第22話 決戦前会議

スディーは死んだ。必死の治療も間に合わなかったのだ。しかし嘆いている暇はない。やがてやってくる魔王たちに備えなくてはならない。


マッカサス王は言った。


「戦士を…勇者を急ぎ集めるのだ」



その話をエルエから聞いたネオ人材派遣会社田中マックスは大急ぎで人材を集めた。クラスアなどは他のクエストの途中で引き返したほどである。


戦士として戦う意思のあるもので都合のつく冒険者は皆集められた。今日マッカサスに集まった者は魔王という名を聞いて恐れなかったものだけである。


ノイフェ、ヌテリア、クラスア、オーディース、扉政影、グラムド、そしてマッカサスの戦士たちエイダン、ステンド、ラッセンソン、タイボー。


それから、冒険者も多数集まった。そして城の兵士は約2000名ほどだ。



「マッカサス城は戦場になる、市民を非難させろ。敵には死の王がいるぞ。力の無いものは見ただけで命をうしなう。さあ、早く逃げるんだ」


傷の深いポイホイサンとジョバンも避難民とともに城から移送された。


魔王たちが来る前に戦闘準備だけは整えておかねばならない。城で戦う者たちには可能な限りの即死耐性と呪い耐性、混乱耐性の装備が配られた。

安物でもこれらが無いと話にならない。



ラッセンソンは作戦会議室に冒険者たちを呼んだ。


皆はお互いに自己紹介を終えると最後にラッセンソンが口を開いた。


「私はラッセンソン、ここの軍師をやっています。今回の作戦指揮も私が行います」


皆は無言で頷いた。


「まず、敵についてですが、死の王と不死の王が同時に襲撃してくることが予想されます。これら相手には十分な装備がなければ近づくこともできないでしょう。特に厄介なのは死の王を見た者が即死する効果です。魔法耐性や呪術耐性の低い者、さらに言えばレベルの低い者は特に簡単に死亡します。この対策のために先立って装備品を配布しました。その装備を外したり、あるいは落としたたりすれば命を落とすと思っていただきたい」


ラッセンソンは真剣な表情で話を続けた。


「即死に耐えても魔王ストレスが厄介だ。怒りや苦しみが魔王に近づくほど増大すると思ってください。これも呪い耐性を上げることでかなり防げるようです。こちらについても装備を配布しましたが、しょせんは安物です。十分な効果があるとはいいがたいですね。あくまで最低限の効力しか期待はできないです。自前の呪い装備があるものはそれを使ってください」


「死の王、不死の王ともにアンデットです。通常の攻撃は効かない。有効な手段は炎や光の攻撃、聖なる攻撃、回復魔法、他は聖水などですが、さすがは魔王と言ったとこです。生半可な攻撃は弱点を突いてもほとんどダメージは無いでしょう。下位のアンデットのように頭部を破壊することでは倒せなかったと報告を受けています」


