マンガ 名作デビュー作 2000代以降編
2000年代。
わたし、東京から大阪へと移ってきた前後の数年はマンガじたい離れてたこともあり、残念ながら見逃してしまったものも多いです。
近藤聡乃、福満しげゆきなどその辺の作家さんは単行本で読んでたのもあり、デビュー作は読んでないです。
ガロはなくなってます。
家の中、ちょっと掃除したら、当時のガロが発掘されるかと思うんですけど、96年くらいかな?
騒動があって、それまでのガロの編集者が総入れ替えになって、その辺からガロ買ってなくって、代わって青林工藝舎のアックスになっても暫くは買ってなかったかな。
太田出版のエロティクス・エフは最初の頃はちょっとだけ印象にある感じです。
そんな感じですので、押見修造のデビューにもまったく気がつきませんでした。
アックスだと、後藤友香のデビュー作載ってるアックスは持ってないです。
星園すみれ子は、同人誌されてて、どういう経緯でのデビューなのかわかりません。
アックスでの堀道広のデビュー作『みんき』は、なかなかのジャイアントインパクトでした。とんちが秀逸。アックスじゃなくて、もっと大手でも通用しそうな気もしますね。
河内遙はエロティクス・エフに描いてた頃に知りましたが、アックスデビューで『ひねもすワルツ』らしいですが、そっちは未読で『あさにかえる』のほうは、もうそのころから完成半端ないです。
この辺から10年代になります。
大山海のアックスでのデビュー作『頭部』もかなりのジャイアントインパクト! 当時、そっち系のマンガ家さんもザワついてました。
更にそれが高校生によって描かれたマンガと知り二度驚く。当時17歳だったかな。
大山海は尖りまくってて、切れ味半端ないですが、大手でも通用するもの描けるタイプでしたね。
アックス読まないような友人に読ませても、面白いって言いましたし。
アックスは他にも脈々と尖ったマンガの宝庫ですね。ちょっと書ききれないです。
〝もぐこん〟というかた、ふつうにPixivにいらっしゃるので、いつのまにか読んでたという感じで、どれがデビュー作かわかりません。
単行本『推しの肌が荒れた』の中の『裸のマオ』かな。webくらげバンチでした。
全部、百合の短編集です。
女の子のからだの描き方がポピュラーじゃなかったり、わりと背景を趣きのある感じに描くところなど良いなと思いました。どこかガロ系くさいんですけど、でも大手でもぜんぜん通用する感じですね。
また同じく、かなり前からPixivにいらっしゃる、〝なまえ れんらく〟というかたになります。
デビューは、ワニマガジンのR18男性向けになりますが、ちょっと尖ってますね。
ちと男性向けというより男キャラ受けのTLに近い感じもします。今後、化ける可能性を感じます。
今読めないんですけど、そもそもホームページをやってらして、そっちにかなり尖ったマンガを描いてアップしてました。そっちは2000代になるかな。
まさかそっち系でデビューするとは想像できませんでした。そもそもマンガじゃなく現代美術方面の印象がありました。
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