「謎は全て解けた!!」
物語の冒頭から、ミステリーにあるまじき決めゼリフを轟かせたのは、いきなり部屋に入って来た、高校時代からの親友だった。
見られてはいけないものを、無防備にも晒してしまった主人公は、ただ呆然とするばかりだった。
その親友たちに連行されて辿り着いた先は、餃子の街として有名な、北関東のとある県庁所在地。
皆さまも、きっと聞いたことがあるはず……な、餃子の名店、名店、また名店が登場し、そのお店の餃子の特徴が、主人公(作者さま)の目線で語られている。
明日は、餃子を食べたくなること確実だ!
あ、この物語はミステリーだった。ここに登場した餃子たちは、いったいどこに消えたのだろう……か? この解答こそが、まさにミステリー!