たこやき



「そんなこと言ってあおいは本当に可愛いんだから」


「そうだ、たこ焼き器買ってあげる」



「家族3人で、これからずっとできるよ」


「やったーたこ焼き たこ焼き」

さぁ、たこ焼き器も買ったし

「スーパーに行くよ。あおい」


「お姉ちゃん、たこ焼きの中身知ってるの?」


「知らない」


「やっぱり。ありさお姉ちゃんらしいね」


「こうゆう時はネットで調べるの。たこ焼きの作り方」


「あった。たこ焼きの粉に、タコに、卵、青のり、かつおぶし、マヨネーズ、天かすあとキムチも」


「楽しみだね。お姉ちゃん今日は二人で料理作るよ」


「はーい」


そう言って混ぜて作ったら

100個作っちゃった。


「お父さんお帰り。」


「ありさ、どうしたんだ。そのたこ焼き器は?」


「あ、私、実は働くことになったんだ」


「何言ってるんだ、お前は学校があるだろう」


「お父さん」


「なんのためにお父さんが働いてると思ってるんだ」


「とにかく私決めたから」


部屋をでて自分の部屋に行く


学校には居場所がない

だから私は働くんだ。



朝が来た。


私は地図を頼りに歩いていると

オシャレな美容室があった。

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