「それじゃあ、一体どうやって倒すんだ?」

口を挟んだのはエイダンだ。


「そこは冒険者の皆さんの知恵を借りたいところです」

ラッセンソンは皆の顔を見回した。


「何かいい案のある人は?」


声を出したのはグラムドだった。

「弱いと効かねえってんなら強い攻撃を当てればいいんだろうがよ」


皆はそれはそうだという顔をしていた。


「それなら私がぶっとばしてやるわ」

テーブルに両手をついて立ち上がって元気よく名乗り出たのはクラスアだった。


「おいおい、お前さんがそんな危険なことをする必要はないだろう」

エイダンはクラスアをたしなめようとした。


「私は勇者なんだから真っ先に危険なことをするのよ、故郷の危機だしね」

とクラスアは言った。


「そういうのは大人の役目だ」

とエイダン。


ノイフェが口を開きかけた時クラスアが喋った。


「また私を子供扱いして!」

クラスアは少し怒った。


「実際子供だろう」

エイダンは何とかクラスアを安全なところに配置させたいようだ。


「魔王を前に子供かどうかなんて関係ないわ。それにエイダンより私の方が強いわ」

クラスアの勢いは止まらない。


「何を? そんなわけないだろう。俺はマッカサスの三剣士の一人エイダンだぞ」

エイダンは真実を知らなかったのだ。


「お城勤めはモンスターにあまり出会わないからレベルが上がらないでしょう? もうとっくに私の方がレベルが高いわ」


「そんなはずは無い。俺のレベルは146だぞ」

エイダンは自身満々に言った


「私は178よ」

あきれたという顔でクラスアは答えた。


「何だと!? いつの間にそんなにレベルを上げたんだ?」

エイダンは驚きの表情だった。隣のステンドは知っているという顔をしていた。


「”国を出てから今日までの間に”よ。ずっと冒険してたんだからモンスターだってたくさん倒したわ」


「身の上話はその辺でいいでしょうか? 今は魔王をどうやって倒すのかを話し合っているところです」

とタイボーが言った。先日のやる気のないタイボーと違って今日はしっかりとした印象だ。


「はいはい。わるかったわね。私がぶっとばしてやるわよ」

とクラスアは平謝りをした。


「何か作戦があるんですか」

とタイボーは聞いた。


「無いわ」

クラスアはどかっと椅子に座りながら答えた。


「ないのか」

ステンドは驚いてつい口から言葉がこぼれ落ちてしまった。


「聞いてなかったんですか!? 強力な魔法や光や聖属性の攻撃でもないとダメージを与えることができないんですよ。アンデットの弱点である頭部破壊も効かないんだから、脳筋ファイトじゃ勝てないからどうしようって話でしょうが。土属性じゃ勝てない相手なんですよ」

タイボーは要点を最初から説明してあげた。


「そんなこといったって、私は土属性か殴り倒すしかないんだからしょうがないじゃない」

クラスアは膨れて言った。


「あ、そうだ。エイダンにもらった融解の短剣があるからこれで倒せばいいんだ。簡単じゃない」


「簡単じゃないです。しかもそれも多分効かないです」

タイボーはクラスアの最後の望みを絶った。



「じゃもうどうするのよ」

クラスアはテーブルに突っ伏した。


「魔王とある程度渡り合うことは可能。ここにいる者たちのほとんどがそうだろう。これだけ人数がいればもしかしたら優勢も取れるかもしれぬが、攻撃手段がないことにはどれだけの手練れがいても意味がない。ダメージを与える手立てがなければ、負け戦になるぞ」

扉政影は真面目に言った。


「今考えている手段は魔法でのダメージを与えることです。前衛の戦士たちがヤツらを足止めしながら、魔法部隊で攻撃する方法です」

ラッセンソンが言った。


「作戦は悪くはないわね」

ヌテリアはそう言ったが、賛成とは言わなかった。その作戦には重大な欠点があったからだ。


「その作戦を実行できる魔法使いがいるのかしら?」

ヌテリアは作戦の穴を指摘した。


「魔法使いの部隊をを組んで実行するしかない」

とラッセンソン。


「ダメね。程度の低い魔法使いが何人集まったところで魔王に致命傷は与えられないわよ。この中で私以外に何とかなりそうなのは、そうねえ、魔法使いの中では一人だけかしら。戦士としては何人かできる人間もいるようだけど、今回の戦いは、魔王にダメージを与えられる装備がないなら戦士が何人いたって意味が無いわ」


「それはごもっともだが、あなたなら魔王にダメージを与えられると?」

ステンドはいぶかしんだ。


「可能よ」

ヌテリアは自信満々に答えた。


「ふむ」



「それであなた以外に何とかなる魔法使いというのは?」

ラッセンソンは聞いた。


「そこのプリーストよ」



「俺か?」

オーディースは聞き返してしまった。


「そうよ」


「俺はオーディースだ。なぜ俺なら魔王にダメージを与えられると思うんだ?」

オーディースは念のため質問してみた。実際オーディースなら魔王にダメージを与えることも可能である。


「まずはレベルね。かなりプリーストにしては高いわ。そして装備よ。プリーストなのにかなり高額な装備をしているわね。それは実力がなければ買えない代物よ」

ヌテリアは説明をした。


「なるほどな、だが装備品は誰かからもらったものかもしれないぞ」

オーディースはちょっとヌテリアを試してみた。


「そういう程度を超えて高額なのよ。そのレベルの装備を他人に渡せるほどの実力者なら、きっと素手で魔王だって倒せるプリーストでしょうね。そんなものはいないわ」

ヌテリアは持論を展開した。


「まぁ、おそらくだが、魔王にもダメージは与えられるだろう」

オーディースはやっと認めた。


「しかし、俺一人では勝てないぞ。皆で城にこもって何とか魔王が射程に入るまで持ちこたえてくれ」

オーディースは自分で戦える精一杯の方法を考えた。


「おうさ」 「いいだろう」 「承知」  「ヒィイヤー」


エイダンも、ステンドも扉政影もグラムドも承諾の意思表示をした。


しかしラッセンソンとタイボーはあまりいい顔をしていなかった。



「魔王は城へは来ないわよ」

ヌテリアが言った。


「やはりそう思いますか?」

ラッセンソンはそうだと決めて聞いた。タイボーも頷く。


「配下の者を城にやって全員が死んでからなら近づいてくるかもしれないわね」

とヌテリア。


「聞いたところによれば、勇者を殺すために待ち構えてたみたいですね」

とタイボー。


「そんな魔王なら城に魔王を殺すための準備があるかもしれないと思うでしょうね。そして城には大量のモンスターがやってくる。城を守るのは、敵の罠が無いだけましでしょうし、平地で戦うよりは生き残るために有利よ」

