NATO無ければ王者はSu35
今回の戦争で私が期待しているのはSu35の活躍である。
陸海両方から包囲される形で軍配備されているウクライナがこのタイミングでNATOに入るのはロシアを挑発する自虐的行為としか思えない。
NATOが来なければF35を中心とした第五世代戦闘機は出てこない可能性があるのだ。
そのため第四世代戦闘機同士の戦闘のみになるのだ。
そこで圧倒的性能を見せるであろうSu35を中心として空戦のシナリオを予想しようと思う。
ロシアはSu35とF35の違いはミサイルを吊り下げるか機内に格納するかだけであると主張している。
実際アフターバーナー無しで音速飛行が可能なスーパークルーズ性能を有しており、大体の性能はF35に追いついていると考えても良いだろう。
Su35はロシア版F35のビーストモードと言っても過言ではないだろう。
そんなSu35はステルス機相手だとどう足掻いても優位になれないのだが、今回の目標はステルス性能が皆無に等しいウクライナ空軍の旧ソ連機である。
もはや負けなど考えられない状況である。
まず一つ目のシナリオは長距離での戦闘である。
ウクライナ空軍のMiG29やSu27と比べて強化なレーダーを搭載するSu35は相手をより早く探知し、長距離空対空ミサイルを放つであろう。
現代のミサイルは改良が続けられ非常にしつこく敵機に食らいつく。チャフ、フレアを放出し回避行動をとっても回避できる確率は低い。
基本的にミサイルを放った時点で勝ちが確定する。
二つ目のシナリオは長距離空対空ミサイルを回避された場合だ。
先程述べた通りミサイル回避はそう簡単に成功しない為このシナリオ通りになる確率は低い。
万が一長距離で墜とせないなら格闘戦である。
Su35はSu27で養った高機動性を持っている。それに合わせて強力なエンジンも有する。
F15気取りのMiG29はもちろんSu27相手に苦戦する事は考えられない。
正直言ってSu35は長距離戦より格闘戦の方が得意ではないのかと思ってしまう。
優れた性能を活かしてウクライナ空軍機を撃墜まで追い込むだろう。
以上述べた通りSu35には勝ち以外有り得ないのだ。
しかしこれはNATO軍介入無しで第五世代戦闘機との戦闘を除いた場合である。
そこがこの戦争での空戦予想で難しい所である。
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