★序章と一章【1】の感想

 いたーい!

 いたい、いたーい!

 「膝に矢を受けてしまってな……」って言いながら、かえりたーい!

 おうちにかえりたーい!


 とりみだしました。

 ……やばいね!

 十七年前の文章は、やばいね!

 当時のわたしは二十四才になったばかりです。

 それにしては、文章が幼いような……。


 名前がさあ……。

 わかるんだけどさあ……。

 あれでしょ、大好きだったあの、背表紙の中央やや下に青が印象的なアイコンがあって、色の名前がついた文庫のシリーズの、和風ファンタジーで、漢字のキャラクター名がいっぱい出てくる感じの、ああいうのをやりたかったんでしょ……。

 「サライとダッカにしとけ!」って、今なら思うのかもしれません。

 いやでも、叉雷さらいの名前は、すごい考えて考えて決めた……。

 捺夏だっかの名前も好きだったわ。明らかに読めないけど。



 今回は、まだ考察するにしても材料が少なすぎるので、このへんで……。

 次の頁は【2】です。

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