ややこしいロシア軍の第四世代戦闘機の出馬予想
第五世代戦闘機はコストや技術面での問題が多く現時点では数が少ない。
それに対し第四世代戦闘機はさまざまな国で開発量産されており、正直自分は全種類把握している自信がない。
第四世代の中にも第4.5世代戦闘機、第4++世代戦闘機など世代内のバリエーションも多い。
第四世代戦闘機には格闘戦をメインとして活躍する戦闘機であるため、遠距離戦メインの第五世代戦闘機の登場により立場が危うくなっているが、まだまだ需要は高いはずだ。
今回は今ある情報を元に予想したいと思う。
まず胸を張って言える事はSu35の出陣は確実だと言うことだ。
これはさまざまなメディアで公開されている上に異様な程多数のSu35が飛行する目撃情報も有る。
実際私はロシア語のツイートで「40機のSu35がベラルーシへ向けて飛行した」との内容を見かけた。
これは確実と考えて良いだろう。
次にSu27を挙げる。Su27はソ連以来のベストセラー機でその後継を担うと思われるSu35の量産が進んでいるが、まだまだ活躍中の戦闘機だ。
この戦闘機はロシアが関わる戦闘で毎回のように活躍しておりアメリカやNATOへの挑発的飛行でも度々使用される。
特別高価でもなく安定した機体の為、開戦初旬にはウクライナ空軍のMiG29など旧式の機体に対してはこのSu27が使用されるのではないかと予想する。
Su27と同時に使用される機体としてMiG29を忘れてはいけない。
性能的にはSu27に劣ると考えているが、こちらも旧ソ連時代からロシアを支えており、この戦争でも活躍が期待できる。
しかしこの頃MiGは弱体化しておりMiG29の後継にあたるMiG35はロシア空軍から一個飛行隊程度しか購入されていないのだ。
個人的にだが、MiG29と共にMiG35も活躍し、その優れた性能を披露してほしいものだ。
最後にSu34を挙げておこう。この戦闘機は対地攻撃をメインとしておきながらSu27で養った高い対空性能を持つ。2名搭乗の複座座席は戦闘機形状の軍用機としては珍しいサイドバイサイド(並列型)となっており非常に興味深い機体だ。
戦車など対地戦をメインとした侵攻にこの戦闘機はうまくマッチしていると考える。また万が一敵戦闘機に遭遇してもそれなりに対応できる能力があるため重宝されるに違いない。
以上私の考えではSu35、Su27、MiG29、Su34が投入されるのではないかという結果となった。この結果から見てウクライナ空軍はロシア空軍の最新の高性能第四世代戦闘機に酷く苦戦を強いられるだろう。
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