1700文字 映画『電人ザボーガー』の監督はセクシャルマイノリティ?
監督は井口昇です(69年生まれ)
どの辺りから井口昇を知ったかというと、もうハッキリ覚えてないけど、最初は舞台の大人計画の団員として何となく知ってて、最初に観た映画が『恋する幼虫』(2003年)だった。
その辺から井口昇の名前を覚えてチェックするようになったと思う。
『片腕マシンガール』(2007年)『ロボゲイシャ』(2009年)の少し前くらいかな。
井口昇のご本人のサイトからだったと思うけど、そこに幾つかAVもあり、そういったものも撮っていたことを知った。
井口昇なら、AVでも特撮を使ったりユニークなものになってるじゃないかと思い、『うんちのいけにえ』だったか『美少女うんち』そんなタイトルのDVDを1本買ってみた。
うぎゃあああ! ムリムリッ!! ……私にはムリな内容だった。
ごめんなさいごめんなさい!
タイトルまんまでトンチはなかった……。
でも、折角なので、少しストーリーも入ってた感じなので、なんとか最後まで視聴はした。
それでも映画監督しては面白いので、気になる存在だった。
エッセイ? 自伝? もうだいぶ内容忘れてしまったけど著作も読んだ。
『恋の腹痛 見ちゃイヤ!イヤ!』というタイトルだった。
それで伝説のAVを撮った人だったということをようやく知った。
先に、その著作から入るべきだった w
そんな伝説的なAVに出てた女優の卯月妙子に恋してたことなどが綴られていた。
何か色々、おかしい……。
ガチで恋!? マジバナ!?
卯月妙子はマンガも描いており、幾つか単行本も出ている。
個人的には応援しているが、お勧めはしません……。
気の弱い方は読まない方が良い。
そんな内容なのである。せめてユルい絵柄なのが何とか読める感じだろうか。
特に『人間仮免中』はやめておいた方が……。
AV女優やメンタル疾患のエッセイマンガならまだ良いかも。
それよりは、中川翔子が描いたマンガの『脳子の恋』の方がフツーにお勧め出来そう。
しょこたんである。マンガが1冊出ており、その原作を井口昇がやっている。
内容は、私がうっかり観てしまった井口昇うんちAVのストーリーと少し似ていた。
うんちは出さず、その内容をホラーに変換した感じだった。
井口昇、何かおかしいおかしい! とか言ってると、私と似通った趣味のバイセクシャルの女性から、興味深い話を聞かされた。
(井口昇は、割と女性人気もあるような印象がある)
その女性には、レズビアンの知人がおり、井口昇の『クルシメさん』(98年)を絶賛してると言うのだった。
……そう言われると確かに『クルシメさん』はレズビアン映画としても観れないこともないなと思った。
更に井口昇は、ツイッターで自分は性同一性障害のレズビアンだとの呟いてるのも、わたしはたまたま見た。
なるほど、そういうことだったか! と合点がいったのである。
そういや、井口昇は谷崎潤一郎の『卍』も映画化してたな、と。
でも、井口昇の著作には、性同一性障害のレズビアンであるなんて書いてなかったと思うんだけど(なんか色々おかしいとは感じてたけど)
多分、その本を書いた時はまだそんな自覚が無かったのかもしれない。
(2005年に刊行された本だった)
なんせ、昭和の人だ。
私は、久しく井口昇映画から離れてしまってるけど、またチェックしてみようかと思う。
他観たものでは『ゾンビアス』『猫目小僧』『富江 アンリミテッド』『ヌイグルマーZ』(原作読んでからの方が良いかも?)
(何かが岡田斗司夫にディスられてたらしいが、いやいや、岡田斗司夫が語るには畑違いな感がするのだが……)
その辺までしか観てなかった。だいたい面白かった。
ドラマだと、『週刊真木よう子』の井口昇回は観たと思うけど、諸星大二郎原作の『栞と紙魚子』まではチェックしてなかった。
他、マンガ原作だと『監獄学園』がある。
昔、ケーブルTVで竹中直人と井口昇がお互いフェイバリットな映画を語り合うという企画があった。
竹中直人は『ブレードランナー』で、井口昇は『サンセット大通り』だった。
ん? 記憶違いかも……。井口昇はデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』だったような? そこから『マルホランドドライブ』の話になって、『サンセット大通り』の話になったとかだったかも……。
暫く離れてせいか、い、色々忘れてます。
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