　◇若きサフィルスの足跡

　1万字未満でさらりと読めるサフィルスが気になった方向けのピックアップ。

　①埋もれて眠りたい(2985字)

　②冬待つ乙女(3558字)

　③そんな未来も悪くない(2173字)

　他、KAC2023のために書き下ろした短編8作中7作品にサフィルスが出ています。雪花では家族思いの父、外では人々から畏怖される予言者として描かれるサフィルスが、どういう人だったかというのが垣間見れるお話になっております。

　◇ヒースの一人称による短編集

　陽水晶の傷痕(不定期連載中19498字、全9話)

　◯蒼に消ゆ→ヒースの師匠ベアトリクス卿と青竜アズラエルの話。

　◯ブルー・アイズ・ブルー→クレンネル親子、博物館に行くの巻。

　◯水面に揺れる→王子様の婚約者を探そうの会の話。

　◯薔薇姫と空の王子様→ボーイ・ミーツ・ガール？の話。

　●白竜姫の恋人→『雪花に誓う騎士道』後編読了後推奨。現在非公開。

　ヒースの目線で語られる思い出の数々。悲しい話から楽しい話まで色々。今後も増える可能性あり。

　◇アルファルドとセリアルカの恋の話

　ヒースの従兄弟アルファルドと狼獣人セリアルカの十七歳の頃の馴れ初めの話。主にセリアルカの一人称。ヤンデレ男に注意！！

(追記↓)

　本作後編day5から月森Ⅰ部(30話ぐらいまで)のネタバレが入りますので、月森Ⅰを読む予定がお有りの方はご注意ください。

　月落ちる森Ⅰ 白夜の狼(完結239069字)

　月落ちる森Ⅱ 巡る星辰(完結272473字)

　Ⅰ部では、雪花のメインメンバーである、ヒース、ディーン、フィリアス、ライルが登場します。その他、エルミーナや、雪花前編でちらりと言及されたライルの彼女や、ヴェイグなども出てきます。セシル家や第五騎士団の秘密などもこちらで分かります。

　Ⅱ部では、より神話の香りが強くなり、御印（みしるし）誕生の謎や過去の因縁、アルファルドとセリアルカに与えられた使命などが明らかになります。雪花後編で、アルセラの喧嘩？を見て、ヒースがキレた理由が分かったりします。国王アレクシウスやディーンの教育係だったザファ卿、ジェイドも少しだけ登場。

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