33 意外と余裕?

 再生しないなら切り刻みまくって核を攻撃すれば倒せるんじゃね。


 よし、やってみよう!〈闇火水風土光斬〉威力10倍×30


「や、やめr..。」


 なんか喋ろうとしてたけど、撃っちゃったものはどうしようもないね。

 まともに残ってるのは、核だけか。それ以外の破片は後で片付けよう。


 この核は持ち帰って研究するとするか。


「おーい。起きろーアレプト。」


 突いてみるか。


「!?。ロベル様。えーと、倒したんですか。」


「いいや。倒してないけど、ほら、ここに核があるだろ。」


「核!?魔族が再生しませんか?」


「そんなことないよ。六属性の複合魔法で攻撃したら再生しなくなったから。」


「どうゆうことですか?」


「さあ?なんか再生しないらしい。後でこの核を研究するからその時に分かるでしょ。」


「そうですか。」


「そういえば、何でここにいたの。」


「魔族追って来たらここだったんですよ。そもそも、なんで寝てたんですか。」


「よく分からないんだよね。突然明るくなったと思ったら、意識が飛んだから。そもそも、明るくなることも謎だけど。」


「分からないことが多いですね。」


「しゃあないよ。とりあえず、色々直したりするから、帰っていいよ。」


「分かりました。」


 連絡切ってなかったら、早めに知れてたんだろうな。

 まあ、一応国王の前で連絡取ってたら、会話がしっかりできなくなるだろうからいいけど。


 じゃあ、城直すか。土魔法でどうにかなるだろ。



ーー1時間半後ーー



 終わったー。とりあえず起きて欲しくないから睡眠魔法をかけてたけど。じゃあ、起こすか。


「ん?寝ていた?」


「起きましたか。みんな突然寝てしまったので大変でしたよ。」


「そ、そうだったのか。」


「眠かったわけではないのにおかしいですね。」


「僕も寝てしまっていたのでそこのところは分からないです。」


「そうでしたか。」

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