓使い

武道家

盗賊

死霊魔術師

学者

鍛冶師

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続いて鑑定、鑑定。

戦士

・初級職

・近接格闘を得意とする。

・武器の扱いに長けている。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

魔法使い

・初級職

・魔法を扱うことができる。

・遠距離からの魔法の扱いが得意。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

狩人

・初級職

・弓や短剣などを使いこなす事ができる。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

武道家

・中級職

・拳での戦闘に特化しており、徒手空拳を使う。

・素手での攻撃を得意とし、武術を習得している。

・打撃に強い。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

盗賊

・中級職

・気配遮断などのスキルを持つ。

・索敵能力に優れる。

・罠解除ができる。

・回避性能が上昇する。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

死霊魔術士

・上級職

・ネクロマンサーの上位互換。

・死者を操ることができ、操った者に様々な能力を付与させることができる。

・死霊使いの能力が使用可能になる。

・一部スキル取得に必要なSPが減る。

学者

・中級職

・研究、開発に特化している。

・知識欲が高く、新しいものに興味を示す。

・新たな技術の開発が可能になる。

鍛冶師

・下級職

・鍛治を専門とした職業。

・鍛冶の知識がある。

・鍛冶生産アイテムの品質効果が上がる。

こんな感じだった。

これは何回でも変更出来るのか？

それとも一回限りなのか……

うーん、分からないな。

ここは実際にやってみるしかないか。

俺は【魔法使い】をタップする。

すると俺の視界に表示された画面の職業に【魔法使い】の文字が表示されていた。

そして職業を変更できるか試してみるがどうやら俺の意思ではできないようだ。

まぁそれはそうだよな…… 職業ってそんな簡単に変えられたら困るもんな。

職業はこれでいい。

ステータスも少しだが上がった。

次はスキルだが………これに関しては前から欲しかったスキルがある。

まあ、もう取得しちゃったんだけどね。

そうファンタジー小説などでお馴染みの【アイテムボックス】だ。

ちなみにこのスキルの鑑定結果はこんな感じ。

【アイテムボックスLv.1】

・亜空間に物を収納することができる。

・容量はスキルレベルに依存する。

これがあれば魔石をいくらでも拾ってくることができる。

………容量限界までだけどな。

だけどこのスキルは50PもSPが必要だったし、なぜか分からないが幽体離脱(仮)をしたレイスの状態だとアイテムボックスが開けなかった。

くっそ…！

これで幽体離脱(仮)をした状態でも魔石を回収することができるって思ったのに…！

とにかく今はレイスの状態でアイテムボックスを開くことはできないそれは分かった。

よし。

これでできることは全部だ。

これでなんとかできる。