サブスクで映画 バンド・デシネの映画化、ジャン・ピエール・ジュネ(とりあえず、ここで終わり)

 ホドロフスキーの最近のものは観てないんですよね……(たぶん難解な内容な気がして)いちお何か観ておきます。『DUNE』のドキュメンタリーは観たけど。


 やはり『エル・トポ』と『サンタサングレ 聖なる血』の光が強すぎる。『ホーリーマウンテン』も。

 あとマンガ原作もやってますし。メビウスに描かせた『アンカル』も。

 大友克洋に原作を描かせるという企画はさすがに流れたようですね……。


 弐瓶勉さんが描いても面白いと思いますが、弐瓶さんは独自の世界観があって繋がってるんですよね? 原作付きはやらないほうがいいかもですね。

 そういやジャンププラスに、バンド・デシネっぽい画風の人いましたよね。『リバイアサン』てマンガ描いてた人です。

 全3巻でだんだんバンド・デシネ感のあった画風がふつうになってたような気もしますが。

 ちょっと弐瓶勉さんのアシスタントされてたようです。

 大友克洋が描かなかったホドロフスキーの原作を描くのはいかがですか?(もしかして別の人が描いたとか?)

 

 バンド・デシネを映画にしちゃったのは『ブレードランナー』(82年)がバンド・デシネをイメージソースにしてましたが、古くは『バーバレラ』(68年)で、その監督の『血とバラ』がさっぱりDVDにすらならないんだけど……もう結構前にケーブルで観たっきり。『吸血鬼カーミラ』を映画化するじたい珍しい。


 その『ブレードランナー』のイメージソースなのかはよくわかりませんが、ある時所持してるメビウスの本をめくってたら、ダン・オバノン(ホドロフスキーの『DUNE』とも関わり『エイリアン』の原案・脚本の人)のクレジットを見つけてびっくりしたということがありました。ダン・オバノン原作の短編をメビウスが描いてたんです。

『ロングトゥモロー』ってタイトルだったかな。そのうち翻訳してみようかな。既にどなたかやってそうだけど。てか翻訳されたの売ってるとか?

 

 いちお、書いておきますがホドロフスキーの『DUNE』の諸々のデザインや絵コンテはメビウスが描いてます。くれ!(説明し出すときりがありません……)



 90年代になると、バンド・デシネ作家のエンキ・ビラル自身が映画を撮り始めたりもしました(大友克洋はその少し前から。経歴ごまかそうとしてるところがありましたが、ほんとは80年代からですw)


 その頃、同じくフランスでジャン・ピエール・ジュネとマルク・キャロのコンビによる映画が非常にバンド・デシネ感のあるものでした。

 ジュネは『エイリアン4』で一旦ハリウッドに行くことになったので、そこで相方のキャロは協力はしてたもののフランスに残り、以降監督としてはソロになりまして、次いで『アメリ』が単館系映画ながら当たったのですが、その後は? いや、いちお観てますけど、もひとつ地味な印象を受けます。

 キャロも映画撮ってます(誰かWikipedia書いてやれよ)と言っても08年の『ダンテ01』だけ?


 またコンビ組んで、初期のころのようなディストピアSF風映画をどっかーんと制作して、浮上しないかなぁ。

 初期の『デリカテッセン』と『ロストチルドレン』のような。

 単館系ながらスタッフ豪華です。

 あとは、ジュネ単独監督になりますが、『ロング・エンゲージメント』、『天才スピヴェット』がU-NEXTにはあるんで、その辺はほかのサブスクにもありそうですね。


(文字数的にこの辺でおわります)

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