藤子・F・不二雄 SF短編コンプリート・ワークスのこと 少し感想

 折角なので、『コンプリート・ワークス』の1巻の感想もすこし。



 わたし、未読のF先生のSF短編て、3本程度しかないと思ってました。そのはずだと。


 昭和の末に発売された中央公論社の全3巻の分厚い短編集に収録されてなかったのはそんなもんだと思ってました。


 といいますのは、もうかなり昔のことなんですけど、夏コミでF先生のSF短編の目録を買ったんですね。

 有志のかたが作られたものです。


 それによると、未読ものが3本ほどありました。

 大人の事情で、中央公論社のものには収録されなかったのでしょう。


 ところが『コンプリート・ワークス』を読んでみると、いきなり未読が3本入ってました。

 え、こんな短編あったのか! 知らなかった! と新鮮な驚きの連続。


 でも1本、その目録で知ったものですが、ジュブナイルテイストのものがあったはずなんです。

 それは収録されてなかった。


 未読のものは、どうやら自分が把握してた以上にありそうな気が……。


 まだ、1巻読んだだけですので、この調子ですと、まだまだ未読が?


 有志のかたが作られた目録が間違ってたと簡単にも言えないです。当時の情報ですと限界もありそうですし。

 もうインターネットはありましたが、まだネット内の情報は少なかったのではないかと。


 わたしもその目録、さらっと読み流した程度で、自分はなにが未読なのかも、1本のみしか把握してませんでしたし。

 ざっくりと未読が3本程度あるな、くらいに。



 ……いや、しかし、全巻買うのはう〜ん。

 1冊4780円で、値段もさることながら、なによりデカい分厚い重いです……読みやすい仕様になってますけど。

 とにかく置き場に困ります……読みたいのはやまやまですが……う〜ん。

(内容が重複してても、中央公論社版は捨てたくないです)


 わたしは本に関しては、紙派なので、電子では読みたくないですし……。


 ……また、〝コンプリート〟とはいっても、コンプリートにはならないんでしょうね……。


 藤子・F先生は、とにかく加筆修正の鬼だから、ほかにもたくさん雑誌掲載版とは異なるものが……(遠い目)



 肝心なこと書いてませんでしが『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』は、もっと安い一冊1111円のものもあり、収録されてるものじたいは同じです。

 その他、もっと安いものもあります。文庫なども。


 ただ、大人向けに描かれたものはバッドエンドばかりになります。その場合『異色短編』と書かれてこともあります

 また、少年誌に描かれたジュブナイルテイストのものもあって『少年SF短編』と区分けされてる場合もあります。

 

 藤子・F・不二雄大全集版もそうなってます(たまにブックオフでも見かける場合もあります)

 ちなみに小・中学の甥や姪たちにプレゼントしてるのは、『少年SF短編』のほうだけにしています。


 

 マンガアプリにもあるかと思います。

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