おませな妹

家に着くと

エプロンをする健

身長が高いからエプロンが小さくなってる可愛いなと見てると

「よし作るぞ」

「私は宿題しなきゃだ。健のぶんもしてあげるから」

あぶなかった。

私は健と違って料理が全くできないから

見られたら幻滅されるところだった。


さて宿題をしよう

あ、もうこんな時間だ。

勉強って楽しいから時間忘れちゃうな


入るぞ

「待って入らないで」

「なんだこれは」

「汚い。え、泥棒入りましたか?」

「もう入らないでっていったのにテスト前だから部屋の掃除する暇なくてえへへ

「可愛く言っても可愛くねぇよ」

「ほら食べるぞ」


「あおいちゃんも食べるよ」

そう言って妹と私と健で食べてると

「健君とお姉ちゃんって付き合ってるの?」

「何を言うのよ。もうおませなんだから」


「そうだよ。俺とありさは付き合ってるんだよ」


「いいなーこんなにカッコいい彼氏がほしい」


「本当にあおいはおませなんだから。いい?付き合うってことはお互いが好きじゃないといけないの。だから難しいことなのよ。まだまだ愛にはそういうの早いの」


「お姉ちゃんってださい。私は彼氏いるよ」


「えー今時の5才ってすごいね」


「お姉ちゃんが子供なだけだよ。」

「そんなこと言ったら寝てあげないよ」

「ごめんなさい。優しいお姉ちゃんが大好き。怖いからお願い一緒に寝て」

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