6話

続けて本日2話目!!

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教室に着いた。


「おっはよ~」


元気だなひよりは…


「おはようございます」


ひよりに続いて教室に入る。

多分誰も聞いてないだろうけど、一応挨拶は忘れずに。

そして愛用のワイヤレスイヤホンを装着!ミュージックスタート!!


「おっは~三雲っち、本田っち」

「おっはよ~瑞樹~」


あ~ダル。

はやく、家に帰りたい。さてと、今日の日課確認っと。


「おっは~本田っち」


え~と今日の1時間目は

……数学


「…チッ」

「怖っ」


マジダリィ数学かよ…

算数できたらなんとかなるやん。

数学とかマジいらん教科だわ~


「あっあの本田君です?」


2時間目は?

…英語


「チッ」

「…ぅぅ」

「ちょっヒナ!本田!なにヒナのこと泣かせてるのよ!!」


英語って…どうせ日本から一生出ないんだしさ、日本語できたら十分じゃん。


「ねぇ聞いてんの!?」

「ハァ…」


ダルい…


「ねぇったら!!」

「ダリ~」

「んな!?」


トントン

ん?

誰かに肩を叩かれたので後ろを振り向くと…


「え?」


怯えた様子の陽キャ女A

何故か泣いてる陽キャ女B

ガチギレしてる陽キャ女C

そしてすごい困った顔の陽キャ女Dもといひより


「どういう状況?」

「「「「「あんた(お前)のせいだ!!!」」」」」


クラス中からそうツッコミをくらってしまった。

解せぬ…


「えと…すいませんでした」


事情を聞いて平謝り。


「ほら、ゆうゴホン!本田も悪気はなかったみたいだから許してあげたら?」


ひよりが取りなしてくれた。


「うん、あーしは別に気にしてないよ!ちょっとびっくりしただけだし」

「ヒック…ぅ~怖かったです…」

「許すわけないでしょ!!せっかく話しかけてあげたのにガン無視した挙げ句ヒナのこと泣かせて!!」


上から順に

千葉瑞樹ちばみずきさん

里見さとみひなさん

真里谷茜まりやつあかねさん


この3人プラスひよりがうちのクラスの女子カーストトップ。

ちなみに里見さん以外全員ギャル。

里見さんは小動物系。リス、かな?


「まぁまぁ、ゆうコホン、本田には先週助けてもらったんだしさ、それに免じて許してあげなよ」

「絶対嫌!!」


そう言って真里谷さんは席に戻って行った。

嫌われてしまったよ…

千葉さんはちょっと苦笑いしてから気を取り直したように、


「そうそう、先週はありがとね!本当に助かったよ!」

「私からもありがとです…あの、これお礼にクッキー焼いたので食べてくれたら嬉しいですです」


里見さんからクッキーもらえた。

ラッキー


「ありがとうございます。甘い物大好きなので嬉しいです」

「お口にあうといいのですがです」

「…甘いもの好きなんだ。明日の朝ごはんはフレンチトーストにしようかな…」


ひより、声漏れてる。

あと朝から甘いのはちょっとキツイかな…


「本田っち嬉しそうだね~あーしからもなんかお礼を…あ、そだ。本田っちのDT《どうてい》もらってあげよか?」


なに言っとるんだこの人は。


「あ、そういうのいいんで」

「そっそうだよ!悠Tゴホンゴホン!本田にそうゆうのまだ早いとおもうよ!!」


なんでお前があせる。

…後、別に早くないし。そういうことは好きな人とやりたいってだけだし。


「え~ダメ~?あーし結構本田に興味あるんだけとな~」


…ゾワッ!


「フフッ赤くなっちゃってかわいい~♥️」

「ヒゥ…」


いきなり抱きついてきたこの人!

ヤバい!なんかヤバい!

柔い胸が柔い!!


バン!!!


「おい!!なにやってんだテメエ!!」


乱暴に開けられたドアのほうを見ると陽キャboysが勢揃いしている。

うわ~面倒くさそ~


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数学と英語に関する考え方は悠斗君のものです。

決して喬偉の考えじゃありません。

本当だよ。ホントウダヨ。




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