ヌテリアはそう言った。


「しかしそれだけでは」

と扉政影が口を挟んだ。


「打って出るしかないでしょうね」

とラッセンソン。最初からそれしかないと言いたげだった。


「そんな危険な役目を一体だれが?」

エイダンはそんな勇敢な人間はいないという風だった。


「僕がやるよ」

静かにノイフェは言った。


「それがいいわね。アンデットの魔王と戦える武器もあることだし。ノイフェが出るなら当然わたしもでるわよ。もちろん魔王とは戦えるわよ」


「そんな、子供に…」


エイダンは声に出して言った。ステンドは声には出さなかったが思いはエイダンと同じだった。


「子供じゃないよ。僕は勇者だ」

ノイフェは自信をもって言った。


「実力もあなたよりは上よ」

ヌテリアはエイダンにそう言った。


「バカな! こんな子供に俺が負けるか。魔王と戦える武器があるなら俺に貸せ。俺が魔王を退治してやる」

エイダンは腹を立てて立ち上がった。


「あなたが見ているのは実力ではなく年齢よ。だから実力を見誤るのよ。話していてもらちが明かないわ。ノイフェ、その人と戦ってあげなさい。もし負けたら光の剣を貸してあげなさい」


「わかったよ」

ノイフェは迷いなく承諾した。



「ついてこい」

エイダンは部屋を出た。皆も続いて部屋をでた。


そして木剣を2本持ってきた。部屋の中は狭いが廊下ならば少しは広さがある。


「これで戦えば実力はわかるだろう」

エイダンはノイフェに木剣の柄を差し出した。


ノイフェはこれを受け取った。


皆が廊下の奥と手前に分かれて二人が戦えるだけのスペースを開けた。


「エイダンがんばれー。そんなちっちゃいの軽くのしちゃえ」

浮かれているのはクラスアだけだった。



エイダンは木剣を構えた。

「何時でもいいぞ。来い」


ノイフェも木剣を構えてそれに答えた。

「行くよ」



ノイフェの木剣が走る。


勝負は一瞬であった。ノイフェはエイダンの木剣を弾き飛ばしていた。


カラン


エイダンの弾き飛ばされた木剣が床に落ちる音だけが廊下に響き渡った。


「! なんと」


ステンドは驚いた。自分と同じくらい力量のあるエイダンが手も足も出ないなんて。


「バカな」

エイダンは何かの間違いだと言いたげだった。


「みんな、この子の力は見たわね」

とヌテリアは自慢げに言った。


「やっぱり無理だったかー」

クラスアはガックリ肩を落とした。


「やっぱりってなんだよ」

エイダンは不満げにそう言った。


「エイダン、その子強いよ」

とクラスア


「言うのが遅いんだよ」

エイダンは恥ずかしい思いをした。



「それで、打って出るのはノイフェ殿とヌテリア殿ということか? それで魔王に勝てるのか」

扉政影はまっすぐに尋ねた。


「ちょっと足りないわね」

とヌテリア


「そうなの?」

ノイフェは驚いて聞いた。


「あら、意外」

クラスアもヌテリアが一人でも勝てるとでも言うと思っていたのだ。


「何がたりないのです?」

ラッセンソンはヌテリアに尋ねた。


「魔王が2人いるなら、前衛は2人必要よ」

とヌテリア


「誰か名乗りを上げる者はいるか?」

とラッセンソン


エイダンが手を上げようとしたところで横でグラムドが騒いだ。



「ヒィィィィ、ヤァァァァ」

そのままの勢いでグラムドは、俺だーとでもいいそうだったが、ヌテリアが先に動いた。

「誰でもというわけではないわ、実力が伴わなければ命を落とすだけよ」



「では誰ならいいと思いますか?」

ラッセンソンは丁寧に聞いた。


「斧のお嬢さんか、そこの鎧武者ね」

ヌテリアは、クラスアと扉政影を選んだ。


「私?」

クラスアは驚いたようだ。


「俺か」

と扉政影


「驚くことは無いとおもうけれど?」

ヌテリアは自分の目には間違いが無いと言いたげだった。


「でも魔王に対して有効打が無いって…」

クラスアは自信が無さそうに言った。


「無いなら作ればいいでしょ」

ヌテリアは帽子の中から腕輪を出した。

「これで攻撃属性に聖属性を付与できるわ」


「なんとそれさえあれば、俺でも魔王を倒せるという訳か」

エイダンが言った。


「実力があってのことよ。それで、どっちが出るのかしら?」

ヌテリアはクラスアと扉政影を交互に見た。


「俺は…」

扉政影が言いかけた時にクラスアが言った。

「私がやるわ」


「どうしてかしら?」

ヌテリアはいたずらっぽく聞いた。


「勇者だからよ」

クラスアは答えた。


ヌテリアは笑みを浮かべた。ヌテリアの期待する答えに一致したようだった。ヌテリアは腕輪をクラスアに渡した。

