開戦後。現在の戦力喪失とその後

想定外だった。

私がまさに学校で授業を受けている時にロシアはウクライナに対して宣戦布告した。

宣戦布告数十分前にロシア軍の戦略爆撃機から謎の数列「8131」が送信されているのが確認され、ウクライナ現地時間4時に宣戦布告するのではないかと予想されていた。

まさかと思ったがその予想は的中。戦争が始まったしまったのだ。正直侵攻などあり得ないと思っていた。

 今回は開戦から5日目の航空面での状況を公表しておこうと思う。ここで公開する情報は主にTwitterを使い情報収集した物になります。情報戦の激戦化や自国軍に都合が良いように嘘を含めた情報「大本営発表」の可能性が有り、信ぴょう性が低い場合があるのでご理解をお願いしたい。

 まず両軍の戦闘機、攻撃機の戦力喪失について説明したい。ロシア軍はSu30SM(地上撃破1)、Su25(撃墜1)のみである。それに対しウクライナ軍はSu27(地上撃破1、撃墜1)、MiG29(地上撃破数機)、Su25(撃墜2?自身の確認では1)である。そして非常に悲しい事に世界最大の航空機アントノフAn225を失った。思っていたより情報が入ってきているのがありがたい。

お気づきの方も多いと思うが、戦闘機の撃墜数が少なすぎる。理由はロシア軍第一撃が巡航ミサイルでの軍事施設破壊であったからだ。空軍基地の滑走路、レーダー、地対空ミサイルが破壊され開戦初期ではすぐに制空権がロシアに渡ってしまった。ウクライナ空軍の戦闘機達は飛ぶ権利すら与えられなかった。それに伴いロシア空軍は戦闘機と飛ばす必要がなく、両軍ともSu25攻撃機ばかり飛ばしている。だからSu25の撃墜が微妙に多いのだ。

 今後の制空戦はどうなるのか?戦争が想定より長期化し、ロシア軍が主張した制空権確保は壊された。現在は両軍とも地対空ミサイルに気付かれないように低空を飛んでいる。そのような中では空中戦は起こりにくい。有ればSu27vsSu25などの攻撃機排除のための空中戦である。結局Su35の投入は未確認のまま変わっていない。28日Su34戦闘爆撃機の投入を確認したが、それ以降は確認されていない。ドイツのスティンガーミサイル供与など空中戦は明らかに攻撃機だけになりつつある。だが、戦争はまだ長くなりそうだ。EUの戦闘機供与計画など本当の空中戦はこれからなのかもしれない。

追加で書いておくが、「キエフの幽霊」は信じ難い。

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