5話

投稿遅くなりました~

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

月曜日。

今日から新しい1週間が始まる。

ハァ~面倒くさい。


「ダルそうだね悠斗」

「まぁね。ひよりはダルくないの?学校」

「あたしは別に。授業はダルいけど休み時間とか楽しいし」

「ああ、ひよりは友達多いもんね」

「まね。悠斗は?友達とかいないの?」

「陰キャボッチに友達はいないよ」

「アハハ…うちの学校じゃなくてもさ、ほら地元とかに」


…いないな。

中学…学園に通ってた頃はお嬢様の護衛という名のパシりだったから友達つくる暇はなかった。

小学生のときは結構いたけど、全員死んでるしな…


「うん、いないよ」


……


「なんだよその顔は」

「いや、凄い爽やかな笑顔で否定するんだもん」

「悪い?」

「いや、別に…まぁ、でも、悠斗にはもう友達いるからボッチじゃないもんね」


……は?


「なに、その顔?」

「だって、友達いないって今言ったばっかじゃん」

「うん。地元にはでしょ?」

「学校にもいないよ」

「いるでしょ?」

「…」

「…」

「誰?」

「あたし」

「え?」

「え?」


…友達だったのか僕達は。


「え、待って、あたしと悠斗友達じゃなかったらいったいなんなのよ!」

「なにって同僚でしょ」

「どーりょー?」

「ちゃんと文字変換できてる?」

「うん」


本当か?


「ひよりはこの別荘付きメイドで僕は管理人。ほら同僚でしょ?…いや、上司と部下かな?」

「…あたしが上司で、悠斗が部下?」


なんでやねん


「僕が上司でひよりが部下」

「なんかムカつく」


おい


「だいたいさ~2人だけしかいないのに同僚とか上司と部下とかおかしいじゃん!普通にシェアハウスしてる友達同士じゃダメなの?」


…一応ここ東雲寺の別荘だからシェアハウスってちょっと違うような気もするけど…ひよりの言うことにも一理あるな…


「そうだね。なら僕とひよりは友達ってことで」

「ん。よろしくね」


なんて話をしながら2人で登校する。

う~ん、女子と一緒に登校するなんて久しぶりだ。

…お嬢様はノーカンで。


「あ、一応あたし達が一緒に住んでるってことは内緒で。バレたら面倒くさそう」

「大丈夫。話す相手いないから」

「なんかごめん…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

面白かったら評価( `・ω・´)ノ ヨロシクーお願いします~

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る