「終わったらちゃんと返してもらうわよ。傷つけたら承知しないんだから」


「わかったわ」

クラスアは腕輪を受け取ると腕に着けた。


「決まりですね」

ラッセンソンはそう言った。


「俺はどうすればいいんだ?」

タイミングを失ったと扉政影はラッセンソンに聞いた。


「残りの人間は城の防衛をやってもらいます。扉政影さんは西門前を守ってもらいます」

ラッセンソンはおそらく敵が来るであろう一番危険な場所を扉政影に任せることにした。マッカサス城は水堀にぐるりと囲まれて東西南北にはね橋と門がある構造だ。


「承知」

扉政影は答えた。


「エイダンは北門、ステンドは南門」


おうさ ああ と二人は答えた。


「それじゃあ、東門はこの俺だぁああ」

突如モヒカンの男が騒ぎ出した。そうグラムドである。


「いえ、あなたに東門を任せるわけにはいきません」

とタイボーが言った。


「なぁんでだぁ? 俺がやってやるって言ってんだろう?」

グラムドは顎を上下に振りながらタイボーに顔を寄せた。


「はっきり言えば、力不足ですね」

横からラッセンソンが答えた。


グラムドはラッセンソンにガンをつけて顔を近づけた。


「俺が弱いってのかよ」


ラッセンソンはグラムドの手首をひねり軽く投げ飛ばした。


「はい、現段階では私の方がだいぶ強いです」


グラムドは放心している。


「東門は私が担当しましょう」

ラッセンソンはそう言った。


「それでは全体指揮はタイボーがやることになるのか」

とステンドは心配そうに言った。


「そうなりますね。タイボーの指揮能力に不足があるわけではありませんが、バフ効果は結構差が出てしまいますね」

とラッセンソン。


「軍師…」

タイボーは何かを言おうとしたが言うのをやめた。


「もう一人戦える人間がいればよかったのですが、居ない以上は仕方ないですね」

ラッセンソンは仕方なく東門を担当する。


「待ちな。俺がいるぞ」


ジョバンが腹を手で押さえながらやって来た。


「ジョバン!」

ステンドは驚いた。


「大丈夫なのか?」

とエイダンはジョバンの横にかけよった。


ジョバンはポーション取り出してを飲み干すと引きつった顔で言った。

「これくらいの傷なんてことはない。もう塞がったさ」


「マッカサスの危機に俺が寝ているわけにはいくまい」

ジョバンは移送されたところから戻ってきてしまったのだった。


「それは戦えるという判断をして大丈夫といういことですか?」

タイボーはジョバンに聞いた。


「ああ」

ジョバンは険しい顔でそう答えた。


「では東門はジョバンに任せることにしましょう」

ラッセンソンは完治はしてないないジョバンだがやむを得ないと判断した。それが皆が一番生き残る可能性が高い方法だと判断したからだ。


「全体指揮は、私が取ります。遊撃も私が兼ねることになります。その時はタイボー、あなたが指揮を執ってください」

ラッセンソンはタイボーに言った。


「了解です」

タイボーは答えた。


「オーディース殿は城に結界を張った後は、指揮所から支援をしてください…届きますね?」


「ああ、大丈夫だ」

オーディースは答えた。


「俺は何をすんだぁ?」

グラムドが行動を再開した。


「あなたは、そうですね。タイボーの護衛についてください」

ラッセンソンは顎に手をやり小首をかしげてからグラムドにそう言った。


「わかったぁぜぇぇええ」

グラムドは胸の前で拳を合わせて承諾した。



「魔王軍の侵攻はおそらく、配下の者が大量にやってくるでしょう。まずはそれらを迎撃します。魔王が発見でき次第攻撃隊が出て魔王を討ち取る。それが作戦のすべてです」

ラッセンソンは毅然とした態度で言った。


「とても作戦とは言えないわね」

ヌテリアは飽きれ半分だ。


「しゃーねー、やるしかねーんだ」

とエイダン


「その通りだ」

とステンド


皆は士気を高めた。


「敵が到着するまで長くはかからないでしょう。クラスア、その前に城の周囲をぬかるみに変えておいてください。少しでも敵の侵攻を遅らせたい」

ラッセンソンはクラスアに陣地構築の一端を頼んだ。


「わかったわ、任せて」

クラスアは二つ返事で承諾した。


「伝令!」

その時部屋に伝令が入って来た。


「物見より報告! 西側より魔物の群れが現れましたっ」



「来たかっ! これより作戦を開始する」

ラッセンソンの掛け声とともに皆は急いで部屋を出た。いよいよ魔王との決戦が始まる。


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