2話
考えてみたらご挨拶も自己紹介もしてませんでしたね。
初めまして
そこまで面白くない小説ですが、最後まで読んでいってください!!
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「すいません、ちょっとよろしいですか?」
おろしていた前髪を上げてピンでとめ、目元を見せる。
笑顔は忘れずに、でも目は笑ってはいけない。
「あん?…なっなんだよテメぇ!!」
豆知識
目付きの悪い奴が目が笑ってない状態で口元だけで笑うとガチで怖い。3人組の1人はすごいビビってくれた。
「その人達いやがってますよ?かわいそうですし、やめてあげてください」
できるだけ穏便に済ましたいな…
「あ?いきがってんじゃねぇよコラ」
「この僕ちゃん達みたいにボコされたいわけ?」
まぁ穏便に行くわけないか。
「ほっ本田…?」
「何ですか?三雲さん」
「助けに来てくれたの?」
「ええ、そうですよ」
カレーのためにね。
「みっ、三雲っちこの人と知り合い?」
「…クラスメートの本田だよ」
「…本田…?」
「誰です…?」
「あ、…陰キャボッチ君」
「え?」
「嘘です…?」
色々ひどいな…助けるのやめたろか?おん?
ゴッ!!
イツっ!
「本田!」
「ギャハハハハ!よそ見はダメだぜ~」
…殴られた。
「殴りましたね?」
「オヤジにもぶたれたことないのに~ってか?」
「ええ、父に殴られたことはありません」
でも、
「一歩一拍子」
もう一度殴りかかってきた男の腕を掴んでそのまま投げた。
「師匠には何度も痛め付けられましたけどね」
「テメッ!!!」
2人同時に殴りかかってくる。
遅いパンチだなぁ…
軽くよけながら1人は鳩尾に拳をいれ、もう1人の股関を蹴りあげる。
「……!!」
「……!!」
うまくはいったな。久々の対人上手くいってよかった。ま、こんな雑魚に上手くいっても意味ないけどね。
「……!!」
「クゥン…」
「アカッ!!」
3人とも地面で悶絶している。
「一丁あがり」
前髪を下ろして目元を隠す。
「あ、本当に陰キャボッチ君だ…」
…その呼び方どうにかならないわけ?
まぁ、三雲さん以外名前知らないしお互い様かな?
「怪我ないですか?」
「あっうん、私達は…」
陽キャboysは全員ボコボコ。
まぁ、みた感じ骨折れてないっぽいし、あいつらパンチそんなに強くなかったから大丈夫っしょ!
「なら良かったです。じゃ、僕はこれで」
「あ…」
「ん?」
「えっと…お礼を…」
「ああ、別にいいんで」
正直、この人達のノリ好きじゃないし、あんまり関わりたくない。
「それじゃ」
スーパーで人参とジャガイモ買わなきゃね!
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面白かったら評価( `・ω・´)ノ ヨロシクーお願いします!
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