幸せになりたい

綿麻きぬ

あぁ、幸せになりたい

 周りは私を置いて行って幸せになっていく。


 あの子も、その子も、自分なりの幸せを掴んで前に進んでいく。私の幸せはどこにありますか?


 お金で買えますか?

 それとも時間を犠牲にすれば貰えますか?

 他にも体を売れば感じられますか?


 幸せを求めている限りは幸せになれないのは分かっている。それでも幸せを追いかけてしまう。


 例え、追い求めた先には絶望や破滅が待っていたとしても私はこの道を進まなければいけない。


 きっとこれを幸せと感じられない私がいけないのだろう。これが幸せなのだろう。


 あぁ、幸せになりたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

幸せになりたい 綿麻きぬ @wataasa_kinu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